こんにちは
まさかず@ウガンダです。
大学のテストも終わって、ゆっくりと自分のビジネスの方向性を考えることができています。
ここ数日は世界の農業について興味を持ったので調べています。
調べていく過程で多くの発見や驚きがあり、私がこのウガンダで行う農業ビジネスの方向性を絞るきっかけとなりました。
今回は私の意見ではなく、ネットの記事を参考に書かせて頂きます。参考にした記事は一番下に載せますね。
最後まで読んで頂ければ幸いでございます。
2011年世界の人口は70億人を突破しました。世界人口白書によれば2050年までに90億人を突破し、今世紀中に100億人に達するそうです。
一方、世界の食糧事情はどうでしょう?
今回は穀物をメインに考えます。穀物とは小麦、トウモロコシ、大豆、米等です。
今年生産された穀物は23億トンでそれを仮に70億人で割ると、一人当たり328キロほどになります。1人の人間は1日あたり約0.9キロ消費できるわけですね。
それなら食糧に困る人はいないはずです。しかし、穀物を食べるのは人間だけではありません。
例えば、牛。牛肉1キロ作るのに8キロの穀物が必要になります。
日本の和牛は大体700キロ前後で出荷されるので、5600キロの穀物が必要ですね。もちろん牛の餌は穀物だけではありませんが。
牛、どんだけ食うねん!w
一例ですが、世界で生産される大半の穀物が先進国で消費されてしまう構図が見えてきます。
では、食糧危機は起こるのか?
私の考えでは必ず起きます。
しかし、知ってほしいのは食糧危機によってお金を儲けている人たちがいるということです。
それは穀物メジャーと呼ばれる企業です。今日のメインはここです。
カーギル(Cargil)、ADM、ブンゲ(Bunge)、ガブロン(Gavilon)、ルイ・ドレファス(Lois Drefus)の5大メジャーは世界の7割強の穀物を支配しています。
どれも聞きなれない企業ですが、本社は全てアメリカにあります。特にABCと呼ばれるADM、カーギル、ブンゲは最強で、カーギルは年9兆円の売上げを誇ります。
しかし、この企業のほとんどが株式非公開で同族企業なんです。
今、国際経済を動かしているのは石油と穀物です。そしてそれはアメリカの世界戦略に関係しています。
アメリカの基本戦略は「石油を輸入し、その代わりに穀物を輸出」、これです!
穀物の二大生産地は北米と南米ですね。
もう少し穀物メジャーについて説明します。
彼らは基本的に自分では作物を生産しません。基本的に「安く買って、高く売る」、日本の商社みたいな仲買い業です。生産地から販売までの流通を取り仕切り、その過程でマージンを稼いでいます。
では、なぜ穀物メジャーは最強なのか?
理由は儲かるシステムを確立したことにあります。私なりにまとめると以下の3つです。
①スケールメリットで価格を統制
7割強の穀物シェアを握ることによって、価格を統制することができます。簡単に言うと価格を決めることができるわけです。また流通拠点を独占することによって、生産者と顧客をコントロールしています。
現在、シカゴにある穀物取引所の7割を投機マネーが占めていると言われ、例えば、エタノールの需要でトウモロコシにファンドマネーが入り、価格が上がるとします。それを知って農家はいっせいにトウモロコシを作ります。すると大豆や小麦が不足し、価格が高騰します。つまり、らせん的に価格が上がり、穀物メジャーに膨大な利益をもたらすというわけです。農作物の原価というのは大体決まっていて、農家には価格の変動によって少しの利益しか入りません。農業で儲けたいと思ったら生産、流通、販売の全てをやるしかないですね。
②食文化の輸出
かつてアメリカは余剰小麦を食糧援助という形で、世界中に輸出し、小麦食の世界化に成功しました。日本でも戦後、小麦文化は強く根付きましたよね。私事ですが、僕はパンが大嫌いなんです。どこがおいしいのか全く理解できません。絶対お米の方がおいしいと思います。イギリスにいるときはお米がなかったので仕方なく食べていましたが、日本に帰ってからの6カ月間はパンを一口も食べませんでした。ウガンダにも小麦文化は根付いています。ウガンダ人はパンが大好きです。朝飯にパンと紅茶は一般的になりつつありますが、彼らの生活水準からすると、高級品です。
また、食の欧米化で私たち先進国の人たちはお肉が大好きですよね。おいしい肉を食べるには家畜においしい飼料(餌)を与えなければなりません。草を食べていては、肉は硬くなり、おいしくなくなります。飼料は主にトウモロコシと大豆から作られるので、彼らは家畜飼料用に加工、輸出し、利益を得ています。
最後にバイオエタノール燃料についてです。アメリカは2005年にエネルギー政策法を施行し、バイオエタノールを石油代替のエネルギーと考えているようです。しかし、エタノールはトウモロコシから作られますよね。またここでも儲かる仕組みができています。米国の世界戦略によって、エタノール燃料の世界化なんて、たまったもんじゃないです。
③農家の種を支配する
穀物メジャーは現在、化学メーカーや製薬会社などバイオメジャーと手を組んで遺伝子組み換え品種を開発しています。遺伝子組み換え品種は病気に強く、しかも高収量で、農家には有益です。しかし、問題はそれらは雑種一代目であり、種を次の世代に残せないということです。そのため、農家は毎年、彼らから種子を購入しなければなりません。まさに、全世界の農家を支配化にしたと言っても過言ではありません。
皆さん、彼らを見てどう思いますか?お金儲けの天才ですよね。やってることがえぐい。
アメリカが世界一の超大国である理由はここにある気がします。
日本の穀物確保は今商社が必死に頑張ってるようです。
穀物メジャーの一極支配に対抗できるのは日本の商社だけでしょう。
話を農業ビジネスに戻します。ウガンダで僕は穀物で勝負しようとしていました。
専門家からは絶対無理だと言われました。
でも、どうして無理なのか理解するのに少し時間がかかりました。
今回、世界の穀物事情を調べて理由が明確に分かりました。
では、私がウガンダのためにできる農業ビジネスとは何でしょう?
答えは最初から出ていました。
心で理解するのに5カ月かかったというだけのことです。
それは次の記事でじっくりお話させて頂きます。
少し長くなってしまいましたが
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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まさかず@ウガンダ
参考URL;
http://fo-jac.blog.so-net.ne.jp/2011-01-20(資源と環境・エネルギー食糧危機と日本 その17 食料価格高騰(4)/第2の人生を国際協力で日本に貢献しよう)
http://trakl.blog121.fc2.com/blog-entry-247.html(穀物メジャーによる食糧の支配/治療・病状日誌)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=100489(米国の食糧支配・穀物メジャーについて/るいネット)
http://okaiken.blog.ocn.ne.jp/060607/cat10486316/(穀物生産と先進国と食糧の自給/そりゃおかしいぜ)