2014年5月5日(月)~7日(水) 第30カ国目 二度目のイエメン 




サナアも、居心地の良かったエリトリアの首都アスマラ同様、標高が2000mくらいある。
だから気候が穏やかで過ごしやすいが、そのぶん昼夜の気温差は結構ある。

昼間は日差しが強いので、この真っ黒なムスリム衣装は光を集めて暑い・・・。


2日目の朝、マーシーが予定より15分くらい早くワタシを迎えに来て、
カタコトの日本語で「ダイジョブ???」という。

聞くと、1時間ほど前に新市街の中心地;タハリール広場で
爆発騒ぎ があったという。


早朝7時半頃の出来事+小規模なもので死傷者はゼロだったらしいけど、
リモコンを使った遠隔操作で、テロリストによる無差別攻撃(または威嚇)。

ドーンというすごい音が街中に響いて、大騒ぎになったんだとか。

当然タハリール広場に程近いこのホテルにも音は届いて、スタッフはそれで起きたそうだ。
7時半って言ったら、ワタシが起きる10分前くらいだったはず。

でも、知らん・・・。

え、あの音で起きなかったの!?とマーシーにも驚かれたけど。
知らんもんは知らん!

テロによる爆発騒ぎは半年振りって言ってたけど、マジで洒落にならんな・・・。


イエメン101

爆発現場。ゴミ溜めだったらしいけど。



この日は、脱出用のフライトチケットを手配したり、
今後戻るのアフリカのルートを練ったり
事務作業をしつつ軽く旧市街を歩き、ちょっとしたイエメン土産を買って終了。

脱出用フライトは木曜日だから、イエメンに居るのはあと2日。

正直サナア周辺の観光はほとんど前回終えてしまっているから特別行きたい場所はないんだけど
危険な状況でマーシーはずっとついててくれてるってこともあるから
このままタダってのもなんだし、サナアから5時間で行けるジブレという街にでも
1泊2日でエクスカーションしてみっか!と、話を聞いてみた。


ワタシ的に予算はUS100だと思ってて、最初提示してきた彼の金額はUS150.
まぁ他に誰かが居るわけでもないから個人で高くつくのはしょうがないんだけど、
US150出してまで行きたいかって言われると、微妙なところなんだよねー。

で、結局要らないところを省いたりして折り合いをつけた結果1泊2日US120で決着。

正直、US120出す価値があるかって言うのも謎だけど、
昨日おとといと2日間無料でガードマン的に付き合ってくれたことも含めて考えれば
US120÷4日間=US30/day っていう対価はまぁ彼には妥当かな、と考えた次第です。。。



3日目の朝、早朝6時にマーシーが宿まで迎えに来て、シェアタクシーで中継地イッブに向かう。
その移動中、本日付の朝刊を彼が私に見せてきた。
写真しかわからないけど、白人が倒れている様子が第一面に載っている。

昨日、サナアで白昼堂々と現地就労のフランス人3人組が
テロリストによって殺害された
 とのこと。


テロリストの主なターゲットは外国人と警察・軍部だという。

警察・軍部はまだしも、なんで外国人がターゲットにされるの?と聞くと
テロリストは教育を受けられない学のない人が多いから
“外国人=政府を助ける仕事をしている”
と思い込んでいる人が多く、観光客・現地労働者関係なく狙われるのだという。


いやータイミングは違うとはいえ
このフランス人3人組が襲われた場所、ワタシも昨日ニアミスしてましたけど。。。



そういや昨日新市街を歩いていたときも、しきりにマーシーが

・このスーパーで3ヶ月前イギリス人が襲われた
・この電気屋で去年アメリカ人が誘拐されたんだけど、
 現地人も報復を恐れて誰もかばってあげられなかった  ・・・みたいな情報言ってたっけ。


道中は基本的に目しか出してないから良く見ないとアジア人だなんてわからない。

ただマーシーとの会話は英語だから、会話聞かれるとスグにバレてしまうけどね。
まぁこれだけ今サナアが騒がしくて、誰が味方で敵かすらわからない状況なら
ある種、ジブレなんていう田舎街に逃げて正解なんだろうと思う。




つづく



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