【悲報】 ついにやられたさ。宿でサブバックまるごと盗難! | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
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1月24日から昨日までにいただいたコメントに遅ばせながら返信しました!
いつもいつも返信が遅くて申し訳ないです。嬉しくコメント拝見してます^ ^


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それでは本編へ⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

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《1/16/2016》《254日目》@タンザニア モシ

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キリマンジャロ登山のガイドなどの手配をするために4時間ほど部屋を留守にし、帰ってくると、


鍵をかけていたはずの部屋から私のサブバッグが消えていた。




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このこ。


中にはクレジットカードや現金、電子機器が少々、雨風を共に戦ってきた愛用レインジャケット、地味に大事な生理用品(思い入れのほどはこちら)など8万相当のものが。


※メインのキャッシングができるクレジットカードやパスポート、スマホは持って出たので無事



いや、え、、あれ???



レストランで昼ごはんを食べたときにうっかり置いてきたんだろうか。


無意識のうちに2段ベッドの上の方にでもおいたのだろうか。


記憶が混乱する。


大して探すところもないけど部屋を探す。



ない。



気が動転する。
レストランに走り、カバンの置き忘れがないか尋ねる。


口がまごついて、うまく言葉にならない。



いや、ちょっと待て。
部屋にたしかに持ち込んだ。
部屋でカバンから物を取り出した記憶がある。



ということは。



ということは・・・・・・!




カバンまるごと、盗まれたんだ。




今日の部屋は4人ドミトリーだけど、相部屋は一緒にキリマンジャロを登るゆきちゃんだけ。


部屋に鍵もかけられるし、油断してた。


カバンをワイヤーで固定してなかった。油断してた。


この宿は、廊下には防犯カメラがついてる。それを確認させてもらえば犯人がわかるかも。

いや、その前に警察に届けるべき?

あ、違うその前にまずはクレジットカードを止めなくちゃ。


盗まれたカバンの中にはクレジットカードが2枚入ってた。


あああ、カード会社の電話番号を控えたメモもサブバッグの中だった。


ネットで調べないと電話番号もわからない。



ああもう!


電話をしようとスカイプにログインしようとするけど、パスワードが間違ってるのかログインができない。


この宿にはフリーwifiがあるけど、ちょっと不安定だ。



ああもう!
ああああもう!!!!




頭がじんじんする。動悸が聞こえる。
どう考えても自分は冷静じゃなかった。



木彫り人形化する私に救いの手を差し伸べてくれたのはゆきちゃんと福田さん。



福田さんのオフィスでパソコンを貸してもらい、ゆきちゃんのスカイプのアカウントを借りてカード会社に電話をした。
カードの不正利用はなかった。


福田さんはかつてはチャリダーで世界を旅して、今はタンザニアでお仕事をしている方で、今日のお昼にモシでたまたま出会ったばかりの方だ。


何のご縁か共通の知り合いがいて、驚いた。
こんなことに巻き込んでご縁呼ばわりはちょっとアレだけれど。

アレってなんだろう。うまくいえない。




何ならゆきちゃんもたまたまモシ行きのバスを乗り合わせただけで、今日出会ったばかりだ。


ゆきちゃんは素晴らしく冷静で、テキパキと、さりげない気遣いを交えながら私を助けてくれた。




私がカード会社と電話している間、2人は防犯カメラのチェックをしてくれていた。


でも、記録があったのは私が宿を出てから30分だけ。


何時間か停電していて、ちょうどそのときに部屋に誰か入ったらしい。


誰も部屋に入って行かなかったね!盗難はなかったんじゃないかな!

昔、バスに荷物を置いてきたのに宿で盗難にあったと言ってきた人がいたよ!

警察にはもちろん行こう!だけど、宿でなくなったとは言わないでくれ!

今まで盗難なんて一度もなかったんだ!



なんて宿の人はふざけたことを連発した。

信用問題に関わることをひどく恐れているみたい。


この空き室だらけの宿で、私たちの部屋だけを、停電時に、施錠も解除して、盗難できるなんて宿の人が一枚かんでるに決まってる。



信用問題なんざ知ったことじゃない。



なんて不誠実な宿なんだろう。



潰れてしまえこんな泥棒宿。







お向かいの旅行会社の人やらその知り合いやら、ていうかお前誰だという人がうじゃうじゃ集まってきて謎の作戦会議をしていた。


私の泊まる部屋を知っていた人、つまり私を部屋まで案内した人が犯人だ!とか
おとり捜査をすればきっと見つかる!とか浅はかなことを連発していた。





なんかもうこの人たちどうでもいい。




謎の作戦会議をしている人たちは何の助けにもならなそうなので、彼らは無視して警察に行った。


福田さんもゆきちゃんも付き合ってくれて、福田さんは車も出してくれたし、めんどくさそうに英語をしゃべる警官とスワヒリ語でやりとりをしてくれたりした。


盗難証明書は2日後以降にもらえることになった。

時計をみると23時過ぎ。19時すぎに盗難に気づいたから、4時間くらいバタバタとしていたらしい。


途中で福田さんに買ってもらったビターレモンの炭酸が死ぬほどおいしかった。すこく喉がかわいてたらしい。



すごーーーーく疲れた。
閉店間際のパブで魚のフライとビールを飲んだ。
うわあビールがしみる。
染み渡る。




あぁ今日は長かった。
寝坊してバス飛び乗って
キリマンジャロ登山の交渉して
警察沙汰があって、
長い日だったなあ、
ああビールがうまい。


もし今日一人だったら、たぶんカード会社に電話もできなかったし、あの謎の作戦会議の人々にまとわりつかれて更にぐったりしてたと思う。
一人じゃなくて本当に良かった。


私は盗難があったことに怒る気力も凹む気力もなくて、ただ放心してた。
ゆきちゃんが犯人に怒ってくれてて、なんだか、気持ちの落とし所が見つかった。


それにメガネや最重要貴重品が被害に合わなかったことは不幸中の幸い。

やっぱり、いつだって最悪の事態は避けられる。

盗難にあっても、まだこれはマシな方がだと言えるのは幸せなことだな、と思った。


何もなければ、明日からキリマンジャロに登る予定だった。

盗難の翌日に登山ってどうなんだろう。
盗難証明もらうのも、登山後になっちゃうしな。


ゆきちゃんと福田さん超巻き込んでるしな。



でもなぁ、
たぶんなくなったものは出てこないし、
キリマンジャロはもう申し込んじゃったし、
これでキャンセル料発生でもしたら泣きっ面に蜂。


なにより、何か、泥棒なり、自分なり、この状況なり、何かにすごく負けた気分だ。



ここで登るのやめたって何にも、なりはしない。



、、、、だったら、登りたいなぁ。








よっしゃ、登るか。







うん、


登っちゃおうか!!!





明日から、キリマンジャロ登ってきます!!!



**********

※後日談


キリマンジャロ下山後に盗難証明書もらえました。ものはやっぱり出てこず。

宿の人や宿を案内した人が容疑者として拘置所に入れられたり、賄賂を払って釈放されたりと色々あったみたい。

福田さんには都度都度情報連絡がゆき、窓口の役を知らず知らずさせてしまったようだ。申し訳ない。。。


オーナー代理?が後日私のところにやってきた。
謝罪かと思いきや、ことのあらましをイチから聞いてきたり、どうでもいい言い訳を連発してきたりして、心底腹がたってきて追い返した。

ぐいぐい背中を押して追い返した。

下手な謝罪はこうも人の怒りを煽るものとは知らなかった。気をつけよう。





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