フィンランドのヘルシンキをブラブラしていた時、海辺の公園で見つけました。
もし、夏でそれが使われる様子を見なかったら判らなかったでしょう。
卓球台ほどの大きさで、端にハンドルの付いた機械が付いています。
近くには、海にせり出したデッキがあります。
そして、デッキの上にはカーペットが広げられ、女の人がデッキブラシでごしごしと洗っています。
海から海水をくみ、バサーとカーペットに掛けたりしています。
あまり、私が熱心に見ていたので、洗濯していた人が「この洗剤は環境にやさしいから大丈夫。」と聞いてもいないのに答えます。
洗ったカーペットは、大きなテーブル上に上に広げられて、この機械に掛けられます。
そうなんです。この機械は昔にお洗濯機に付いていたローラー式脱水機なんです。
ばねで力をかけた2本のローラーの間に布を入れ、ハンドルでそのローラーを回転させ、間を通る布の水分を絞り取るというシステムです。
脱水したカーペットは近くの干し竿に掛けられ、乾くまで放置されるのです。
漬物石みたいな重しが風で飛ばされないようにカーペットに載せてあります。
海水で洗うと、色落ちしないしないそうです。夏の風物詩なんですね。
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