「鳥取砂丘で子どもと思いきり遊びたいけど、泊まるならどのホテルがいいんだろう……」

調べ始めると、「砂丘近く」と書かれた宿でも実際は鳥取駅周辺だったり、車がないと行きにくかったりして、比べるほど分からなくなりがちです。子連れだと、家族が1室に収まるか、砂まみれで戻ったあとのお風呂や洗濯をどうするかも外せない条件になります。

実は、砂丘のすぐそばに大型ホテルはほとんどなく、候補は「鳥取駅周辺」と「砂丘に近い賀露(かろ)エリア」に分かれます。まず車で動くか、電車・バスで動くかを決めると、比べるべき宿は自然に2つほどに絞れます。

先に結論:条件別の選び方

電車・バス旅で小さな子と泊まる → 鳥取グリーンホテルモーリス
4~6人で1室にまとまりたい → ホテルモナーク鳥取
車旅で子ども料理と貸切風呂を重視 → 観水庭こぜにや
とにかく砂丘の近くに泊まりたい → 味覚のお宿 山田屋

鳥取砂丘で子連れ向けホテルを選ぶ3つの基準

鳥取砂丘周辺の宿は数が多くないぶん、「どこが一番いいか」より「自分たちの旅の形に合うか」で選ぶと迷いにくくなります。

① 移動手段:車か、電車・バスか

鳥取駅から砂丘へは路線バスで約20分と案内されています。車がないなら、バスターミナルに近い駅周辺の宿が基本です。車があるなら、駐車場が無料・出し入れ自由かどうか、砂丘に近い賀露エリアまで候補を広げられます。

② 家族全員が1室に収まるか

駅周辺のビジネスホテルはツイン中心で、「添い寝なら小学生以下OK」という形が多くなります。子どもが大きい、または4人以上で1室にまとまりたい場合は、和室や和洋室のある宿を優先したほうが確実です。

③ 砂遊びのあとのお風呂・食事

砂丘で遊んだあとは、髪や服まで砂だらけになりがちです。大浴場や貸切風呂の有無、子ども向けの夕食があるかどうかで、夜の過ごしやすさが変わります。

鳥取砂丘の子連れ向けホテル4選 比較表

ホテル 砂丘への目安 家族向けの条件 向いている人

鳥取グリーンホテルモーリス

駅徒歩2分→バス約20分 小学生以下添い寝無料・無料ランドリー 電車・バス旅で幼児~小学生連れ
ホテルモナーク鳥取 車20分/駅徒歩5分 最大6名の客室・温泉大浴場 4~6人で1室にまとまりたい
観水庭こぜにや 車20分 貸切風呂・子ども用夕食・無料駐車場 車旅で旅館の夕食も楽しみたい
味覚のお宿 山田屋 車10分 海が見える展望風呂・無料駐車場 砂丘に近く、海鮮も楽しみたい

表を見て「車がないならモーリスかモナーク」「車があるならこぜにやか山田屋」と分かれば、もう半分は決まったようなものです。あとは、1室に何人泊まるか、お風呂と食事をどこまで重視するかで最後の1軒を選びます。

各ホテルの特徴と、向いている家族

鳥取グリーンホテルモーリス|電車・バス旅×小さな子どもの添い寝向き

車を使わず、電車やバスで鳥取砂丘へ行く家族が最初に検討しやすいホテルです。JR鳥取駅北口から徒歩2分と案内されていて、砂丘行きのバスが出る駅前バスターミナルまで荷物を持って歩く距離が短くて済みます。

子連れでうれしいのは、小学生以下の添い寝が無料という条件です。ただし寝具・アメニティはなく、ベッド1台につき添い寝は1名まで。ツインなら大人2名+小学生以下2名、ダブルなら大人2名+幼児1名という考え方になります。乳児向けのベビーベッドは、事前連絡で無料で用意してもらえると案内されています。

もう一つ、砂丘旅で役立つのが館内の設備です。洗濯機・乾燥機が無料(洗剤は有料)と案内されているため、砂だらけになった服をその日のうちに洗えます。男女別の大浴場とサウナ、約5,000冊のマンガがあるゲストラウンジもあり、雨の日や夜の時間も過ごしやすい構成です。

一方で、客室はシングル・ダブル・ツインが中心で、和室はありません。子どもが中学生以上、または家族4人以上で添い寝の条件に収まらない場合は、1室で泊まれるホテルモナーク鳥取のほうが合います。車の場合は、ホテルから約30mの契約立体駐車場(1泊660円・高さ205cmまで)を使う形になります。

