帰りのジャカルタ空港。
一応、市街モールの書店と、国立図書館は回った。が、めぼしい本を見つけはしていなかった(国立図書館はざっと回っただけで利用した訳ではない)。
ジャカルタやインドネシアの歴史を知る旅で俄然高まった興味関心をどう伸ばしていこうか、の矢先。
恐らく殆どは、国内で翻訳も望めない専門書の類で(だが当該書店ではbestsellerのラベルが付いてるのが何冊かあった)、買上げ額も中々。
無論、この旅中最高額の買い物。
もはや病気のレベルだが仕方ないところだ。
普段なら、こういう場合は、一旦書名を控えておいて、後から適宜amazonなりで注文するのが常。
が、人との出会いと同じで、本との出会いも運命的なものがある。
「どうしても今買わねば」と思ったらもはや後先も考えられない。
この旅は、歴史を知る意味が非常に深い旅となった。
「インドの代わりにインドネシア」は直感的選択だったが、来てみたら「ドンピシャの大正解」だった。
本の購入は、その締めくくりになったと言うべきだろう。