天気を操る女
スペインにて、
西欧の物価が高くて周遊を諦め、
暑さでモロッコへの南下も諦め、
さて、どうしようと八方塞がりになっていた私。
バルセロナからWIZZという格安航空会社を使って飛んできました。
ハンガリーのブダペストです。
中欧・東欧なら西欧より物価が安いだろう
ヨーロッパで興味があるのは、西欧よりはこっちである。
数ある中欧東欧諸国の中から、ハンガリーを選んだ理由は、
懐かしい友人がブダペストにいたからです。
そんなこんなで、ほとんど観光せずにスペインを脱出しました。
また来るよ、スペイン。
そんなブダペストですが、こちらもほとんど観光していません。
最初のうちは、王宮に行って市内を一望したり、
センテンドレという郊外のかわいらしい街に遠足したりしましたが、
(センテンドレのお土産屋さんにて。中欧では、日本語も日本人観光客も
沢山見かけます。「日本風アイスコーヒーあります」と書かれた
CAFEまでもありました。)
あとは、何もしていません。
ネットしたり、ツルモク独身寮とショコラを読破したりしていました。
ブダペストには一週間滞在したのですが、途中から私の精神状態が急降下し、
毎日泣いて過ごしてしまったのです。
きっかけになった出来事もありましたが、それについては割り切ることができても、
これからずっと続くであろう一人旅のことを考えたら、辛さや寂しさがおさえきれず。
一人旅って決して頑張ってするものではないはずなのに、
頑張らなくちゃ一人で旅できない。
自分自身を「頑張れ頑張れ」と、奮い立たせようとするたびに
一度は止まった涙が、また止まらなくなる。
そんなことを繰り返していました。
そんな時、同じ宿の女の子達や、遠く離れた日本や世界に散らばる友人達に
どれだけ励ましてもらえたことか。
同じ一人旅女子で、「わかる」と共感してもらったり、
同じように毎日泣いて過ごしている子がいたり、
「が・ん・ば♪」と、うざいセリフで笑わせてくれたり。
私は、見た目は一人旅だけれど、実際には一人じゃない。
それを再確認して、だんだんと復活はしていきました。
みんな、愛してるよ!クスヌフ!(←ハンガリー語の”ありがとう”)
到着当初は天気の良かったブダペスト。
私が泣いて過ごしはじめた頃から、雨の日が続きました。
私の心模様が、空模様にまで影響を与えるということを知りました。
前々から思っていましたが、やっぱり私が世界の中心かもしれません。
天気までをも操るオンナ…それが私。
センテンドレのマジパン工場にいた、マジパン・マイケル・ジャクソン。
ご冥福をお祈りいたします。