子どもの年齢が添い寝の範囲に収まるなら、候補に残しやすいホテルです。人数とベッド数の組み合わせで選べる部屋が変わるため、自分たちの人数で確認してみてください。

▶ 鳥取グリーンホテルモーリスの添い寝条件とツインの空室を確認する

大人の人数・子どもの年齢・ベッド数の組み合わせをチェック

 

ホテルモナーク鳥取|4~6人家族で1室にまとまりたい人向き

「家族みんなで同じ部屋に泊まりたい」を優先するなら、まず比べておきたいホテルです。公式サイトでは最大6名まで泊まれるグランルーム・和洋室が案内されていて、和洋室デラックスはベッド2台と和布団4組で最大6名まで利用できるとされています。

子どもが大きくなってきて添い寝の条件から外れる家族や、祖父母も一緒の3世代旅行でも、部屋を分けずに済む可能性があるのがモーリスとの大きな違いです。

館内には敷地内の自家源泉を使った天然温泉大浴場「おしどりの湯」があり、館内着のまま利用できます。宿泊者の利用時間は6:00~9:30と12:30~24:00で、大人は入湯税150円が別途かかります。砂丘から戻った夕方にそのまま温泉で砂を落とせるのは、子連れには助かる流れです。

場所はJR鳥取駅北口から徒歩5分、砂丘へは車で20分と案内されています。駐車場は70台で出し入れ自由、1泊500円です。電車でも車でも使いやすい一方、夕食に子ども向けの旅館料理を求めるなら、観水庭こぜにやも比べておくと判断しやすくなります。

1室に泊まれるかどうかは部屋タイプごとに定員が違うため、泊まる人数で絞り込んで確認するのが近道です。

▶ ホテルモナーク鳥取の家族で泊まれる和洋室・グランルームを確認する

宿泊人数で部屋タイプと料金をチェック

 

観水庭こぜにや|車旅で子ども料理と貸切風呂を重視する人向き

「せっかくなら温泉旅館で、子どもと一緒に夕食も楽しみたい」という家族に合う宿です。鳥取市街地にありながら自家源泉かけ流しの温泉があり、大浴場・露天風呂に加えて貸切風呂があります。

公式サイトでは、貸切風呂は宿泊者専用で無料・予約不要(15:00~翌朝9:15)と案内されています。小さな子どもが大浴場で騒いでしまわないか気になる家族や、おむつが外れたばかりの子どもがいる家族でも、周りを気にせず入りやすい条件です。

楽天トラベルの夕食付きプランでは、小学生にはお子様用和食会席、未就学の幼児にはお子様プレートが用意されると記載されています。子どもの食事内容がプランに明記されている点は、他の3施設との大きな違いです。

駐車場は無料の平面駐車場で、出し入れ自由・車両制限なしと案内されています。砂丘へは車で20分。鳥取駅から徒歩10分で、無料送迎バスもあります。注意点としては、夕食の最終開始時間が19:30であること、プランによっては部屋の仕様を選べない(宿おまかせ)ことです。砂丘で遅くまで遊ぶ予定なら、到着時間に余裕を持たせておくと安心です。

子ども料理の内容や部屋の指定可否はプランごとに違うため、子どもの年齢区分と合わせて確認してみてください。

▶ 観水庭こぜにやの子ども料理付きプランと空室を確認する

子どもの年齢区分・夕食内容・部屋指定の可否をチェック

 

味覚のお宿 山田屋|砂丘への近さと海の景色を優先する人向き

今回の4施設のなかで、鳥取砂丘に一番近いのがこの宿です。宿の案内では砂丘まで車で10分、鳥取砂丘コナン空港まで車で5分とされています。朝の涼しい時間に砂丘へ行きたい家族や、飛行機で鳥取入りしてレンタカーを借りる家族には移動の負担を抑えやすい立地です。

目の前が賀露港で、港で水揚げされた海の幸を使った料理が特徴の宿です。日本海を一望できる展望風呂(夜16~24時、朝6~9時)があり、海の近くに泊まる気分を味わいたい人にも合います。

ただし、駅からは車で約10分のため、基本的には車がある家族向けです。無料駐車場は10台で、宿から3軒隣にあると案内されています。チェックインは16:00から、最終チェックインは19:00と早めなので、砂丘で夕方まで遊ぶ日は時間配分に注意が必要です。子ども向けの食事や子どもの料金区分については今回の調査では確認できなかったため、予約画面で確かめてから決めてください。

砂丘への近さを一番に考えるなら候補に残しやすい宿です。家族の人数に合う和室があるか、子どもの食事がどうなるかを同じ日程で確認してみてください。

▶ 味覚のお宿 山田屋の客室タイプと子どもの宿泊条件を確認する

部屋の定員・子どもの食事・チェックイン時間をチェック

 

