28時間 インド 列車移動の旅@インド ハイデラバード→デリー | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

テーマ:


«5/3/2015»«36日目»@インド ハイデラバード →インド デリー

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引き続き、諸般の事情で写真がアップできず、スマホからの投稿です。

スマホだとアクセスできるけど、パソコンだとアクセスできない状態が続いていて。。
後日写真は追加したいと思います!


気まぐれにアクセスできるときもあるので、写真できるだけアップしてゆきます。。!
4月30日の記事、写真アップしました。

«5/14追記»

【5/3 記事:28時間 インド 列車移動の旅@インド ハイデラバード→デリー】写真をアップしました!


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今日はインド長距離列車の旅。

5月3日 6時25分 ハイデラバード発
5月4日 9時5分ニューデリー着

そう。27時間の電車の旅。
距離にして、1200kmほど。

疲れるでしょうよとか
デリーが目的地なら飛行機で直で飛ぼうよとか

自分でつっこみを入れつつチケット取ったんですけどね、

これが案外楽しくて。。!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))


寝る
ごはん食べる
トイレ行く
車内や景色見る
乗客としゃべる
本読む
日記書く

この六つのどれかしかないんだけど、どれも各々楽しかった(^ ^)

最後の二つは他の四つに追いやられ気味だったな。

上の四つの思い出を書き残しておくよ。




◼︎寝るはなし。











私の座席は、寝台列車の三段ベッドの一番下。
広さはシングルベッドの半分くらい。

高さは、身長152cmの私ですら、2段目のベッドに頭が入り切らず座れないくらいなので低め。


1段目のベッドは日中はベンチになっていて、3段ベッドの2段目、3段目の人と一緒に座る。

2段目はベンチの背もたれを兼ねてる。

なので、1段目、2段目の人は人がどいてくれないと寝れない。
3段目の人は、1.2段目の人が起きてくれないと寝てないといけない。
という連携が必要な作り。

私は二段目のベッドの人仲良くなれたから、ストレスフリーに寝たり起きたりできた(^^)
三段目の人はベッドに引きこもってた笑。

ベッドもほどよく固いくらいだし、シーツと枕カバーは清潔なものを2枚くれたし、毛布も厚めのものを一枚くれたので、寒いこともなく、快適☆

ちなみに
ハイデラバード~ニューデリーの3段べッドAC車輌で
1745ルピー、約3,320円でした。



◼︎食べるはなし。




車内販売があるよーと、チケットを買うときに親切なインド人に教えともらったのの、なんとなく食欲がなくて最初のごはん時は、ぼーっと過ごしてた私。

そしたら2段目のインド人、カルキットがお母さんお手製のカレーとナンを分けてくれた。

知らない人にもらったものを食べてはいけないと、三歳の頃に両親から教わりましたが食べてしまいましたごめんなさいヽ(;▽;)ノ

カルキットが食べてたの見てたから、睡眠薬とかは入ってないね。とか考えながら食べてた。

疑ってごめんね、カルキット!

新聞紙の上にナン、円形のアルミホイルをお皿代わりにカレーペーストを乗せて、ナンをちぎってつけて食べる。

ナンが右手だけでうまくちぎれなくて、たまに左手を使ってしまったんどけど、まわりからトイレふく手でナンちぎってる汚いアジア人て思われないかちょっと心配しながら食べた笑


カルキットの、お母さんが早起きして持たせてくれたカレー弁当はおいしかったよ。。!!


