北朝鮮旅行記⑤ 金日成広場 | 舟水の世界ごゆるり街歩き

舟水の世界ごゆるり街歩き

               NHK教育番組「たんけんぼくのまち」で強烈な刺激を受け、小学校の頃から地理大好き人間。日々の散策からちょっとした世の中の宝箱を覗いて見ませんか?

翌朝、ホテルでの朝食を終え、李さん・金さんの日本語ガイド2人と運転手1名と合流し、

3対1での観光のスタートです。

 

(2014年6月撮影)

人民大学習堂前にて。 ここは一言で言えば巨大な図書館です。

 

 

 

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(2014年6月撮影)

建物の大きさに圧倒されます。

 

(2014年6月撮影)

噴水に建つ像は、喜び組でしょうか?

 

(2014年6月撮影)

皆同じ顔なので少し怖い感じがします。人民大学習堂は時間が早いせいもあってか開いていないようで

建物の外観を見学して終わりとなりました。

 

人民大学習堂の裏側の顔は皆さん、目にしたことがあるはずです。

これです。

 

(2014年6月撮影)

そうです、金日成広場です。

 

(2014年6月撮影)

何で目にするかというと、やはり軍事パレードですよね。とても大きな広場に感動します。

 

(2014年6月撮影)

この地に建つだけで北朝鮮に来た甲斐があったというものです。

 

(2014年6月撮影)

向かって左手。朝鮮労働党の建物か何かだったはずですが忘れてしまいました。

 

(2014年6月撮影)

向かって右手。まさに北の大地にいるのだという感慨深さ。

 

(2014年6月撮影)

ここは市民が何万人も集ったり、軍人が集結したりする場所。

 

(2014年6月撮影)

足元をよく見ると、一糸乱れぬ動きを出す為、立ち位置が細かく路面に書き込まれています。

まさにマスゲームの要領です。人民はドットに過ぎないのです。

 

(2014年6月撮影)

大同江に目をやると、広場の真正面には主体思想塔がそびえたっています。左右線対称な街の作りが印象的です。 

記憶が正しければ、ビルの上に書かれているハングル文字は、左右で「一致」「団結」と書かれています。

 

(2014年6月撮影)

大同江を川沿いに1㎞程移動してきました。

 

(2014年6月撮影)

穏やかな大同江です。

 

(2014年6月撮影)

ここにあったのが大同門。大同江沿いにある大同門。ガイドの李さん曰く、歴史遺跡的な観光スポットだそうですが、観光は瞬殺で終わりました。

 

(2014年6月撮影)

中国人観光客のグループも連れられて来ていました。大学生みたいな感じだったので、そんな学生レベルが訪れるような国なのか?と意外に思いました。ひょっとしたら留学生かもしれません。

 

 

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さて次は、いよいよお待ちかねの場所です。

 

(2014年6月撮影)

北の聖地到着です。

 

(2014年6月撮影)

高さ23m、 金日成国家主席、金正日総書記 像です。 背景の山は白頭山になります。この広場の入口前でガイドの李さんより花を買うように奨められます (反強制です) プラスティックの造花で一束40元でした。買うというより、着いた時点で、花屋がガイドの李さんに自動的に持ってきてました(笑) で、40元お願いします~って感じです。献花台前にいるオヤジは花の管理人さんのようです。

 

(2014年6月撮影)

右手をあげる様子は、毛沢東像を思い起こさせます。

 

(2014年6月撮影)

人民服とジャンパーが似合う金正日総書記です。

 

(2014年6月撮影)

人民たちが正装で訪れる場所に短パン・草履という超ふざけた格好でしたが、外国人という事で何も言われませんでした。ガイドの李さんも、「私たちのお父様と写真を撮って下さい」ということで積極的に写真撮影を奨めてきます。ここで笑えるエピソードがひとつ。ガイドの李さんが2体の像をバックに写真を撮影してくれるのですが、「じゃー行きますよ~」「はーい、OKです」 ここで李さん、撮影した写真を必ずチェックします。『あーー山本さんごめんなさい、写真撮り直していいですかー?』「えっ?私の顔変でした??」 「いえ、国家主席と総書記の顔が暗くてはっきり写ってなかったので。。。もう一度撮り直しさせて下さい!」 ドテッッッ ( ;∀;)  そうなんです。彼らは必ず国家主席や総書記の写真が綺麗に撮影できているか確認をしてくるのです。平壌ではこういった貴重な体験が出来るのもツアーの醍醐味です。

 

(2014年6月撮影)

THE共産主義国的モニュメント。

 

(2014年6月撮影)

北朝鮮国旗の方が、ソ連国旗よりインパクトがあるような気がします。

 

(2014年6月撮影)

万寿台から見ることが出来る千里馬(チョンリマ)の像です。

チョンリマは一日千里を駆ける伝説の馬で北朝鮮の象徴でもあります。

 

(2014年6月撮影)

朝鮮中央テレビにも必ず出てくるチョンリマです。

 

