《3/20/2016》《 318日目》レソト
セモンコン
セモンコンの美しい川沿いでうきうきテント泊(°∀°)b
と思いきや、
極寒すぎて寝れなかった!!!(´□`。)
夜の冷え込みがひどくて、ひどくて。
着れるもの全部着た。残った衣類は下着のみ。
体小さくして寝袋半分に折りたたんで2重にして、膝の裏に足の指挟んで、寝袋の口をストールで覆って空気遮断して、やれることは全てやったが
超絶寒かった。
朝太陽を浴びて幸せをかみしめたぜ・・・。
朝が来たぞー!!!!(ノ´▽`)ノ(ノ´▽`)ノ(ノ´▽`)ノ
今日はセモンコンのマレツニャネ滝を見に行って、夜に国境を越えて、夜行バスでヨハネスブルグに向かう。
アクティビティした後に移動をした記憶なんて久しくないな。
今日は頑張ります!
*****
セモンコンロッジからマレツニャネ滝までは、歩いて2時間くらい。
宿の人から地図をもらって、滝を目指します。
ひたすら北へ
とかく自己肯定感の低い私も、地図の読めなさに関しては絶大な自信を持っています。
これを開き直りと言います。
でもこの旅に出て、学んだのだ。
東西南北押さえておけば、だいぶなんとかなるということを!!(°∀°)b
普通の人はもっと小さい頃にそれ学ぶんだろうけどね!!
遅すぎるなんてことはないのさ。
さて北へ北へ。
仕事や学校に行く途中の村人とすれ違う。
ある人はおしゃれなコートに身を包み
ある人は毛布に身を包み
あ、ドンキー見切れちゃった。
馬に乗った人って何でかとってもかっこ良く見える。
白馬じゃなくても騎馬すれば王子説。
土でできたまっすぐな道。
今日もお天気は快晴で、空の青と山の緑がよく映えてる。
手作りのお家が山にポツリポツリ
のどかで平和で歩いてるだけで顔がにやけてくる。
農家のおじさん。
田舎のおじさんって感じ。
渋嫌される~~~。
写真撮っていい?って聞いたら、いくらくれるんだ?だって。
え、払いたくない!って言ったら、じゃあいらない。だって。
何それ!!笑
農業、頑張ってね。
基本的に道なりなんだけど、不安になって村人に何度も道を尋ねて、歩くこと2時間。
みんな、あっちだよ~~とほんわか教えてくれる。
滝の音か?!と思ったら、
木が揺れてるだけだった。
うーん。もうちょっとかな?
渓谷らしきところにやってきた。
メェ
羊さん、滝はどこですか
毛深いね。
あったかそう。
どうやらこの細い道をすすんでいくとあるみたい。
お、、この先か・・・・?
!!!!!!!!!
すごく美しい滝が現れた。
断崖絶壁に囲まれた滝。
渓谷の真ん中にすっと一筋、長い滝。
その高さ127m。
実は南アフリカ最長の滝。
ちょうど対岸のこんないい場所から眺めることができる。
こちら側はせり出た岩がたくさんあって、180度何にも遮られることなく滝を見ることができる。
滝そのものの長さも見栄えがあって素晴らしい。
だけどそれだけじゃなくて、この渓谷の中、岩の茶色の中に水色が一筋ある、その全体像が美しかった。
まぶしい日差し
高地ならでは涼しい風
滝の音だけが聞こえる
そろそろ帰ろうか、と思いながら、景色が気に入って、滝を見続けた。
アフリカの思い出が、次々頭をよぎった。
なんだか死んじゃうみたいね、こんな色々思い出して。
今日、レソトを出たらあとはもう空港へ向かうだけだ。
アフリカの旅が終わるんだ。
遺跡めぐりをたくさんしたエジプト、
アフリカ大陸最初の国で、アフリカ怖い!!って毎日全然眠れなかった。
ウザいって聞いてたエジプト人だけど、カイロのエジプト人は大好きだった。ルクソールはしつこい商人がいっぱいだった(笑)
ほとんど一人で過ごしたスーダン
スーパーフレンドリーなスーダン人に囲まれて、何もないけど人がいいスーダンを満喫した。
家に泊めてもらったり、道を歩いてたら急に夕飯に招かれたり、一番人と触れ合えた
生グレープフルーツジュースやターメイヤ、フール、おいしかったなぁ。。
エチオピアは、シミエンマウンテンを登って、ダナキル行って、ラリベラの教会めぐりして、民族めぐりして、気づいたら1ヶ月も滞在してた。
エチオピアの絶景たちは、この旅の中でトップ5に入る!
