《9/12/2015》《166日目》モロッコ メルズーガ
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夜行バスの中で目が覚めると6:30。
ちょうどメルズーガ到着予定時刻だ。
満席だったバスはガラガラ。
まさか乗り過ごしたんじゃ!!( ;´Д`)
若干ハラハラしてると、7時頃、アフリカンの顔立ちの人がバスに乗ってきた。
聞くとワイルドネスロッジという宿のピックアップの係の人みたい。
私たちが予約した宿、ブルーソレイユの人は、10分前にどこかに行ってしまったらしい。
そもそもピックアップをお願いしてたのは、終点のメルズーガのバスストップなんだけど、ここに迎えに来てたってのはどういうことで。。。?
よくわからないけど
ワイルドネスロッジの人が、ブルーソレイユに電話をしてくれて、無事に宿にたどり着けた(^^)
宿の予約しておいて良かった!!ヽ(;▽;)ノ
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宿もあたりもすっかり砂漠の風景。
メルズーガは砂漠の玄関口、というかもはや砂漠の中。
アフリカまでやってきたんだなぁと実感する。
宿に到着してからラクダツアーの申し込み。
夕日+テント泊+朝日のツアーが350ディルハム。
日中の周辺ドライブが300ディルハム。
二つ申し込むなら600ディルハム。
日中のが高いなぁと思いながらも、575まで値段交渉して下がりそうにないので予約。
せっかく砂漠まできたからね、夕方まで宿でだらだらはもったいない!!
砂漠ー!!!!
さーばーくー!!!!
らくだー!!!!
とてもナチュラルにラクダがいた!
キツネと写真撮りませんか!!って子供が走ってやってきた。
ごめんね!!撮らない!!
ハミリア村というところにグナワ音楽を聞きに行ってきた。
ハミリア村は、ブラックアフリカンの村で、村には奴隷として連れて来られたブラックアフリカンの末裔が暮らしている。
グナワは彼らにとってはただの音楽ではない。治療に用いたり、スピリチュアルな世界への扉を開いたり、集落の社会性を保つ役割を担っているそう。
演奏中の彼らは、真剣。
銀のカスタネットのようなタンバリンのような打楽器はじめてみた。
この人は特に音楽の世界に入り込んでいて、かっこよかったな。
この長いワンピースがベルベル人の民族衣装、ジュラバ。
演奏用に着てくれたけど、普段はシャツとパンツらしいです。
ハミリア村は特に見所のない素朴な村だそうで、村の暮らしを見るのを楽しみにしてたけど、残念ながらハミリア村は演奏だけ。見てみたかったなー。
サラサラした砂地もあれば、ごろごろ岩がしてるところもある。
田中さんも良い笑顔です。
ノマドの村の集落跡地。
ノマドの人たちは、水や食料、物資を求めて砂漠の中を移動して暮らす。
いちいち家を建てないでいいようにしてたそうです。
だけど、水が枯れたらその集落はもう使えない。そうしてこの集落は廃棄になってしまったんだって。
結構な荷物。
これを持って全て移動してるって大変だよね。定住したいって思わないのかな。
ノマドの子供。サッカーウェアはどこでも人気だなぁ
この量を全て移動してゆくのは骨が折れそう。定住したいって思わないのかなぁ。
キッチンには近代的なグッツも。
まさかまさかの近代グッツの代表、ケータイまで!
街でモバイルチャージャーを充電して、テントではそこから充電するんだって。
あぁ、砂漠きれい。
オアシスの水路。地下水を畑に回して農業をしてる。
畑は村人でシェアして、それぞれのエリアに水が引けるように
分かれ道ができてた。知恵だね。
砂漠とは思えない緑。
井戸、これだけあれば順番待ちしないで済むね。
3時間のツアーのはずが、なんだかんだごねてゆっくりしたらほぼ4時間。
うん、満足!!
疲れた!!笑
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夜はお待ちかねラクダで砂漠☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
約束の6時になると宿の目前にラクダが待機してた!!
そうか、もう砂漠はすぐそこだもんね。
砂漠
砂漠
砂漠とらくだ。
風網が美しい砂の道をさくりさくらと歩くラクダ。
最初のうちは街の建物が見えたりオアシスがあったけど、進むごとに、砂の山は高くなって、見渡す限り、砂漠になる。
急斜面を避けて歩くから、うねうね何度も曲がる。ものの数分で自分がどっちから来たかわからなくなった。
この人は一体何を目印にしてるんだろう。。!もしかしたら目以外の何かで道がわかるのかもね。。!
そんなラクダ使いに感動してるけど、
イメージとはうらはらにラクダの乗り心地はなかなか悪い。
乗ってた時間は一時間くらいだけど、充分かも!
ゾウは何時間でも乗ってたかったけど、私はラクダは一時間でいいな(^^)
お楽しみのサンセットはあいにくの靄で見えなかったけど、星はよく見えた。
12時くらいに遠くの街の光が消えた後はとくによく見えた。
テントの中で寝ることもできるけど、砂漠での星空の下、テントの天井を見てるなんてもったいない!
おしゃべり好きなモロッコ人にずっと話しかけられながら寝転んで流れ星を見た。
天の川がきれいだった。
モロッコ人曰く、あの星ほどに私は美しいらしいです。
どうもありがとうございます(棒読み)
懐かしい、この絡まれ続ける感じ。
うざいけど嬉しいなぁ。
あぁ星がきれい。
モロッコ人にはお引き取り頂いて、そのあと結局ずーっと星を見てしまった。
すっかり寝不足のまま、6時に砂漠を出発、宿に戻って、髪の奥まで絡んだ砂を洗い流して、次の街ティネリール行きのバスに飛び乗った。
昼も夜も砂漠を堪能して大満足。
夜行明けからよく頑張りました(^^)
あ!!
気づけばサンセットもサンライズも見てないや!!!!( ゚д゚)
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※旅人情報
・フェズ~メルズーガ バス 移動
190ディルハム
スプラトゥール 20:30発6:30着(実際には7時着)
CTMは直通バスがなく、途中一回乗り換えることになる。
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