《5/4/2016》《363日目》 サンペドロデアタカマ
アタカマツアーで仲良くなったスイス人マークと仲良くなっていろーーーんな話をしました。
印象に残った話を書き残しときます。パート4。
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スイスって、行ったことないけど、すごく豊かな国のイメージがあるじゃないですか。
福祉制度が整ってて、
自国通貨スイスフランが強くて、
中立国でどの戦争にも加担しなくて、
人口800万人の小国なのに、世界に名だたる企業やブランド力を持ってる。
私の大好きなリンツのチョコ
スイスナイフ
スイス時計
マカロン
チーズフォンデュ
うん、スイス豊かです。
でもね、戦後はそれはもう、ぐっちゃぐちゃだったんだって。
資源もないし、土地もないし、人も少ないし、もうこれは頭と技術で頑張るしかないって必死でやったそうなんだよ。
狂わずに時を刻む、スイスの時計はスイス人の技術力の証。
長く、強く、走る日本の車が、日本の技術力の証のように。
戦後、食べれるものも少なかったから、『ごはんは残しちゃいけない』って風潮が今もスイスにはある。
ちなみに、ブラジルはそんな風には考えないんだって。
食べ物なかったらオレンジを木からもげばいいっからねって笑ってた。
スイスの食べ物を大事にするっていう文化は日本のそれに似てる。
似ても似つかなそうなスイスと日本に意外な共通点があって、なんだか嬉しい。
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マークからスイスの話を聞けば聞くほど、国の仕組みがよくできているなぁと感じることばかりでした。
スイスには徴兵制がある。
中立国のスタンスをとっていると同時に、いつでも国民が兵士になれるように用意をしている。
1回限りに徴兵じゃなくて、複数回あって、能力がさびつかないようになってる。
民間人にやみくもに戦闘力をつけたら、統治が大変なんじゃ、、なんて気もするけど、民間人が銃を使って馬鹿げた事件を起こすなんてことはごくごく稀。
国民の潜在的な戦力は、政治への抑止力にもなっている。
ないがしろにしたら、国民もいつでも武力行使できちゃうからね。
まぁそもそも、スイスの政治家が国民をないがしろににすることはない。
なぜなら、政治家も、一般人だから。
スイスでは政治家も家で何か商売をしていたりして、職業が政治家のみということはない。
一般人にとってリターンのある政治家が自分にとってのリターンにもなる。
政治家がすごく身近な存在で、何か意見があれば知り合いの八百屋に行けば、行政に意見ができてしまう。
行政だけじゃなくて、立法もそう。
署名を集めて、立法を議院に提言することも可能で、珍しいことではないそう。
立法のパターンはいくつかあるらしいんだけど、国民投票も一般的。
国民全員で、立法の可否を選挙で決める。
政治家の情報公開も広くされているので、汚職や不正を働くことも仕組み上難しい。
オープンでクリアで、一般人のすぐそばに政治と立法がある。
日本の若者の大多数にとって、立法なんて、
いつの間にか知らない間に国会議員が決めてるどこか別の世界のものなんじゃないかしら。
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スイスの国の仕組みを話すマークの口調はとても滑らかだった。
よく理解しているし、その仕組みにも自信を持っているようだった。
政治も、スイスの企業の話も、いくつもいくつもでてきた。
自分の国が好きなんだろうなぁ。
自分の国のことをよく知っていて、好きでいるって素敵なことだなぁ。
日本ってこんな国なんだよ、
日本ってこんなすごい企業があるんだよ、
まぁこういう問題もあるけどね。
って、言える日本人は一体どれくらいいる?
私はぼやぼや~~とニュースで聞きかじったことを言うことくらいしかできないよ。
自分の国のこと、もっとちゃんと理解したい。
帰国後のやりたいことリストが一つ増えました。
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◼︎本日の備忘録
#スペイン語と英語を交互に話してくれて、ありがとう!!
#Enpanada 、Empanaa、パイの包み焼き的な。
#スペイン語テスト。ヤモ、ヤマテス、ヤマ、ヤマモス、ヤマイス、ヤモン
#各国の小ネタメモを作ろう
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