順序としては変だが、2日目の午後、ようやく広島市街観光で広島平和記念公園へ。


タクシーで聞いて意識してなかった歴史は、広島城も、原爆投下で吹き飛び、現在の天守は戦後再建されたものとのことだ。


原爆ドームも、保存か解体か、住民間で議論が交わされたという。

保存の判断は、間違いなく広島市民の叡智と良識に拠るものだ。

9.11テロのグラウンド・ゼロは跡形もなく新たな建物で塗り固めて、歴史ごと忘却しているのとは対照的。

遺したからこそ、振り返るよすがとなる。





岸田首相がG7サミットの開催地に地元を選んだ功績も大きい。

ロシアへの対抗意図があるとは言え、世界にきちんと「原爆投下地としてのヒロシマ」に目を向けさせ、注目させたからだ。