今回の四国旅そろそろ終わりです。

高知で一番の料亭と聞いて出掛けました得月楼。
 
宮尾登美子の小説「陽暉楼」の舞台になったところです。
 

 
玄関には水が打たれ大きな赤い暖簾が格式を感じさせます。
 
 
通されたお部屋は小ぢんまりした十畳間。
ちょっと古い感じのお軸は伊藤若冲の雀でした。
 
 
 
 
土佐料理のコースをいただきました。
お世話をしてくれるのは、慣れた感じの仲居さん。
高知言葉がなんとも粋に聞こえます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上のようなお料理でした。
中でもたたきはあぶりたての鰹で、塩だけでとても美味しくいただきました。
 
高知の人はお酒が大好きなので、お酒を飲みながら料理をゆっくり楽しむ人が多いそうです。
なのでお酒のあてになる酒盗が自家製で好まれているそうです。
 
この日も大きな宴会が入っているらしく玄関の方から賑やかな声が聞こえていました。
 
泊まった城西館の番頭さんが、
「お庭が良いからぜひ見てきてください。」
と言ってましたが、池のあるお庭の方は残念ながら見ることは叶いませんでした。

次回は他のたたきのお店に行きます。