結果、カルキットは最初から最後までいい人の塊だったのだけど、親切にされる度にこうやって、罠か親切か考えるプロセスがもどかしいし煩わしかったな。



車内販売は実際あって、冷たい飲み物、チャイ、スナック、厨房で作ったカレーとナンが売られてたよ。

厨房車輌は灼熱地獄。薄暗い厨房で汗をにじませたマッチョなインド人がタンクトップ姿でせっせとカレーを作ってた。
映画で見るような昔の炭鉱や造船所みたいな雰囲気だった。
カメラを向けたら、写真はお断りされちゃった。




◼︎トイレのはなし。

インドのトイレには紙がない。
多数派は和式で、便器の横に水をはったバケツと桶が置いてある。

用をたしたら、右手でバケツから桶に水をくみ、患部(?)にかけながら、左手で拭う。

これがインド人のトイレの流儀。

だから左手でごはんを食べたり握手したりしちゃいけない。


っていうのは、前々から聞いていたのだけど、やっぱりいざ目の当たりにするとね、、



私は挑戦できず。。。( ̄Д ̄)


だって後日かぶれたりしたら嫌だし、
結局濡れたままだから、何かで拭かなきゃいけないし。(ここはインド人がどうしてるのか、とても気になる)


もうひとつ。


列車の和式トイレには、流すためのレバーがなかった。


ポットン便所独特のあの匂いや、この穴に落ちるくらいなら死にたいと思うような地獄絵図が穴の底に広がってることもなかった。




そう来ましたか。





線路にポットンできるよう、
ぽっかりと穴が空いてた( ゚д゚)




わあ、穴から線路が見える。


しばらく、穴から線路を見続けてしまった。




どうもトイレが暑くないし、空気がきれいなわけですよ。
24時間換気されてるし、そこに汚物はないのだから。


インドで線路の上を歩く時はよく下を見た方がいい。ほんとに。


ちなみに列車には洋式トイレもあって、そこには紙が備え付けられてて、水洗レバーも付いてた。


流された水その他はどこに行くんだろうね?





見た目はとっても普通の洋式、和式便所。




◼︎車内や外の景色のはなし。

列車には、ベッド一つ、二段、三段三段エアコンなしのランクがある。
最後の以外はエアコンつき。

車内で印象的だったのはエアコンなし車輌。

太陽であっためられて車内にはむわっとした熱気に包まれてて、

人数も1ベッド1人よりも、多くいるように見えた。お年寄りや、小さい子供を連れた家族が多かった。

奇形や盲目の人が物乞いをしたり、子どもが簡易まくらやおもちゃを売ってお金を稼いでたりしてた。

物乞いは三段エアコンの車輌には入って来なかった。
エアコン車輌の人の方が、資金的なゆとりはあるだろうに。

世の中の縮図を見ているようでした。







外の景色は、駅の周りには多少建物や道路や、たまに畑があるけど、大多数の時間何も人口物がない。

平地が広がって、ぽつぽつと背の低い木が生えてた。
意外と雨が降るのか茶色く痩せた大地って感じではなく、緑が地面を覆ってた。

水のない広ーーい川を橋で何本も渡った。

たまに牧草地で牛や馬がまったり草を食べてた。


この車窓を眺めながら気づいたら寝てて、また起きて


っていうのが、私にとってはとても幸せな時間だった。


景色みて、わー!!なんもないーー、あ、牛だ!!!。。。。。。。。。。ぐーーー。。zzzz。。はっ( ゚д゚)。。。あ、やっぱりなんもない。

って1人遊びみたいに車窓見てた。


もちろん荷物はチェーンで柱にガッチリロックしてね。


そんなこんなで、ストレスなく27時間の列車旅を終えて、ほぼ定刻通りに列車はニューデリー駅に到着。

ラオスでのスローボートで2日の船旅、ラオス•タイの列車国境越え、今回の27時間の列車移動。どれもずいずん楽しかったな。

どうも私は移動手段にこだわりが強いみたい。移動の時間が結構楽しい。

シベリア鉄道ロシア横断の旅とか
ヨーロッパを列車で巡る旅とか
世界各地の山岳鉄道の旅とか
ずっと敬遠してたピースボートの旅とか

やったらすごく楽しいんじゃないの?

と、旅に夢がまた膨らむのでした。