2014年5月8日(木) 第30カ国目 二度目のイエメン
本日、午前中のフライトにてイエメンを脱出しました。
滞在中に起きたイエメンの治安の危険度を感じさせる出来事を整理すると・・・
滞在初日
いかに外国人が標的か(もはやイエメン全土が危険)をマーシー他 現地人から聞かされる。
2日目
新市街中心部の広場裏で、早朝7時半頃テロリストによる遠隔爆発が起きる(死傷者は無し)。
3日目
首都サナアで働くフランス人3人組がテロリストによって殺される。
4日目
首都サナア郊外で警察とテロリストとの軍事衝突が起こり、多数の死傷者が出る。
最終日5日目
警察がフランス人を殺したテロリストを殺す。
というね・・・
こんな新聞記事を毎日見せられました。。。
イエメンに滞在していたこの5日間は、外に出るときは常にアバヤというムスリム女性の服を着て
外国人だとバレないように常に変装しながら街を歩きました。
そんなイエメン人女性は、本当に不自由なことが多い。
①当然、顔を含めて他人に肌をさらしてはならない[女性同士はOK]。
②ひとりで、どこかへ行ったり・外で何かをすることが許されない。
③公共バスで座席に座るときも、見ず知らずの男女が隣同士に座ってはいけない。
④都市から都市へ移動する時は必ず男性同伴でなければバスに乗れない。
⑤街の定食屋やチャイ屋に入れない。(それらは男性の場所)
⑥レストランへ行くときは男性に注文を任せなければならない。 ・・・etc
まぁこんな決まりごとなんて、氷山の一角なんでしょうけど。。。
正直ワタシはアラブの女性があまり好きではありませんでした。
いくら社会的立場が弱いとはいえ、
いつもいつも『守ってもらうことが当たり前』の認識で
お礼も言わないし、挨拶はおろか笑顔すら見せない光景ばかり目の当たりにしてきましたから。
ただ今回たった5日間でもムスリム女性になりきって、その規制の多さに多大なるストレスを感じ
つくづくワタシは日本に生まれた幸せと喜びを感じました。
アラブ社会に比べれば、日本の男女格差なんて微々たるもの。
もちろん先進国の中で比べてしまうと日本は大幅に遅れていますから
比較対象の基準をどこに置くかで、見解はまったく別のものになりますけど。。。
男女同権って難しい。
だって、性別が違う時点で持っている可能性も能力も役割も違うのだから
同じ権利を保とうとする努力は大事だけど、現実的に同じでいられるはずがない。
「差別」と「区別」は紙一重。
ワタシは女性として、日本社会の中で6年半生きてきました。
治療家という業界は女性の割合が20%前後という男性の主体の社会で、
日によって女性スタッフが自分ひとりだけなんてことはよくありました。
患者さんの割合は男女半々もしくは女性の方が多いくらいなのに。
この時代ですから、
先輩スタッフたちはワタシを女性として手加減してくれていたとは思うけれど
それでも治療家として男性と同じ仕事量を同じ時間だけ100%でやりきるのには
相当な体力も精神力も消耗します。
仕事に集中できるハタチ前後のあの頃は、むしろそれが楽しくて・やりがいを感じまくっていて
バリバリにキャリアを重ねることが自分へのご褒美だった。
男女差なんてどうでも良かった。
だけど、
女性が男性のように働いて社会で認められるという生き方は
女性が女性としての人生を歩めないってこと なんです、残念ながら。
産休や育休なんて制度として名目上整えても、実際に使える雰囲気じゃない会社は山ほどあって
結婚や妊娠という本来おめでたいはずの報告を上司にする“気まずさ”。
そして本心を隠しきれず完全に微妙な反応をしながら「おめでとう・・・」と言う上司。
これが男性なら、家庭を持つことで責任が生まれて今まで以上に仕事に精をだせる
だから上司も周りも祝福し、期待する。
場合によっては昇進すら近くなる。
しかし女性はそうはいかない。
家庭を持つことで仕事以外のプライベートな仕事=旦那様のお世話が増える(というイメージ)
