レギなし出国、大丈夫?!@ウズベキスタン オイベック | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。


≪6/3/2015》《67日目》ウズベキスタン タシュケント~タジキスタン ブストン




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ビザの申請を終えて、サムの家に戻るともう13時を回ってた。


今日中にタシュケントからドゥシャンべに移動したい。


目的地までは、タシュケント→オイベック→国境越え→ブストン→ホジャント→ドゥシャンべ

と進んでいく。

タジキスタン国境からドゥシャンべまでタクシーで突っ走るという手もあるけど、あまりに高くつくから、バスか街で乗り合いタクシーを拾いたい。


※乗り合いタクシー
中央アジアでは、タクシーの相乗りが常で、タクシーが満員になったら出発になる。


結局、今日はこんな移動になった⬇︎
(レートは4000ソムで、1ドル、124円)


サムの家

⬇︎ メトロ 1000ソム、10分

オルマゾール駅

⬇︎ 乗り合いタクシー4人、3000ソム、10分

クイルックバザール

⬇︎乗り合いタクシー4人、15,000ソム、1時間15分

オイベック

⬇︎乗り合いタクシー1人、22ドル、1時間

ホジャント


ドゥシャンべ辿りつけず。。!
夜中の一時くらいになら着けたんだけどね、、1人だから高いし、夜タクシー着は怖いからやりたくないんだ、仕方ない。

ただの移動だけど、なかなか思い出深かったよ!!(・ω・)ノ


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出発前もサムファミリーの親切がとどまることを知らなかった。

大使館から戻って、パッキングやシャワーを済ませると、お母さんがお昼ごはんを出してくれた。

サムが仕事場から一旦戻って車でオルマゾールまで送るというので、何とか辞退した。

それならロシア語で困ったら電話をくれと、自分のガラケーを再び持たせてくれた。
それはさすがにない!!と思ってこれも辞退したけど、タシュケント帰ってきたときに返してくれればいいからと譲らないので、受け取っておくことにした。

手持ちのソムが少なかったので、両替できる場所を聞くと、お母さんが両替してくれた。

最寄りの地下鉄の駅まで娘のサイダちゃんが見送りにきてくれた。


どんだけいい人なのよ、サムファミリー。。!。・゜・(ノД`)・゜・。


きっとサムは金持ちだから、日本に来れるお金がある気がする。

もし日本に来たら私も全力でおもてなしだ。




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オルマゾールからオイベック行きのバスがあると聞いてたけど、ブログでその区間は運行終了したっていうのも見つけてた。

オルマゾールで、オイベック!オイベック!オフトーバス!って、叫んでみるも、どうやらなさそう。

色々叫んだ結果、クイルックバザールがオイベック行きの乗り合いタクシーの拠点になってるみたいだったので、クイルックバザールまで移動することにした。

,,,というか聴きまくってたら、俺知ってるぜ!風の人にクイルックバザール行きのタクシーに導かれた(・ω・)
おっちゃん、、ごはん中だったのにありがとうな。



*****





クイルックバザールでは、
はじめ 25ドルとか20ドルとかふっかけられた。

電卓に入力し間違えられてて
、10,000ソム、(2.5ドル)だと思って車乗ったら100,000ソム(25ドル)だったりして、車を降りたり。

電卓入力間違いタチ悪い。。!



場所を変えて車を探して、15000ソム(3.75ドル)で車ゲット。3人既に集まってたからだな。
仮に1人乗りでも、15ドルってことでしょ。25ドルはぼったくりだわ、失礼しちゃうわ!!( ̄Д ̄)ノ

ウズベキスタンは値切り甲斐のある国ってことがよくわかったわ。。!


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オイベックまでのタクシーは、乗り合わせた人と仲良くなれて、わいわい楽しかった。

言葉は全然通じなかったけどね!(*'ω'*)

「私はユカです。日本からきました。ロシア語は話せません」

「ミニャーザブートユカ、ヤーイズヤポーニ、ヤーニェガバリューパルースキー」

これで仲良くなれるんだよ、おっちゃんたち大爆笑だったよ。


ちょっとね、左右ともおっちゃんがガチムチ体型だったから、

しっとり暑くて狭かったけどね、、!楽しかった!




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乗り合わせた人に何故かヨーグルトドリングおごってもらった。ありがたやー。
酸っぱめの飲むヨーグルトに、一味やハーブをトッピングして飲む。

気候にあってて、おいしかった!


