真顔のイミグレーション |  ここで一言

真顔のイミグレーション

「暑い時間真っ盛りの移動を少しでも短縮するために、明日は早朝に出発します。」と、このダラダラさせたらトップクラスの私自らが宣言して、朝7時すぎにダカールのホテルを出発。

が、バスターミナルに到着してから、バスが出発したのはやっぱり2時間後。結局、暑い時間真っ盛りの中、太陽側の席に座って7時間弱かかってセネガルとガンビアの国境までやってきました。

ダカールのバスターミナルでバスの出発を待っていた時に、私が物売りからガラクタを買ったのですね。最初、物売りの言い値は1,400円。それを私は800円で買ったのですが、買った瞬間に後ろの席のガンビア人のお兄ちゃんが「いくらで買った!?高い!そんなのは200円だ!」と「私のための文句」を、私に向かって言ってきました。

私は、値段なんてあってないような買い物の場合「自分が納得した値段ならそれでOK」という人なので、自分で納得しないなら買わなきゃいいだけなのに「高すぎる!!」って威圧的に怒ったり(途上国の人間相手にだけ)、後から「ぼられた!」とか言っている人が好きではないし、私が買ったものに「高すぎる!損している!」とか言われるのも大嫌い。

私はガンビア人に向かって「なんで私があんたに怒られなくちゃいけないのよ!私は納得していて、彼も得していて、お互い良い気持ちなんだからいいでしょう!!私のお金なんだから、放っておいてよ!!」とキレました。

そんなガンビア人は、ガンビアに入るまでずーっと私たちのサポートを勝手にし続け、私のバックパックも担いでくれましたが、ガンビアに入ってからの検問でID不所持で警察に連行されちゃいました。


セネガルの出国時にも賄賂を要求されましたが、すっとぼけているうちに「ジャパニーズはOKだ」みたいなことを、たぶん言っていて結局払わずに済みました。

そして、ガンビアの入国です。ここも賄賂要求されるはずですが、最初にパスポートをチェックした係員には「日本から僕へのプレゼントは無いのか?」と言われたので「私があなたのために日本からもってきたのは、私の笑顔だけよ♪」と言ったら、ウケてくれ、ニコやかに「OK。じゃぁ別室に行ってスタンプもらってきて」と言われました。

別室に「サラマリコン!」と元気に挨拶しながら入って行って「アレコムサラーム」と返事した係員のお兄ちゃんにパスポートを差出し「give me stamp」と、間髪入れずに言うことで終始私のペースに持っていこうとしたのですが・・・


係員 「スタンプが欲しいだ?もしも僕がNOと言ったらどうする?」(真顔)
はみ 「NOって言うなんて、Noooooooooooooooooooooo!!!」
係員 「OK。きみにはスタンプあげるけど、彼はダメだ。」(真顔)
はみ 「OK。それなら何も問題は無い。」
係員 「いいのか?じゃぁ、君は僕と一緒にガンビア旅行だ」(真顔)
はみ 「OK。じゃあね、バイバイ(と、同行者に手を振る)」
係員 「彼もガンビアに入りたいなら、きみを巡って僕とバトルだ」(真顔)
はみ 「OK。レッツファイト!私のために、2人のguysが戦うなんて!」
係員 「オレは強いぞ」(真顔)
はみ 「彼だって実は強いわよ!(嘘)」
係員 「NO。オレにかかれば、こいつ負ける。そしてきみはオレとガンビア旅行だ」(真顔)


細かいセリフは忘れましたが、こんな感じの内容で入国係員とのやり取りを終えて無事に賄賂も無しでスタンプ貰ってガンビアに入国することができました。

マッチョな係員が、ずっと冗談を言っているのに、顔は二コリともしないで真顔なのことに対し「彼は、お笑いというものをわかっている!」と感心させられました。

自分で自分のギャグやコントをニヤニヤしながらやっちゃっている三流お笑い芸人は、ガンビアのイミグレに修行しにくるべきである。