迷ったらこの2施設を比べればOK|条件別の絞り込み

4軒すべてを見比べる必要はありません。最初に決めた移動手段で、比べる相手はほぼ決まります。

電車・バスで行く家族
→ モーリスとモナークを比較。子どもが小学生以下で添い寝に収まるならモーリス、4人以上で1室にまとまりたいならモナーク。

車で行く家族
→ こぜにやと山田屋を比較。子ども料理と貸切風呂を優先するならこぜにや、砂丘への近さと海の景色を優先するなら山田屋。

それでも決めきれない家族
→ 電車でも車でも使いやすく、人数の融通もききやすいモナークを基準にして、もう1軒と比べてみてください。

反対に、「中学生以上の子どもがいて1室で泊まりたい」ならモーリスは今回の条件では外してよく、「車がない」なら山田屋は外して考えて大丈夫です。

料金は「同じ条件」でそろえて比べる

素泊まり中心の駅前ホテルと、夕食付きが基本の旅館では、表示される料金の意味がそもそも違います。「どこが安いか」を比べるときは、宿泊日・人数・子どもの年齢・食事の有無をそろえたうえで、キャンセル条件も一緒に見ておくと判断を間違えにくくなります。料金は日程やプランで変わるため、この記事では特定の宿を「安い」とは決めつけていません。

予約前に確認しておきたい4つのこと

1. 子どもの年齢区分と添い寝の条件
「小学生以下は添い寝無料」でも、ベッド1台につき1名などの制限があります。

2. 客室の定員
家族全員が1室に収まるか、部屋タイプごとの最大人数を確認します。

3. 駐車場の場所・料金・制限
立体駐車場の高さ制限や、宿から離れた場所にある駐車場もあります。

4. チェックイン締切と夕食の時間
砂丘で夕方まで遊ぶ日は、最終チェックインや夕食の最終開始時刻に間に合うかを見ておきます。

よくある質問

Q. 鳥取砂丘まで歩いて行けるホテルはありますか?

今回確認した子連れ向けの候補には、徒歩圏の宿はありません。砂丘まで車で10~20分の宿が中心です。砂丘の西側ではマリオットの高級ホテルの計画が報じられていますが、開業予定の段階のため、この記事の候補には含めていません。

Q. 車がなくても子連れで砂丘観光できますか?

できます。鳥取駅前のバスターミナルから砂丘方面へのバスがあり、所要時間は約20分と案内されています。その場合は、駅から歩いてすぐのモーリスかモナークが泊まりやすい選択です。バスの本数は時間帯や時期で変わるため、帰りの便まで事前に調べておくと安心です。

Q. 家族5~6人で1部屋に泊まれるホテルは?

今回の候補では、ホテルモナーク鳥取が最大6名の客室を案内しています。和洋室デラックスはベッド2台と和布団4組で最大6名までとされていますが、空室状況や部屋タイプによって変わるため、予約画面で人数を入れて確認してください。

Q. 赤ちゃん連れでベビーベッドは借りられますか?

鳥取グリーンホテルモーリスは、乳児向けのベビーベッドを事前連絡で無料で用意すると案内しています。その他の宿は今回の調査で貸し出しの有無を確認できなかったため、予約時に宿へ問い合わせるのが確実です。

まとめ|まずは「車か、電車・バスか」を決めよう

鳥取砂丘の子連れ旅行は、宿の数が限られているぶん、最初の分かれ道さえ決まれば選びやすくなります。最後まで迷ったら、今回の旅行で外せない条件を1つだけ決めてみてください。

ホテル 向いている家族 最後に確認すること
鳥取グリーンホテルモーリス 電車・バス旅×小学生以下 添い寝の人数とベッド数
ホテルモナーク鳥取 4~6人で1室 部屋タイプごとの定員
観水庭こぜにや 車旅×子ども料理・貸切風呂 子ども料理の内容と夕食時間
味覚のお宿 山田屋 車旅×砂丘への近さ 子どもの食事と最終チェックイン

電車・バスならモーリスかモナーク、車ならこぜにやか山田屋。この2択まで絞れたら、あとは同じ日程・同じ人数で客室と料金を見比べるだけです。砂丘で思いきり遊べる、家族にちょうどいい1軒が見つかりますように。

※部屋タイプ、設備、料金、食事内容、宿泊プラン、アクティビティ内容、送迎・駐車場・子どもの宿泊条件などは変更されることがあります。予約前にホテル公式サイトや楽天トラベルなどで最新情報をご確認ください。