鳴門は 北が瀬戸内海 東が太平洋(紀伊水道)に面していて
その間を結ぶのが 鳴門海峡で
鳴門海峡の手前には 島田島と大毛島という2つの島があって
この複雑さは 数百メートルごとに 風景をがらりと変えて
あんまり美しくて 宮崎駿さんの絵みたいに美しくて
何度も何度も息をのむ。 大袈裟でなく。 冗談でなく。

これが瀬戸内海っていうくらい 海に船しか見えない。
広島人にとって 瀬戸内海は島が見えるものだけど。
漁協食堂うずしおの裏から見た 播磨灘の瀬戸内海だ。
ここは瀬戸内海でいちばん幅の広いところで 島が見えない。
この穏やかさは たしかに 瀬戸内海のものだけど。

国道11号線から 徳島県道183号線(鳴門スカイライン)に入り
山というほどではないけど山あいを走って
島田島に渡る小鳴門新橋から見た 小鳴門海峡の北側の海。

四国本土の北東端 北泊(左)の向こうに
やっぱり 島が見えない瀬戸内海が広がっている。
橋を横切ると また風景が変わる。
鏡のように静かな 小鳴門海峡の南側の海。
左が島田島 いちばん奥が大毛島。
鳴門スカイラインは 8キロほどを 7つの橋で結んでいて
アップダウンもあって 急カーブもあって
歩いている人はほとんどいなくて 車好きな人にも楽しい道路だ。
鳴門スカイラインは 島田島のちょうど真ん中あたりに
四方見展望台があって テーブルとかベンチもあって
ドライブの途中で休憩している人たちもいらっしゃる。
この展望台からは 島田島(手前)と大毛島(向こう)に囲まれた
ウチノ海が見える。 ウチノ海には
釣り用のいかだが こんなにたくさん浮かんでいる。
島田島(右)から大毛島(左)に渡る堀越橋から見たウチノ海。
この逆光の写真の何倍も美しかった。
いかだには 屋根もトイレもついていて
船で いかだまで 連れていってもらって
半日とか1日とか過ごせるという。
きっとムーミンの一家が 気に入ると思う。

堀越橋から見た 反対側の瀬戸内海は ウチノ海とはまるで違って
渦潮を予感させてくれて こっちも美しい。
大塚国際美術館も 大鳴門橋も 淡路島も よく見える。
鳴門スカイラインは 亀浦観光港で 徳島県道11号線になって
鳴門海峡で 瀬戸内海は ダイナミックな渦潮に変わる。
徳島県道11号線を南に下ると 太平洋の銀の砂のビーチ。
鳴門の海は どの海もどの海も 絶景だ。
東京から四国へ行くのは なんとなく遠いイメージが抜けないけれど
羽田空港から 空を飛んでいる時間はわずか50分で
徳島阿波おどり空港に着く。
JALも ANAも 飛んでいるし
早目に予約すれば 片道1万円前後だし
ビジネス路線なので 飛行機もけっこう大きいし
途中 飛行機から 富士山もきれいに見える。
徳島阿波おどり空港は 海のすぐ近くにあって
橋を渡れば もう 鳴門だ。
関西の人たちは 淡路島を通ればいいだけだから もっと近い。
気軽に出かけられるところに こんなに美しい海があったのだ。