妊娠による戦線離脱というマイナス要素と常に隣り合わせになる・・・
そうとらえられてしまうのが、日本社会における女性の結婚です。
周りをガッカリさせたくないし、
自分だって結婚前後で仕事の質を変化させたくない。
とはいえやっぱりできることには限界があって、
あちらを立てればこちらが立たずで無理が生じる。
結果として、役職からの降格はもちろん正社員雇用から外れたり、子作りを諦めたり
どちらかを選択せざるを得なくなる。
イエメンではそんな心配が起こらないほど、女性は社会参加できない。
貧しい場合は10歳すぎたら政略結婚させられて、13歳なんかで出産するケースがある。
社会参加どころの話ではなく、
女性本人がどう生きたいかを考える余地すらない。
北米では、履歴書に年齢や配偶者について記載する欄がない。
法律で、載せてはいけないことになっている。
個人の能力で雇用を決めるのが正しいことで、条件で雇用を決めてはいけないシステムだから。
もちろん、産休や育休をとるのに気まずい雰囲気などは存在しない当然の権利。
今の日本はちょうどこの狭間にいるのだろう。
男性本位の社会で生きる難しさばかりを言ってしまったけど、考えてみれば女性だってずるい。
男女同権を叫ぶくせに、
レディファーストだとかデート代は男性が払うものだとか主張するなんて
全然男女同権じゃない面倒臭さ。笑
“女性が女性の人生を全うしながら社会と共存して生きられる”
そんな進化を望むけれど、
ただ望むだけじゃなく自分自身がその道を切り開いていけるように、先達になれるように、
もっともっと人間力を深めたい。
もっともっといろんな世界を知りたい。
だから、旅はやめられない。
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※私自身ランキングの意味はサッパリわかっていませんが、
気が向いたら適当にクリックしてみてください↓↓↓
結果、何が起こるのか見てみたい。

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本日、午前中のフライトにてイエメンを脱出しました。
滞在中に起きたイエメンの治安の危険度を感じさせる出来事を整理すると・・・
滞在初日
いかに外国人が標的か(もはやイエメン全土が危険)をマーシー他 現地人から聞かされる。
2日目
新市街中心部の広場裏で、早朝7時半頃テロリストによる遠隔爆発が起きる(死傷者は無し)。
3日目
首都サナアで働くフランス人3人組がテロリストによって殺される。
4日目
首都サナア郊外で警察とテロリストとの軍事衝突が起こり、多数の死傷者が出る。
最終日5日目
警察がフランス人を殺したテロリストを殺す。
というね・・・
こんな新聞記事を毎日見せられました。。。
イエメンに滞在していたこの5日間は、外に出るときは常にアバヤというムスリム女性の服を着て
外国人だとバレないように常に変装しながら街を歩きました。
そんなイエメン人女性は、本当に不自由なことが多い。
①当然、顔を含めて他人に肌をさらしてはならない[女性同士はOK]。
②ひとりで、どこかへ行ったり・外で何かをすることが許されない。
③公共バスで座席に座るときも、見ず知らずの男女が隣同士に座ってはいけない。
④都市から都市へ移動する時は必ず男性同伴でなければバスに乗れない。
⑤街の定食屋やチャイ屋に入れない。(それらは男性の場所)
⑥レストランへ行くときは男性に注文を任せなければならない。 ・・・etc
まぁこんな決まりごとなんて、氷山の一角なんでしょうけど。。。
正直ワタシはアラブの女性があまり好きではありませんでした。
いくら社会的立場が弱いとはいえ、
いつもいつも『守ってもらうことが当たり前』の認識で
お礼も言わないし、挨拶はおろか笑顔すら見せない光景ばかり目の当たりにしてきましたから。