(2014年6月撮影)

次の訪問地に行くまで1時間程時間が余っているので、万寿台の公園でしばらくの時間潰しとなりました。

 

(2014年6月撮影)

公園の東屋でガイドさんと休みがてら話していると、小学生の子供たちが東屋に寄ってきました。 ガイドの金さんに聞くと、課外授業で公園に来ている10歳~11歳の子供たちだと教えてくれました。初めから予定に無い平壌市民との直の触れ合いにかなりアドレナリンが出ました。私を見る子供たちの眼差しは、まるで宇宙人でも見るかのような、きょとんとした顔付だったのが非常に印象的でした。本来であれば、子供たちは、めちゃくちゃ興奮して騒ぎたいはずですが、ガイドの李さん他、金さんや運転手もいるので、必要以上にこの金髪野郎に絡んではいけないことを悟っているような反応を示しています。金さんに子供たちと写真一緒に撮って大丈夫ですか?と聞いたところ、一瞬迷った後、「いいですよ」ということで撮影が叶いました。本当の市民らしい市民と触れ合えたのは、これが最初にして最後です。ちなみにこの小学生たち、平壌でのエリート階級の子女であることは言うまでもありません。ガイドの金さんが、「山本さんが髪を染めているから珍しがっているんだと思います」とその時、言ってくれたのですが、これは後々ながら大変な気付きがありました。YOUTUBEで「北朝鮮でどんなに金持ちであっても絶対できないこと」という動画があり、その中のひとつに「髪を染めることができない」というのがあったのです。これを知った時、あの時、金さんが言ってくれた言葉が瞬時に甦りました。ガイドとして、この国では髪を染めるのは禁止されているという回答を避けながら上手く説明してくれたんだな…と。 こういう他国では出来ない体験や気づきがあるからこそ北朝鮮への訪問は価値があるのです。

 

(2014年6月撮影)

平壌のエリートの子女です。 特に男の子の上着をよく見てみてください。制服の白のシャツかと思えば、みんなバラバラで各家庭からの服を着ているのが分かります。オレンジの男の子が一番子供らしい表情をしています。

 

(2014年6月撮影)

左から3番目の帽子を被っている男の子に注目してみてください。NINKと刺繍されているのでしょうか?しかもその下のマークは… NIKEのバチモンでしょうか。北朝鮮でこんなローマ字ロゴなんて許されるんですね。。。ピンクのチェック柄のシャツの子供もなかなか信じられないお洒落をしています。 特権階級の子供たちの証です。

 

(2014年6月撮影)

みんなリュックを背負って。。。日本人の小学生とぱっと見同じです。但し、この子供たちは将来は自分で決めることが出来ません。朝鮮労働党のご指導の下、あなたは英語を勉強しなさい、君は、日本語を勉強しなさい、あなたは物理学を勉強しなさい、君は、プログラミング論を学びなさい、君はサッカー選手になりなさい。。。。と将来を決められていくのです。

 

(2014年6月撮影)

さて、昼食の時間となりました。招待所に向かいます。お昼は平壌冷麺だそうです。 写真に写っている方が4日間運転手としてお世話になったドライバーさんです。本業がドライバー業なので日本語は全くできませんでしたが、ガイドの李さんや金さんを介して会話することができました。

 

(2014年6月撮影)

前菜の茶わん蒸し

 

(2014年6月撮影)

マカロニサラダにキムチ

 

(2014年6月撮影)

ひとくちチジミ

 

(2014年6月撮影)

メイン料理の平壌冷麺。ガチの本場モノです。麺が黒いのが特徴です。ガイドの金さんより平壌冷麺にまつわるエピソードを教えて頂きました。北朝鮮では、男女の恋愛で、今度食事でも食べに行きませんか?というデートの誘い文句は、「今度、冷麺を食べに行きませんか」なのだそうです。日本で言う、「お茶しませんか?」ですね。また、「南男北女」(なんだんほくじょ)という四字熟語を教えて頂きました。南朝鮮(韓国)は男性がカッコよく、北朝鮮は女性が美人、という意味だそうです。 確かに北朝鮮はナチュラルな美人が多い気がします。金正恩委員長の実の妹さんもかなり美人ですしね。

 

(2014年6月撮影)

招待所のウェイトレスさんと。

 

(2014年6月撮影)

ちょっとだるそうなガイドの金さん。この車で4日間、日本語ガイド2人、運転手1名の3対1で観光を行いました。この北朝鮮製の車。ガイドの金さんにいくらですか?と質問すると「新車で日本円で60万円くらいです」と教えてくれました。北朝鮮の物価を知る上で貴重な情報となりました。朝鮮って、第二次大戦後は南より北の方が工業は栄えていました。その為、ソ連は戦勝国として北を積極的に貰ったのだとか。北朝鮮は元々工業の水準は高かった国なのです。

 

北朝鮮旅行記⑥ 平壌地下鉄 へつづく。

 

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