2009年9月8日・後編(セルビア編)
前編(ルーマニア編) からの続きです。
やっとセルビアの首都、ベオグラードの中央駅に到着して、
トラムとバスを乗りついで予約した宿に向かう。
セルビア人、やけに皆親切で陽気で楽しい気分。
宿はエレベーターなしの5階だった。
頑張って登る。
オーバーブッキングで泊まれない、と言われる。
「別の宿までタクシー代を出すから移動してくれ」と言われる。
宿のスタッフがタクシーの運転手に行先を告げて、お金を払い、私一人で移動する。
タクシーの運転手に「ここだ」と、降ろされる。
宿の看板なんて何も出ていない。
しかし、安宿には看板が無いことの方が多いので、とりあえずそのビルの最上階(5階)まで登る。
無い。
宿なんて、このビルに無い。
私は宿の名前も住所も知らない。
仕方ないので、またタクシーを拾って予約した宿に戻る。
このタクシー代と、またこっちに戻るタクシー代はもちろん宿に払ってもらうつもりで。
宿に戻る。5階まで登る。
タクシーを待たせる。
宿、誰も出ない。
ほんとに誰も出てこない。
さっき行った時はスタッフどころか、客も10人くらいいたのに。
とりあえず、下に戻ってタクシーに「戻れなくなった」と伝える。
タクシーの運転手も良い人だった。
再び5階まで戻る。
チャイムをしつこく鳴らすが、やはり誰も出てこない。
不在なのか…それとも、居留守なのか…
待つ
宿の前で一時間待つ
泣きながら
一時間たっても変化は無い
「あなたの紹介してくれた宿を見つけられなかったので、
タクシーで戻り、一時間待ったけれどもう待てない。
他の宿を探します。予約手数料、タクシー代、
および気持ち分の慰謝料を受取に夜戻ります」
という英文メッセージを、「慰謝料」という単語を
わざわざ辞書で調べて書いてドアに貼り付けて去る。
とりあえず、宿の隣の家の人には愚痴った。
おばちゃん優しく慰めてくれた。
現在地もよくわからなかったけれど、とりあえず賑わっていそうな方角を目指して歩く。
ツーリストinfo発見。
安いホテルを紹介してくれと言うと、例の宿を紹介された。
予約していたのにオーバーブッキングされたから他の宿を教えてほしい
と、思い出し泣きしながら訴えていたら何故か怒られた。
もう、やだ。
そんなこんなで、予定よりちょっと高くついたけれど
他の宿の無事にチェックインすることができました。
きれいだし、立地もいいし、スタッフ優しいし、良い宿に巡り合えました。
でも、悲しいです。
チェックインできた宿のフリースペース。
ここで、ドイツ人のネットワークビジネスマンにネットワークビジネスに誘われる。
そんなわけで、セルビアの首都ベオグラードにいます。
ベオグラードは、ブエノスを思い出す雰囲気の街です。
ブエノスより、もっともっと大都会!
長居をすると不良になるので、明日出ます。
ちなみに、後ほどオーバーブッキングされた宿にお金を貰いに再訪しましたが、
やっぱり誰も出ませんでした。
何このミステリー。

