シェムリアップで進んでいる新空港の建設工事が、
2023年に完了するとの見通しという現地報道がありました。
工事は中国雲南省の雲南省投資控股集団傘下の
アンコール・インターナショナル・エアポート・インベストメントが手掛けています。
新空港の受け入れ能力は2030年に1,000万人、
2050年までに2,000万人への拡大を予定しているそうです。
新空港はシェムリアップの中心地から東へ51キロメートル、
世界遺産アンコール遺跡群から東へ40キロメートルの立地で、
約700ヘクタールの敷地に建設中。
既存のシェムリアップ空港は、受け入れ能力が限界を迎えていて、
アンコール遺跡群から５キロメートルの近距離にあるため、既存空港の拡張では、
離発着に伴う振動で遺跡群の基礎が影響を受けるとの懸念もあったそうです。
その結果、シェムリアップ郊外（県境）の地へと移転建設することになった経緯があります。
空港から市内への移動距離がかなりある為、観光客の輸送という面では、
タクシーやバスなど送迎関係の客単価は間違いなく上昇しそうです。
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