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そしてやってきたウズベキスタン、タジキスタン国境。



税関でカバン全部あけられるんじゃないか・・・・

レギが二日ないことを責められるんじゃないか・・・・

(3日に1度のルールなら、責められる理由はないのだけど、

汚職係員に捕まったら、こっちはもうどうしたらよいものか・・・・・)




なんてやきもきしたけど結局、



超スムーズだった(*'ω'*)



レギは提示を求められることすらなく、

カバンはノーチェック。


タジキスタンの税関に至っては、コーラ飲ましてくれたからね( *´艸`)


よかったよかった。

陸路の国境越えは、やっぱり緊張と達成感がある。

空路だとどこか税関でどこがパスポートコントロールかよくわからないまま歩いてることがあるのに(-ω-)




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タジキスタンの国境の門では、英語の練習したい小さいおじさんに五分事務所で話そうぜって言われる。

歯が生えそろってなくて、スースー音がしてた。

この人は5分が30分になる気がする・・・!

このまま立ち話で5分話しましょうね、とニコニコあしらった。




この時点で19時。

ホジャント行のタクシーを20分粘って値段交渉したけど、言い値の25ドルから22ドルよりはどうしても下がらなくて、
他の客も来そうにないし、1人でタクシー乗車。

小一時間ごときのタクシーで22ドル、、。4人集まれば4ドルなのに・・。

ウズベサイドで一時間4ドル以下で来たのに・・・・。

痛いわー。。(ノ_-。)



タジキスタンは交通網が未発達なので、タクシーに頼らざるを得ない。

片道走行でも往復料金を請求されることもあって、移動費がかさみがちらしい。

さっそく専制攻撃をくらったよ。


国境付近でタクシーには乗らん!! って言ったそばから、また乗ってるし・・・orz


でも、国境付近離れたらまったくタクシー見かけなかったから、

乗って正解だったと思おう。


ドゥシャンべまで行くなら50ドル、しかも到着は夜中の12時か1時。

金額も時間も絶望的な数字を言われたこともあって、

渋々ドゥシャンベ一泊することにした。


急いだものの間に合わなかった、がここ数日続いてるなぁ。

中央アジアはこういう弾丸スケジュールはくむのは難易度が高い。





あぁなんか一気に疲れてきた。

今日ドゥシャンベ入りができないとなると、

土曜日のアフガンバザールに間に合わない可能性が高い。


アフガンマーケットは、タジキスタンとアフガニスタンとの国境で毎週土曜日に開催されている。

ラマダンや情勢悪化があると中止だけど、今のところ今週は開催予定。

私にはアフガニスタンに入国する勇気はないから、このマーケットがアフガニスタン人の人と直接会える唯一の機会。


あーーーー、もうトルクメニスタン大使館のスペシャルゲストが来ていなければ!!!!!!




もやもやしながら、ふと車窓を見ると、乾いた山と地平線だけがあった。


正面。


左。



右。



これがタジキスタンなんだ。

広くて、乾いてるな。

山はキルギスの方が美しいけど、地平線はなかなかのものだ。

今見えるものに集中しよう。

疲れと、計画倒れに少しいらつく自分をなだめる。



*****


街に入ると、道路も店もまっすぐ並んでた。

あの山道の直後の町がこうもきれいだと、、

なんだかハリボテみたいだ。


到着した宿、シャルクは部屋の回収工事を終えて半年程度だそうで、

部屋はきれいだった。


なんだけど、トイレはくさいし、シャワーは故障中だし、これで50ソモニ、8ドルは腹立たしい。

タジキスタンは移動費もさることながら、宿泊代も高い。


主人は大声で怪しい英語をまくしたててきて、

いわく英語の先生をやっているそうなのだけど、お世辞にも褒められる英語じゃない。

なのに「do you understand?」が、どうにも上から目線の語調で、

疲れてる神経を逆なでする。


素朴で愉快なのがタジキスタンの国民性といえばそうなのかもしれないけど、

今のところ、好きになれそうにないな・・・。


私は、もとはといえば、ウズベキスタンよりタジキスタンを楽しみにしてたんだ。

早く、パミールハイウェイとワハーンバリーに行こう。

きっと、行ったらタジキスタンを好きになれるはずだ。

3日いれば、きっとこの国も好きになれる。



おやすみなさい。

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