一日がかりの国境越え!エジプト アスワンからスーダン ワジハルファへ。 | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

 《11/24/2015》《201日目》@エジプト アスワン~ スーダン ワジハルファ


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今日からついにスーダン編!!

アフリカ縦断スタートです!!

エジプトとモロッコは私の中でアフリカではないことになっています。

なんか馴染みがある国名だし。

どこにあるの?!その地名は国なの?!何があるの?!(゚д゚)(゚д゚)(゚д゚)

という、てんでピンと来ないのが、私の中でのアフリカ。
未知の地(自分が無知なだけなんだけど)であってこそのアフリカです。

アフリカの地をまた踏むことなんて、生涯もうないかも。
悔いがないように、どっぷりアフリしてきます!!


今日は1日がかりでエジプトからスーダンへ国境越えでした。

はじまりはじまり。
今日は長いよ!


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朝4時、眠たい目をこすって宿を出発。頼んでいたタクシーで、バスターミナルに向かいます。

外は真っ暗、道はガラガラ。タクシーを事前にお願いしておいて正解だった。流しをこの時間に捕まえるのは難しそう。
※タクシー一台30ポンド。

街はまだ完全に寝てたけど、八百屋さんだけは何故かやってた。昨日の夜お買い物したときは電気つけてくれなかったのに、朝は電気がついてたよ。謎だよ。


宿で一緒になった宿で4人、ゆうきさん、めいさん、晋平さんで一緒にスーダンに行く予定だったんだけど、晋平さんはスーダンのビザが間に合わなくて、3人での移動になりました。


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一緒に行けなくなっちゃったのに、晋平さんがバスターミナルまで見送りに来てくれました。

早朝4時にもかかわらず。・゜・(ノД`)・゜・。

しかも、白湯スープで煮込んだ牛スジを餞別に!。・゜・(ノД`)・゜・。
バスターミナルへ見送りに牛スジを持ってくるとはなんて斬新!!

昨日の夜、1kg牛肉を買って牛肉パーティをしたんだけど、ガッチガチのスジが入ってたんですよね。

晋平さんは、それを宿の親父にガスがどうとかネチネチ言われながら、コトコト夜煮込んでくれてたんです。

食べたらほんのりあったかくてね、今朝も火を通してあっためてくれたんだって。

ガチガチだったスジは、牛スジらしい柔らかなのに歯ごたえのある完璧な牛スジになってて、もう、、おいしくっておいしくって嬉しくって。・゜・(ノД`)・゜・。
眠さも吹き飛んだよ。

白湯の牛スジ煮込みなんてはじめて食べたけど超おいしかった。

またどこかで会っておいしいもの食べましょうね、晋平さん。。。!



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中国のおさがりと思われる派手派手バスは、予定から30分遅れて5:30に出発しました。

バスチケットは前日に宿に出入りすふチケット売りの親父から購入してした。
交渉後でワジハルファまで150ポンド、ハルツームまで350ポンド。

駅前にバスの看板を出した店がいくつかあって、聞きてまわった最安値で購入しました。


車内は日本でも走れそうなきちんとしたバス。


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噂通り、車内は荷物でぎっちぎち。
バスの下の荷台も電化製品やら衣類やらでぎっちぎち。
そして車内はほとんどスーダン人!

スーダン人はエジプトに物資の買い出しに来るみたいです。

アジア人を奇異な目で見ることもなく、となりのおばちゃんはパン食べるー?と聞いてくれたり、のほほんとした雰囲気。

早朝なのにバスは爆音でテレビの歌番組を流しててなかなかうるさかったけど、毎日のアザーンで聞き流し力をつけた私は快眠できました。

寝ても大丈夫そうな、安心感のある車内で、スーダンの治安の良さをバスから感じることができました。

あ、アザーンっていうのは、イスラム教の人のお祈りお知らせアナウンスです。毎日、モスクについた拡声器から歌のようでもあり嘆きのようでもある男性の声でアッラ~~~~!!とアナウンスがあります。
ムスリムの国でこれを聞かない日はない。
歌うように上手な人と、なんか残念な人がいるので、うるさいはうるさいけど真面目に聞いてみると違いがあっておもしろいです。



