私が旅に出た理由 | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

《6/5/2015》



私が旅に出た理由




ドゥシャンべからホーログへのドライブ中、すごく景色が壮大で、そんな車窓見ていたら、旅に出て良かったなぁ。。。ってつくづく思って、1人感極まってしまった。

旅に出る前も出てからも、なんで旅になんだろうってよく考える。


色々理由がありすきて、結局何が理由なのか、自分でもよくわかんなかった。

時間がたって、こんがらがって整理できなかった当時の自分の気持ちが、最近少しずつ紐解けてきた。


もともと旅行は好きだった。
小さい頃から節約好きだったけれど、大人になって旅行にだけはお金を使えた。



見たい景色がたくさんあるから
好奇心をかきたてられるから
今しかできないと思うから


ゆっくり旅に行きたいと思い始めた理由は、基本的にはそういうシンプルなものだった。

どれも本当だし、今もそう思ってる。



でもそれだけじゃ、行こうって決心はできなかった。


行きたいから行こうに変わったのは、「何か」したいっていう自己実現が大きい要因だったのかな、と最近は思う。



人と違うことをしたかった。

先のために頑張るんじゃなくて、今のために何かしたかった。

いつかいつかって言ってたら、そのうち死んでしまうんじゃないかと思った。

自分が無理そうだって思うことをしたかった。

でも踏み出せなくて、いつまでもうじうじと、本当にうじうじうじうじと、あれこれこねくり回して悩んでる自分と決別したかった。

仕事で新しい分野に挑戦するとか、そういう真面目な形じゃなくて、何か突拍子もないことをやりたかった。

今ならもし失敗したって、いくらでも糧にできる。


そういう若さの活かし方を私はして来なかったから、失敗しないように難なく生きていけるように、大事に大事に石橋を叩いてきてから、違う選択をしてみたかった。



自己実現と言ったら聞こえはいいけど、
遅すぎる反抗期とでもいうか、遅すぎるピーターパンシンドロームというか、そんなようなものがこじれてたのかもなぁ。



ひっくるめると、旅してみたかったら旅に出たってことなんだけど、
仕事を辞めて旅に出ることが、私にとってハードルの低いことだったらやっていなかったかもな、と思う。


旅は私にとっては、目的であり手段だった。

手段って意味では、旅に出発できた時点であらかた達成できているから1年も旅をする必要はないかもしれないね。

目的って意味では、まだまだ続けていきたいな。
毎日が新鮮で、新しい人や街や景色やごはんにわくわくして、新しいことに慣れて行く自分が嬉しくて、それこそ、生きてる感覚が毎日ある。自分を省みる時間がもてて、見えていなかったものが見えるようになる。昔を思い出して、自分がどんなに幸せに生きてきたか実感できる。

世界一周中、飽きる人も中にはいるそうだけど、今のところ私はまだまだ飽きそうにない。




*****


仕事を辞めて旅に出ることの何が失敗になるんだい?道を踏み外すという、その道って何のことだい?

行きたいなら行けばいいし、

それで、違うなって思ったら早く帰ってくればいい。


そんな先の計画をぎちぎちに立てて、理詰めして肩に力入れて生きなくてもいいんじゃないかしら、なんとかなるもんですよ。


なんて


そのくらいの気持ちで生きていけたらいいなぁ。

帰国してからも、そんな気持ちでいられるかなぁ。

そうやって生きていけたらいいなぁ。



今はまだ旅の途中だけど、帰国してしばらくしてこの日記を読んで、

あー私なんて浅はかだったのかしら、旅の雰囲気に飲まれちゃって偉そうにいけしゃあしゃあと恥ずかしいことを。。orz,...

と悔いるのか

ほらね、何とかなったじゃない(^^)


と微笑むのか


帰国後も楽しみだね。





写真は、私を旅行の虜にしたペルーマチュピチュ。

当時23歳。なんか若いね。笑。


良い年の重ね方をしたいものです。




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