貯金だけでは物価高で苦しくなる一方、だから特に興味もないけど仕方なかく投資しなきゃ、と思っている人はたくさんいると思います。


株式投資は素人には難しいのではないか?という印象は誰しもが持っていると思います。しかし、これから書くことは誰しもが実践できる投資方法であり、投資大国のアメリカでは誰しもが実践できている方法であります。


それは、月々の収入の一部をインデックスに積立投資することです。


インデックスとは株式のセット販売、お菓子の詰め合わせセットみたいなものです。


インデックス1株の中に、アップル株5%、マイクロソフト株5%、アマゾン株4%、コカコーラ株2%、、、と沢山の会社の株が入っています。


つまり、インデックスを買うだけで、沢山の会社の株に分散投資することができるのです。


一つの会社だけに投資していると、もしその会社が倒産したとき、資産の全てが紙切れになってしまいます。これが投資を始めたての人が一番心配することでしょう。


しかし、インデックスであれば、その中の一社に何か良くないことが起こったとしても、全体への影響はほぼ0です。


そして、インデックスでは会社の時価総額によって配分の大きさが変わります。ある会社の時価総額が大きくなってくると配分も大きくなり、時価総額が少なくなってくると配分も小さくなるのです。


つまり、勢いのある会社の株への配分は自然と大きくなっていき、元気がなくなってきた株への配分は自然と小さくなっていくのです。


インデックスはとても優れた投資商品ということなのです!飛行機の自動パイロットのようなものなのです。


ですから、インデックスさえ買っていれば後は何もする必要はないのです。何の専門的知識や投資技術も要りません。だから誰でもできる投資なのです。


そして、インデックスにはほとんどのプロも勝ち続けることはできません。ですから、アメリカではプロのファンドマネージャーとかの存在意義が問われる事態となっているのです。プロを名乗る一方で、投資している中身はほとんどインデックスと同じという隠れインデックス派もいるほどです。


では2023年の年初にインデックスに投資してほったらかしにしていたら資産はどれくらい増えたのでしょうか。


答えは+35%です。これはアメリカの株式指数S&P500(日本の日経平均やTOPIXのようなもの)に連動するインデックスに日本円で投資していれば、配当金込みで+35%の利益が得られました。


100万円投資していれば135万円になっていたのです。貯金の一部をインデックスに投資していれば、余裕で物価高による負担増より資産増の方が上回っていたのです。


もちろんこれほど上昇する年は珍しいですが、だいたい平均で+8%のリターンを50年間叩き出してきました。銀行預金とは比べ物になりません。


ですから、もし生活防衛しなきゃとお考えの人は、インデックスに投資してください。


手数料の安い大手ネット証券(楽天もしくはSBI)に口座を開設して、iDeCoと新NISAをやってください。


iDeCo口座、NISA口座からインデックスを買えば、売った時の税金が全額免除されます。ぜひ免税制度を使って、インデックスに投資してください。


アメリカのS&P500に連動、もしくは殆ど同じ投資成績をもたらす商品は以下の3つです。


「 三菱UFJ e-MAXIS SLIM 全米株式(S&P500)」

「楽天全米株式インデックスファンド」

「SBI・V・全米株式インデックスファンド」


詳しい方ならばオルカン(全世界株)はダメなのと疑問に思うかもしれません。僕も全世界は良いとおもいます。しかし、今から始めるならば全米が良いと思います。その理由は以下の記事で書きました。『AIブームで投資戦略はどう変わる?』かねてよりiDeCo・新NISAでは全世界株式もしくは全米株式しか選択肢は無く、どちらを選んでも大差は無いと考えてきました。その考えを改めます。今から積立を始…リンクameblo.jp