インフラがいつ回復するかもわからないなか、あなたは食料をシェアできる??
今回はホッコリしたお話です。
外国人から見た日本人の素晴らしい行動、はよく目にしますが、逆ってなかなかありませんよね?非常時の外国人の何気ない行動が素敵だったのでシェアします。
僕が外国人の素敵な行動を目撃したのは、人口500人くらいの小さな町でした。引っ越して三日目に、運が悪くも突然の豪雪に見舞われることに
しかも停電のおまけつき、物理的にも道路が封鎖されて逃げられない状況に陥りました。
やば、食料全然ない!
手持ちで全然生ものがなく、あるのはパスタの乾麺や調味料のみ
今どきオール電化と言えば聞こえはいいですが、停電したとき何にもできなくなります。暖房は勿論、温かいコーヒーも心休まるシャワーも明かりも全て電気が必要です。
しかも町が丸ごと停電、二日間続きました。
道も降雪とそれに伴う倒木の関係で封鎖、雨風防げる家と人だけがあり被災地を連想させます。
そんな状況で感心したことが二つあります。
一つは気楽さです。
まずその状況でやったことが、みんなで朝からカフェに行く、でした。
「温かいコーヒーを飲まなくては始まらない」
カフェには町で唯一発電機があり、雪の日でも開いてました。到着すると満席、とても賑わっています。笑顔に溢れて、みんな素直に温かいコーヒーを飲んでリラックスしています。
こんなとき日本人は情報集めに必死でピリピリしていますが、楽観主義というか
「雪で仕事ができないし、今日はのんびり過ごそうぜ」
という印象です。
じゃあ外国人は何にもしてないかというと、そんな事もありません。
ちゃんと情報交換するのです
同僚と通勤の方法やシャワーを浴びる方法などシェアしました。
そう、知っている事を、わざわざ隣の家から雪をかき分けてやってきて、シェアしてくれるのです。
気楽な人が多い分、みんな辛い状況でも前向きでした。
日本だと非常時の初動で協力を思い浮かべる人はとても少ないと思います。
二つ目は積極的な助け合い精神です。
東日本大震災で、日本人が列に並んで避難所物資を分け合う姿は海外で大きな反響を呼びました。
しかし、災害が起きるとスーパーで大量に物を買いこむ人が居たりするのもまた事実です。
停電初日、ハウスメイトや同僚同士で色々な助け合いがありました。例えば
・車(4WD)のシェア
・キャンドルのシェア
・カセットコンロのシェア
などなど、電気がいつ復旧するか分らない状況で積極的にシェアしてくれます。特に頼んでもないのに温かい紅茶を出すニュージーランド人には感動しました。
実際ガス缶は有限(実際停電初日の夕方になくなった)を惜しみなく他人に提供できる心の広さは敵いません。また、キャンドルをもらったおかげで夜も最低限の灯りが手に入ります。
僕ならできるだけ細々、節約して使います。どうなるかわからない状況で積極的に温かい飲み物を提供する姿は尊敬に値します。
営業時代、色々なところでお茶やコーヒーをご馳走になりましたが、人生で一番心温まったお茶は間違いなくこのときです。
一杯の紅茶で心までポカポカにしてもらえたお話でした。