地下教会ラリベラは日曜日がおすすめ!@エチオピア | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

《12/19/2015》《226日目》@エチオピア メケレ~ラリベラ



今日は一日移動の日。メケレからラリベラへ。


行き先が同じだったので、ダナキルツアーで会ったバンくんとロージーと3人でラリベラに向かいます。

えいみちゃんとじゅんちゃんとはアジスアベバで合流予定。

朝5時に出発して、悪路と絶景を経て12時間の道のりでした。



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もちろんトイレ休憩は青空トイレで。笑(。-_-。)




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メケレ~ワルディア~ガシャナ~ラリベラと、乗り換えが2回あるのだけど、ワルディアからガシャナへの車窓が最高にのどかで絶景だった。

きれいな棚田、ゴミのない民家、まっすぐに整えられた田畑、昔ながらの枝と土だけで作られたおうち、民族衣装に身を包んで、家畜と共に道を歩く人、、、。癒され度120%です。

ガシャナからラリベラは未舗装の石ころだらけの悪路。この旅1番だなー。
おしりが浮くほどバスはガッタガタ揺れまくりでした。ロデオマシーンに2時間近く乗っていた感じ。噂通り吐いてるエチオピア人もちらほらお見かけしました。覚悟して参りましょう。
チャイナマネーで道路を作る計画があって2019年には完成するとかしないとか。


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《12/20/2015》《227日目》@エチオピア メケレ



そうしてやってきたラリベラ。

ラリベラには12、13世紀に作られた古い教会がたくさんある街で、エチオピアのキリスト教のメッカ。

エルサレムへの巡礼がイスラム教勢力の拡大により難しくなり、時のラリベラ王はラリベラに第二のエルサレムを作ろうと考え、23年の月日をかけて、3つのエリアにわけ、11の教会を作りました。

それも地下に。

一つの岩を彫刻のように掘って。

もちろん中にも入れるし、窓やドアも設けられてる。

一枚岩を掘ることによって教会を作るなんて・・・!



恐るべし宗教の力。



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これがラリベラの教会。

人のサイズと比べたらどれだけ大きい教会かわかります。

奥に見える明るいところが、地上。


上に見えるのは、雨風で傷まないように取り付けられたテントです。
以前はビニールに安いものをつけていたたけど、2008年にユネスコさんに取り付けてもらったそうな。


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教会の天井は綺麗にアーチ状に整えられていて、美しいイコンが描かれている教会もありました。

教会を形作る全てのものには意味が込められています。


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例えばこれ、右窓の上に凸は天国、左窓の下に凸は地獄を表しています。

7段ある階段、9に区切られた天井、3つの窓、三方向に描かれた十字架。

セブンスヘブンや、トリニティ、ナインセンスをそれぞれ表してる。

・・・・それらが何を意味するのか私にはわからなかったけれど。


勉強不足><


ギオルギスから第3エリアに続く道で25mの真っ暗な洞穴があるんだけど、これは地獄を表しているんだって。

地獄を表現するためだけに穴を25m掘るのもね、、、恐るべし宗教の力。


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エリア内はそれぞれ地下道で繋がっていて、巡礼のように回ることができます。

階段も道も全て掘ったものだから、まっすぐではないし、角度も急だったり。

だけど、その感じが、人間が作ったことが足に伝わってきて、私は好きでした。






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ラリベラの最大の見どころは、聖ギオルギス教会!!


十字架型に地下に掘られた教会です。
排水もきちんと考えられていて、十字架の片方を少しだけ下げていたりもします。

メケレで泊まった宿の屋上には洗い場があるのに排水溝がなくって、屋上がびっちょびちょになってた。

現代エチオピア人からは考えられない細やかな設計だわ。

教会は、外壁まわりをぐるりと回れるモノロティックと呼ばれる様式のもの、壁沿いに作られた長屋のように一側面の外壁のみ触れることができるセミモノロティックと呼ばれる様式があります。

で、このギオルギスはモノロティック。まわりを歩くことができます。


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このちんまり感ね。笑。

なんて大きいものを作るんだ。

美しいとすごいしか、言葉がでてこなかった。


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素晴らしくはあるけれど、
急ぎ足で見れば3時間もあれば見れてしまいます。


それなのに!

ラリベラの教会群の入場料はなんと50ドル!

エチオピアの物価からしたら、考えられない値段です。


正直高すぎる、、、と思ったけど、私は図らずしも日曜日にやって来れたので、日曜ミサを見ることができました。

日曜日の朝は教会でミサが行われるので、(観光客のためでない)信者のための教会を見ることができました。

これでだいぶチケット代を回収した気持ちになれました。



外壁に寄り添って、壁や柱にキスをする信者。

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神父がクッションのようなものを持って回り、そのクッションにも信者はキスをします。


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聖書を静かに読む人もたくさんいました。


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教会によっては人でごった返しているところも。

神父の説教を聞くために、大勢の人が教会のまわりに集まっていました。

この街にどこにそんなに人が?!という位。


お昼時の教会は信者はまばらで観光客が目に付くけど、日曜日の朝の教会は神聖な空気と心から祈りを捧げる人々の姿が見られてとても良かった。


日曜日のミサは朝6時から。
チケットオフィスは8時からあくので、一旦はチケットなしで入場することになったんだけど、問題なくミサを見ることができました。

8時以降は、教会ごとにチケット確認の係がいるので、悪いことはできません。ちゃんとチケットを買いましょう。

チケットは4日間有効なので、使いまわしているツーリストもいるとかいないとか。


ラリベラはぜひ日曜日に!
50ドルとは言えないけど、お昼よりも格段に素晴らしい姿が見られました。


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