ドイツのスペシャルな教会/フロイデンベルグ/ボン | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

《8/30/2015》《154日目》ドイツ  ケルン & フロイデンンブルグ & ボン


*******

★ブログランキングに参加中★
足を運んでいただきありがとうございます!
応援クリックいただけるともっとありがとうございます!



********


今日も朝から盛りだくさん!

クリスチャンのニコとマニュエルは日曜日の朝は教会に行くのだけど、

他とは違うちょっと変わったスペシャルな教会だと言うので、行ってきました。











たしかにスペシャル。。!!!



教会というより、ここはもうカフェ!


完全にカフェ!


フリーのコーヒーやクッキーがカウンターにあって、内装はソファやおしゃれな家具。

十字架はどこにもなくて、人が増えてきた頃にバイブルがランダムに席に配られました。


神様は教会に来る人だけのところに来るわけじゃない。
どこでだって祈る心があれば、神様は来てくれるはずでしょ。とバイブルを配る女の子は言ってました。



こういうラフな教会は数は少ないけど、他にもあるにはあるんだって。
来ている人もとても若くて、ほとんどが20~30代。

ドイツでは教会離れが進んでいて、なんちゃってクリスチャンが増えていると
マニュエルが言っていたけど、これなら若い人も来やすいね。


神父様と思われる人が、バイブルに沿ってお話をしていって、
壁にはプロジェクターで聖書の言葉を投影。

神父様といっても、服装も雰囲気もラフな気のいい兄貴なんだけど。

讃美歌はなんと、神父様と思われる人自ら作詞作曲、ギターで演奏!

今日の言葉にぴったりくる歌が見つからなかったから作ったんだって!( ゚Д゚)


シンプルな曲調で、馴染みやすくて歌いやすい。やるね、神父様。

歌詞がプロジェクターで投影してあって、
何番目かになる頃にはカフェのみんなが歌ってた。

確かに信仰心は感じるのだけど、肩の力が抜けていて、宗教に依存しすぎていない雰囲気に好感がもてた。



今日の歌とお話は、イエスがわずかなパンでみんなのお腹を満たしたっていう奇跡のお話。


物理的、肉体的に空腹を満たしても、それはそれだけで終わってしまう。
心の満たすということを、ひとかけらのパンを通じてイエスが伝えようとした。

というような趣旨だったと、、、思う。


(ドイツ語を英語に通訳をしてくれた子がいたのだけど、難しいね。)


日本にいた頃はおくわからなかった宗教。
今もよくはわからないけど、
神の愛も、死後の世界も、信じるかと言われればわからないけど、
前ほど遠い存在ではない気がしてきています。
嬉しい変化です。





**********




教会に行く道すがら、少しだけ色の違うタイルがありました。
これはユダヤ人がかつてその場所に住んでいたことを示すタイル。

ドイツは戦争を起こしたという事実を忘れないように、
こうやって街のあちこちに刻んでいる。

ドイツは日本と同じ敗戦国だけど、戦争との付き合い方というか、捉え方が日本とずいぶん違うように感じる。

教科書に書いてあったなーという意識を超えて、もっと日常に歴史が溶け込んでいる。

だけど、悲観的な、過度な負い目は感じなくて、

街も人も、過去の事実と向き合っているような気がするな。


***************







丸2日間一緒に過ごしてくれたニコはオーストラリアに発つので今日でお別れ。

礼拝に顔を出してから出発して行ったニコ。なんかいいよね。
ニコに代わって週末で仕事休みのマニュエルが今日は1日付き合ってくれました。





教会の後はフロイデンブルグへ!

電車で行こうと思っていたのだけど、今日はマニュエルが車を運転してくれるって。。!。・゜・(ノД`)・゜・。ありがとう!!


マニュエルは自転車しか持ってないので、車も借り物。ニコが運転してた車も借り物。貸してくれたお友達、ニコの幼馴染にも感謝。。!


ケルンから車で一時間半でやってこれるフロイデンベルグはとても小さい町。

街歩きも1時間もあれば充分かもしれない。














この家のスタイルは17世紀のもので、他の街でも見ることはできる。フロイデンベルグほどこの家が並んでいるところはないんだって。

たった4本の短い通りだけれど、
道端の花や、街灯や、小窓や、ちょっとしたところに遊びが効いていてとても可愛いところだった。









北の高台に公園があって街を見下ろすのも素敵だったなー!!






公園楽しかった( *´艸`)













小腹が減ったので、カレーウースト!
カレーウーストはベルリンの名物のカレーソースをかけたソーセージ。

ケチャップなカレー粉を混ぜてソースを作っていて、お店によって個性がでる。

後日ベルリンで食べたのより、ここのほうがおいしかった。。!

入ったお店では、アフリカンな深い枯れた声でバンドマンが爽やかなジャズを奏でたよ。1人でケルン来てたら絶対こんなおしゃれなことできないよ。。!

カフェやレストランで生演奏を見ることがイタリア以降ちょこちょこある。

ヨーロッパではよくあるのかな。すごくいい雰囲気だった。

味しめちゃいそう。。!!






*************


今日は夜行でベルリンに向かうのだけど、
まだ時間があったので、フロイデンベルグからの帰り、足を伸ばしてボンまで移動。
車があるとなんでもできちゃう気がするね。






山岳鉄道に乗って、高台まで。






上からの景色。とーーーくにケルン大聖堂もうっすら見えた!





高台の見どころ、「Drachenfels castle ruins」
Drachenfelsはドイツ語でドラゴン。ドラゴン城!かっこいい響き!

12世紀に建てられたもので、30年戦争の時に壊れてしまったものなんだって。







ドラゴンの噴水。




こっちも、Drachenburg castle
ドラゴン城。
営業時間が終わってて柵ごしになってしまったけど、
山の中でどんっと立つ姿は豪勢でかっこよかった。






高台からの夕日もすごく素敵でした。






夜はタイフード。
クオリティ高すぎだった。。!!

ラオスで会ったドイツ人と、ドイツでパッタイ食べる日が来るとはね!

おもしろいね。



ニコとマニュエルのおかげで本当にケルンは楽しい滞在ができたなぁ。

自分たちも旅してる時にホストにすごくよくしてもらったからって、時間もお金も惜しみなく使ってくれた。

次ドイツに遊びにきたら、ノインシュバインシュタイン城に行こう、パリに行こう、ベルギーなんて隣街だよ!車で行けば安いしすぐだよ!って言ってくれた。

また遊びに来たいなぁ。

旅で、遊びに行ける友達を作るの、憧れてたんだー。

実現できちゃったな!嬉しいな!!!



********



ブログランキングに参加中★
応援ワンクリックもらえると、本当に喜びます!!





おまけ

教会にいた子ども。


*******







・*:.。. .。.:*・゜゚・*旅のルート・*:.。. .。.:*・゜゚・*

タイ➡︎ラオス➡︎タイ(2)➡︎マレーシア➡︎インド➡︎キルギス➡︎ウズベキスタン➡︎タジキスタン➡︎キルギス(2)➡︎ウズベキスタン(2)➡︎トルクメニスタン➡︎アゼルバイジャン➡︎ジョージア➡︎アルメニア➡︎ジョージア(2)➡︎トルコ➡︎ブルガリア➡︎セルビア➡︎クロアチア➡︎イタリア➡︎ドイツ➡︎???(・ω・)



・*:.。. .。.:*・゜゚・**:.。. .。.:*・゜゚・*・*:.。. .。.:*・゜゚・**:.。. .。.:*・゜゚・*