別途アップするビザのブログを書いている時に、もやっとしました。
「ビザの費用」という表現を私はしたんです。
果たして、
ビザ代は「費用」なのかと。
今日は、
もしも旅BS、旅PLを作るとしたらビザ代はどう会計処理すべきかという超どうでもいいことについて真面目に考えてみることにします。日本基準に準拠します。
会計畑の人以外読まない気がするので(そもそも誰が読むの?って気もするけど笑笑)
会計用語の説明ははしょります。
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見解1、費用。
日本語的にはしっくりくる費用説。
私がもやっとしたのが、じゃあ、ビザ代はどんな収益を生み出すのかということ。
費用に計上するなら何がしかの収益があってしかるべき。
そもそも旅における収益って何よ?
収益計上するには、①財貨の受け渡しまたは役務の提供と②貨幣性資産の取得の実現2要件を満たす必要があって、
貯金を切り崩して暮らす私には、旅で貨幣性資産を取得することなんてほぼないわけだ。
ってことは収益計上はできないわけで。
収益ないのに費用だけが発生する赤字必須のPLができちゃう。
っていうかそもそも旅はお金を得ることが目的ではないし、
旅で収益認識するのに、実現主義をまんま用いるのはやめよう。
思い出は無形固定資産では、という気がしつつ、思い出が得られたら収益計上することとしよう。金額どうやって測定するのか謎すぎるけど、これは置いておこう。
旅における収益とは何か。
これは結構おもしろい論点になりそう。
さて。
ビザ代を払ったところで、思い出が得られるわけではないし、
どうも収益との関係性が薄い気がする。
計上するなら一般管理費だね。
ビザって、申請してお金払ったのに、ビザを発給してもらえないことがたまにある。このときは特別損失かな。
見解2、資産。
そもそもビザとは、国に入るための査証であって、
言い換えれば国に入るためのの権利証なわけだ。
ライセンスとくれば、無形固定資産。
ビザをとってから入国までに日数があることもあるし、取得したら無形固定資産に計上して、実際滞在期間を通じて償却していくのがいいね。
無形固定資産に計上するなら、減損も考えないといけない。
ビザが仮に50ドルだったとして、50ドル相当の思い出が得られなそうなときは、減損処理して特損計上。
これは残念だ。
いや、遡及の基準から考えたら、費用・・・?
いや、、、、ここは例えその国が楽しくなるって見積もりが甘かったとしても、気持ち的に特別損失させてほしい。
できうる限り情報を集め、過去の経験からきっと良い旅になる、と思っているからこそビザを取るわけで。
最善の見積もりをしたはず。
つまらなかった国のビザ代で営業利益が傷むのは嫌だよね。
嫌だとか気持ちで会計処理決めちゃいけないんだけどさ。
超、恣意的\(^o^)/
ビザ代の資産性は、相対的にバイアスがかかるので、全社統制の検討が重要になりそうですね。
実際は、旅なんて何があっても結局楽しくなるから、資産性が問題になることはそうそうないよね!!うん!!
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うんうん。
無形固定資産に計上して、滞在期間に応じて費用処理。これがいい。
そしたらビザ代は費用じゃなくて、
ビザの取得原価とかって表現すべきってことね。
結論がでました!
どうでもいい!笑。
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最後まで読んでくれたひと、本当にどうもありがとうございました!笑。