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バスはアブシンベル神殿を超えて、バスごとフェリーで川を渡ります。
フェリー上では、バスから出ることができました。


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海のような川です。
日差しが強い。
日陰に入れば気持ちいい風で涼しい。
ちょっとしてナイル川クルーズだね。

フェリーが終わってバスに戻ると50ポンドを徴収されました。

フェリー代なのかな。。?
スーダン人も払っていたので、払います。


5時間から7時間ほどのバス旅とチケット売りの親父から聞いたとおり、エジプトのイミグレに6時間で到着しました。

ふむふむ順調!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

と思ってたらこっからが、


長かった!

スーダンのイミグレを通過するまでに、

6時間かかりましたΣ(゚д゚lll)

国境越え所用時間ランキング、ダントツ1位!!

こんにちはアフリカンタイム!!


まずね、エジプトのイミグレらしきところにバスが到着したけど、ぜーーーんぜん進まない!

出国手続き待ちのバスが順番待ちをしていたみたい。全く動かず2時間は待機したかな。

その間、バスでなんか紙をもらって、別の人に使用済みの印なのか切れ目を入れられたけど、以後この紙は使用せず。一体なんだったのさ。


ぎゅうぎゅうに詰まった荷物を全部出して、人でごったごたの荷物チェックをなんとか済ませます。

荷物チェックは何故か有料らしく、係りの人が15ポンドを徴収してチケットを渡してるんだけど、係は1人だけ。

イミグレには大型バスが5台以上。

そりゃあ人でごった返すよ。。。

割り込みがすごいので、並べる国民日本人の誇りを捨て、早朝の山手線の要領でぐいぐい前に進みます。

すると、なぜか私たち3人は支払い免除。いいから、進んで!と手招きされます。外国人は優遇するのかしら。。?

激戦区荷物チェックを越えたら今度はパスポートに出国スタンプをもらいます。道なりに直進するとそこは、エジプトの入国用のカウンター。出国カウンターは荷物チェックの小屋を横目に来た道を戻って、柵の反対側にあると言われます。

もしかしてあの荷物チェックってエジプト入国用。。?
荷物チェックなしで、柵の反対側まわって良かったんじゃないの。。?(・Д・)

よくわからないまま、柵の反対側にまわって、そこでもらったちっこい紙にパスポート情報などを記入して出国スタンプをもらいます。

係りの人はやっぱり1人もちろん長蛇の列です。

ムスリムの国のためか、列は男女で分けられていて、女性は少ないので比較的すぐ済みました。

カップル旅の人はとりあえず女性ラインからアタックすると早く手続きが終わって楽チンそうです!



エジプト出国できたし、さあスーダンへ!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ





とは

行きません。




バス全員が出国手続を済ませて、荷物を積み直して、バスで国境を超えます。

これがね、もうぜーーんぜん進まないの。
ぜーんぜんよ、ぜーーんぜん。



進まなすぎてバスで寝ちゃった。


なんか騒がしいな?と思って起きたらバス内でマラリアの薬、メフロキンが配布されてた。
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ラッキー!*(^o^)/*

隣のおばちゃんが一箱くれたのも合わせて16錠ゲット。十分な量です。





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数時間して私たちのバスにスーダンイミグレの順番がまわって来ました。

スーダンイミグレでも、まーた荷物を全部出す。二度手間!!


スーダン側では入国スタンプはアッサリ押してくれて終了。

スタンプの横のカウンター旅行者用の用紙にパスポート情報などを書き、用紙を出国のときまで持っておくように言われました。

そのあと、また別のカウンターで謎の50ポンドを徴収されて、領収書らしき用紙を受け取りました。

パソコンに名前を入力して、領収書を印刷してくれたんだけど、私の名前がなくって後から手書きで書き直し。

なんの費用なのか聞いてもパスポート50ポンド!ノープロブレム!しか言ってくれないから、理由は謎のまま。

エジプト人も払ってたので、なんかそういうもんなんだろうね?