未発達で、貧乏で、しつこくて、汚くて、不便で、適当で、狭くて、快適とは程遠いことばかり。
雨水シャワー、道路脇でするトイレ、屋根なし野宿なのに雨に打たれたり、バスの中で何度もお尻を浮かせたり、バスの床が抜けてたり、ホテルの洗い場に排水溝がついてなかったり、なんだったんだろうあの日々。
死ぬほど腹がたったこともあったけど、今は何を思い出しても笑ってしまう。
エチオピアには愛しさしかない。
サファリ、スラム、キャンプと楽しんだケニア。
はじめてのサファリは大興奮だったし、キャンプ場で夜な夜な草を貪るカバも、道端に普通にいるキリンにもときめきが止まらなかった。
動物好きにはたまらない国だったな。
東アフリカ最大の都市ナイロビは、本当に大都会で高いビルに目がチカチカした。サービスの質の高さに感動した。それまでがサービスなんてものがなかったから、人数分のフォークが出てきただけで感動したなぁ。
でもそんな富の裏にはスラムもあって、犠牲の上に成り立つ富って悲しいなって思った。
一生の思い出になったキリマンジャロ、本当に本当に苦しくて、くじけそうで、でも諦められなくて、自分の限界とあんなにも真摯に向き合う時間がもてたことを幸せに思う。登頂のあの瞬間の感動はきっと死ぬ前に思い出す。
ザンジバルの海も美しかったな。
次海に行く時はカップルで行きたいな。笑
60時間近く乗ったタザラ鉄道を経てやってきたザンビアは滝を見るだけなのに1週間も滞在しちゃった。快適宿は危険!
誕生日バーベキューができて、嬉しかったな。
ジンバブエの滝も良かった。
久しぶりに一人行動で、なんだかいろんなものにワクワクしたな。
ヒッチハイクを何度かしたボツワナ、動物大国で車窓が楽しかったな。
オカバンコが干上がってたり、ツアーの前金詐欺にあったり、ちょっと心残り。ボツワナにはゴージャス旅行をしにまた来たいなぁ。
車をチャーターしてぐるっとまわったナミビア。準備、結構大変だったなぁ。
景色はどこも絶景、アフリカのハイライトになるのも納得だった。
スーパーのお肉が安くておいしくて、毎日もりもり食べてたらまた太っちゃった。
大都会ケープタウン、魅惑のワインランド、216mのバンジージャンプに、自然と街が共存したこの国には、カルチャーショックを受けっぱなしだった。
田舎の方が調子が出る私はちょっと不調だったけれど、
盗難に二回あって、原因不明のじんましんが出て、原因不明の緑の下痢が出て、カメラが壊れて、SDが壊れた。
カップルにヤキモチもいっぱい焼いたわ。笑。
ほんと、いろいろあったなぁアフリカは。
やっぱりアフリカはアフリカだったなぁ。
旅の終わりに、こんなにもそのエリアが愛しく感じるのははじめてだ。
楽しかったな、また来たいな、だけじゃない。
深く、濃く、体に、心に、刻みつけられた、何ともいえない愛しさがある。
愛国心のようなものかな、
超超超身構えてアフリカに来たけれど、危ないとか怖いとか、全然なかった。
盗難はあったけど、
アフリカは危ないから行っちゃだめ、なんてレベルでの危ないことは、なーーーーーーんにもなかった。
素晴らしかったよ、アフリカ。
本当にきてよかったよ、アフリカ。
私の旅はアフリカなくして語れない。
いつか絶対絶対また来るんだから!!
あー終わるんだなアフリカ。
ここが、最後の場所で本当に良かった。
喜望峰に着いた時よりも、達成感がある。
今まで訪れた国を思い出したら、気持ちが高揚してきた。
あぁ楽しかったなぁアフリカ
ありがとうアフリカ
あたりを見渡すと誰もいない。
よし、ここならいいかな。
ありがとー!!!!!
滝に向かって一人叫んだ。
滝からセモンコンロッジに戻る時、来た道折り返すだけなのに迷子になって村人に宿まで案内してもらったよ。
方向音痴の安定感は抜群である(・∀・)
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