ただ今回たった5日間でもムスリム女性になりきって、その規制の多さに多大なるストレスを感じ
つくづくワタシは日本に生まれた幸せと喜びを感じました。
アラブ社会に比べれば、日本の男女格差なんて微々たるもの。
もちろん先進国の中で比べてしまうと日本は大幅に遅れていますから
比較対象の基準をどこに置くかで、見解はまったく別のものになりますけど。。。
男女同権って難しい。
だって、性別が違う時点で持っている可能性も能力も役割も違うのだから
同じ権利を保とうとする努力は大事だけど、現実的に同じでいられるはずがない。
「差別」と「区別」は紙一重。
ワタシは女性として、日本社会の中で6年半生きてきました。
治療家という業界は女性の割合が20%前後という男性の主体の社会で、
日によって女性スタッフが自分ひとりだけなんてことはよくありました。
患者さんの割合は男女半々もしくは女性の方が多いくらいなのに。
この時代ですから、
先輩スタッフたちはワタシを女性として手加減してくれていたとは思うけれど
それでも治療家として男性と同じ仕事量を同じ時間だけ100%でやりきるのには
相当な体力も精神力も消耗します。
仕事に集中できるハタチ前後のあの頃は、むしろそれが楽しくて・やりがいを感じまくっていて
バリバリにキャリアを重ねることが自分へのご褒美だった。
男女差なんてどうでも良かった。
だけど、
女性が男性のように働いて社会で認められるという生き方は
女性が女性としての人生を歩めないってこと なんです、残念ながら。
産休や育休なんて制度として名目上整えても、実際に使える雰囲気じゃない会社は山ほどあって
結婚や妊娠という本来おめでたいはずの報告を上司にする“気まずさ”。
そして本心を隠しきれず完全に微妙な反応をしながら「おめでとう・・・」と言う上司。
これが男性なら、家庭を持つことで責任が生まれて今まで以上に仕事に精をだせる
だから上司も周りも祝福し、期待する。
場合によっては昇進すら近くなる。
しかし女性はそうはいかない。
家庭を持つことで仕事以外のプライベートな仕事=旦那様のお世話が増える(というイメージ)
妊娠による戦線離脱というマイナス要素と常に隣り合わせになる・・・
そうとらえられてしまうのが、日本社会における女性の結婚です。
周りをガッカリさせたくないし、
自分だって結婚前後で仕事の質を変化させたくない。
とはいえやっぱりできることには限界があって、
あちらを立てればこちらが立たずで無理が生じる。
結果として、役職からの降格はもちろん正社員雇用から外れたり、子作りを諦めたり
どちらかを選択せざるを得なくなる。
イエメンではそんな心配が起こらないほど、女性は社会参加できない。
貧しい場合は10歳すぎたら政略結婚させられて、13歳なんかで出産するケースがある。
社会参加どころの話ではなく、
女性本人がどう生きたいかを考える余地すらない。
北米では、履歴書に年齢や配偶者について記載する欄がない。
法律で、載せてはいけないことになっている。
個人の能力で雇用を決めるのが正しいことで、条件で雇用を決めてはいけないシステムだから。
もちろん、産休や育休をとるのに気まずい雰囲気などは存在しない当然の権利。
今の日本はちょうどこの狭間にいるのだろう。
男性本位の社会で生きる難しさばかりを言ってしまったけど、考えてみれば女性だってずるい。
男女同権を叫ぶくせに、
レディファーストだとかデート代は男性が払うものだとか主張するなんて
全然男女同権じゃない面倒臭さ。笑
“女性が女性の人生を全うしながら社会と共存して生きられる”
そんな進化を望むけれど、
ただ望むだけじゃなく自分自身がその道を切り開いていけるように、先達になれるように、
もっともっと人間力を深めたい。
もっともっといろんな世界を知りたい。
だから、旅はやめられない。
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