タオルミーナは標高約200mに細長く広がっています。
そのため、景観が美しく、泊まったホテルからは遠くイタリア本土とメッシーナ海峡が望めました。
ゲーテがドイツから訪れた昔から、リゾート地として知られています。
治安も良く、安全だということでこの場所にしたのです。
しかし、有名観光地だけあって物価は高く、レストランも値が張りその割だという声も聞かれました。
高い金は出したくないが、美味しいものは食べたい私たちは、ブログを頼りにレストラン探しをしました。
すると、タオルミーナから下ったマッツアーロ海岸に評判の良いレストランを見つけました。
いままでの世界旅行の経験から
「安くておいしいレストランは、フェリーで向こう岸に渡るとある。（ポルトガルのリスボン）
「ちょっと離れたところにある。」という鉄則があります。
そこで、このちょっと離れたレストランに行ってみることにしました。
マッツアーロ海岸へはロープウエイで行くことが出来ます。
しかし、せっかくの良い天気なので、歩いて下ることにします。
まず、ホテルの前の道を海岸方面に歩きます。するとイゾラベッラ島を眺める展望台に出ます。
この左脇に下る歩道があるのです。
そこをどんどん降りていきます。道は右に左に折れ曲がります。
疲れたら、写真を撮ります。イゾラベッラが美しく撮れます。
最後に車道に出ます。
この道を左に曲がるのですが、間違えて右に行き「イゾラベッラ海岸」に出てしまいました。
ここからは半島が隔てているので、海沿いではマッツアーロ海岸に行くことは出来ません。
仕方なく、車道に戻り、半島の向こうへしばらく歩くと、ロープウエイの駅に出ました。
ここから、車道の下の地下道をくぐり、海岸に出ます。
海岸にはイスが並べられ、マニュキュアの呼び込みがいますが、無視して海岸を北方面に歩きます。
漁船の置き場のすぐわきにレストランが見えます。
着いたのが、６時前でしたので、しばらく海岸にいる猫と遊んで時間つぶしです。
ローソクに火が灯り、開店です。
海の見えるベランダ席にしたのですが、夜になると風が冷たく吹きます。
最初に「魚介類の盛り合わせ」「イカ墨のパスタ」「イワシのベッカフィーコ」です。
シチリア最初の食事に満足です。
魚オンパレード。寒くなってデザートは無しで戻りました。
帰りは、もちろんロープウエイです。
ホテルの前を通過するので、注意深く探します。
ホテルのプールは真下なので、ほんと丸見え。
夜ですので、人はいませんでしたが。
ロープウエイの終点から雑貨屋で水などを買い戻りました。
やれやれ
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