その次は荷物チェック。
荷物一つ一つにチェック済みのシールを貼ってもらいます。
赤外線の機械がないみたいで、全部手作業。係りは2.3人。
荷物を開けて、係が来てくれるのを待ちます。
当然、長蛇の列。


謎のお金の徴収や、段取り悪すぎる入出国に消耗気味な私とメイさん。
いやぁ僕はなんか楽しいですよ!とわくわく顏なゆうきさん。

ゆうきさんアフリカ力高い。。!!Σ(・□・;)
そうだ、これがアフリカなのだ。。!!
これからいくらでもスローでフリーダムなことがあるのでしょう。
こういうの、楽しんでいかないとね。



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色々ありましたが、5:30、、スーダン国境越え完了。。!!

国境越えに6時間かかったよ。。。!!

長かったーーーー!!!!!お疲れ様でした!!

バスは国境から1時間ほど走ったところにあるワジハルファの街まで運行なので、バス旅はもう少し続きます。



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両替をして、車に荷物が積み終わるのを待ってる間、英語のできるスーダン女性と仲良くなりました。アメリとスーマとサラ。

超良く笑うの!キャハーーッ>▽<って楽しそうな声で!

スーダン人はとってもいい人よ!!ってキャハーッ>▽<!

そういえば、商人でもないローカルな人と話をするのは超ー久しぶり。
ドイツ以来かな?

言葉を教えてもらったり、習慣を教えてもらったり、地元の人との会話はとても楽しいよ。


三人ともありがとう!!
カメラのレンズに砂がつきまくりです。どんだけ埃っぽいんだスーダン!


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ワジハルファでは、アメリお同じ宿に泊まって夜ご飯も一緒に食べました。



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案内されたのはこの宿。

戦中の病院のようだ。。!
というのいいとして、
青空ベッドじゃ、
ない!!Σ(・□・;)


スーダンは暑すぎるので、庭にベッドを出して青空(星空)を仰ぎながら寝る「ロカンタ」と呼ばれるスタイルの宿があり、旅人には青空ベッドという愛称?で親しまれて?います。

ところがスーダン、今は冬。朝晩は気温が低く体感で15度下回るくらい。
室内でも快適だしむしろ外で寝るのは寒いくらい。

青空ベッド。。。
私密かに楽しみにしてたのに。。!!!Σ(・□・;)




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トイレは、「あぁ、こういうやつね。。」って感じだけど、


中はそんなでもないでしょ?
もっともっと酷いのを想像してたから、これで25ポンド、370円ならいいかなー。

覚悟してきたからね、このくらい、、、なんてことないんだから!!


廊下で無人でスマホが充電されてるし、安心して良さそう。

これから青空ベッドの機会はあるのかなー。
一回くらい泊まりたいなー。
寒そうだからダウン着て青空ベッドかな笑。


メイさんとゆうきさんはご夫婦なんだけど、スーダンでは夫婦であることを示す書類がないと同じ部屋で寝られないんだって!

パスポートで同じ名字でもそれだけじゃだめだって言われてしまって、ゆうきさんは1人別室送りに。。


イスラム教は男女の区別が厳しくて、モスクも祈る場所が男女別だったりする。
ウズベキスタンやモロッコ、エジプトもムスリムの国だけど、男女共用ドミはあったから、スーダンは敬虔なムスリムの国なのかもしれないね。




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夜ご飯は
羊と野菜のスープ
「フール」と呼ばれる豆の煮物
「シャイヤ」と呼ばれる牛肉炒め(?)
砂糖たっぷりオレンジジュース。

このシャイヤがおいしすぎて!!!
おいしすぎて写真撮りそびれたね!!
わたしたちは炒めものだったけど、ほんとは炭火焼が1番おいしいんだって。


スーダンでフールとチキングリル
ばかりの食生活に飽き飽きしてた旅人の皆さん(あんまりいないと思うけどねスーダン来る人。笑。)、
救世主シャイヤの登場です。
とりあえず店でシャイヤ!って言ってみてください!




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