この世の中でこれは当てはまるなと思えることは、儲け話は向こうからこないということ。
よくネット広告で見かける
「1日30分で儲かるFX投資講座」
「月利20%、テクニカルトレード技術」
「利回り8%、AI不動産投資」
「儲かるフリマ副業」
そんなに儲かるなら自分1人で隠れてやっておけと。
なぜに自分のアドバンテージを他人様に見せびらかすのかと。それは、広告費を払ってでも自分にリターンがあるから。要するに高い宣伝費出しても、釣れた何人かに高い情報商材を買わせれば利益が出るから。
こういったあからさまな事例ばかりだと助かるのだけれども、中には見抜きにくい事例もある。
YouTubeの株式投資メディアなんかでは
「攻める金投資」
「債券を組み入れよ」
「米国はこれから景気が悪くなる、日本は堅調、だからNISAに日本株もあり」
なんでリターンの低い債券を現役世代の資産形成に勧めるねん。もう増やす必要のない金持ちのシニアならまだしも。なんでマイ年金のNISA口座でこれから人口減で経済が小さくなっていく日本の株を入れなあかんねん。手数料欲しいだけちゃうの?
こういった事例は以下の特徴を持っていると思う。
1、相手の話に乗っかることで相手が何かしらの利益を得る構造
2、相手の方が自分よりも情報を持っている構造
3、相手がやたら煽る(射幸心もしくは危機感を)もしくはやたら決断を急かす(今だと経費は安く済みますよとか)
4、その取引によって大きなお金が動く構造(投資、住宅購入・売却・補修工事、保険とか)
いずれかに当てはまる時はこちらはガードを固くしたい。
ちょっと結論を待ってもらって、家族や知人にこれってどうかな?と相談するとか。他の業者数社と見積もり比較するとか。