第444回上方落語の会に行ってきました。
4月4日に開催するなんて「いいね👍」をあげたいです。


申し込んだときは出演者がわからなかったのですが、当選葉書を見てとっても嬉しかったです。

まん我、吉坊、松喬と並んだ名前。
どんな噺を聴かせてくれるか楽しみしかありません。


トップバッターは桂小文三さん。
初めて聞かせていただきます。
ごとく、ごとくで十徳でした。
初めてテレビに出るといってましたが、かなり手慣れた落語でした。
安心して聞けますが、聞いててわたしの心が盛り上がらなかったのが残念。

2番手は桂三幸さん。
噺家の内輪ネタみたいな創作落語でしたが、出てくる方たち
「ああ、あの方ね。」
と想像しながら聞くのが楽しかった。
「天井高い」
噺家が受けなかったら天井が高いってことなのね(笑)

ホントにお久しぶりのまん我さん。
何年ぶりでしょう。
以前聞いてたときはまだまだ若手だったのに登場の仕方から貫禄が出てきてました。
まるでわたしのために演じてくださったみたいな「三十石夢の通路」
寺田の浜の賑やかな様子から、船の中、船頭の唄、上げたり下げたり笑わせながらも情緒を感じます。
あっという間に八軒屋の浜に着きました。

次は桂吉坊さん。
この方の噺を聴くのも何年ぶりでしょう。
声が以前より低くなってて、年月を感じました。
吉坊さんはほんとに上手い。
「錦の袈裟」
沢山笑いました。

とりは笑福亭松喬さん。
「近江八景」
近江八景を織り込んだ恋文の表と裏の読み解きがおもしろかった。
現代ではあまり身近ではなくなってますが、昔は誰でも近江八景を知ってたんですね。
教養の中身も時代によって変化していくんだなあと噺を聴きながら思ってしまいました。

第444回上方落語の会最高でした。


NHKホールのエスカレーターの踊り場から見た大阪城、きれいでした。