«5/1/2015»«34日目»@マレーシア クアラルンプール → インド ハイデラバード
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諸般の事情で写真がアップできず、、、、スマホからの投稿です。後日写真は追加したいと思います。
思ってますってば(・Д・)ノ
それにしても写真なし投稿は楽です。。(。-_-。)
«2015年5月9日追記»
写真アップしました!
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今日は細切れで書き残したいイベントが3つ。
一つ、トンデモゲストハウスの話
一つ、マレーシア観光した話
一つ、インドでタクシーの話
三つ目の話がメインです。
ちょっと怒り気味な文章になるかもしれませんが、ご了承ください><
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居心地の良かったraizzy's guest house を離れ、近くのゲストハウスに移って一泊。
このゲストハウスが旅始まって以来のトンデモゲストハウスだった。
二階がゲストハウス。
一階が、なんとレゲエバー。
夜、宿に戻ると鳴り響くダンスチューン。重低音に合わせて振動する壁とベッド。
一階と二階はどうも同じオーナーらしい。とんでもないことを考えたもんだわ(´・_・`)
受付で渡されたブランケットは、なんか硬いなぁと思ってたらカーテンだし、
電球半分付けてないから、室内は薄暗いし、
四人ドミトリーに案内されて、わたし以外の三席は全員男性だし、なぜか小太りの人ばかりだし、同室の酔っ払い中国人に絡まれるし、
ホットシャワーの勢いの良さだけが取り柄のようなところだったよ。
そのシャワーも綺麗とは言えない状態だったけど。
宿は300円でも問題ないときもあれば、600円でも今日みたいに全然ダメなことがある。
安宿はネットで探すより直接見て決めた方がハズレが少なくていいな。
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今日はインドへのフライトがあるからバターケーブまでちょっとだけ観光をしに行った。
朝野菜不足だなーと思ってセブンイレブンで買ったヨーグルトジュース。
普通においしい。
駅はとっても近代的。
バターケーブはクアラルンプールのセントラルステーションから電車で一本、30分で行ける。
改札は超立派なのに、切符はただのレシートのような紙で
改札はノーチェックで通過した。
使った技術は生かそうよ・・・!!!
とはいえ、
何分発のどこ行きの列車か表示する電光掲示板がホームに設置されていて、都会なんだなぁって実感する。
バターケーブは駅の目の前に巨大な岩があって、周囲にヒンドゥー教のお寺や巨大な像が立ってる。
岩は実は上の方が洞窟になっていて、長い階段を登ると中が見えるようになってる。
サルがいたるところにいて、お菓子なんかを狙ってきます。
サリーを来た人がたくさんいた。クアラルンプールの街中では全身を隠してるムスリムの女の人は見かけたけど、サリーは初めて見た。
色とりどりで、全身でコーディネートしていてすごく美しい。
老いも若きもバングルや指輪をたくさんつけて、インドらしい。ヘナタトゥーをしてる人もたくさんいた。
お寺も洞窟もおもしろかったけど、はじめてのサリーにときめいちゃった。
結婚の写真撮影してる人がいたよ。素敵。
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夕方早々にロリーと一緒に空港に向かって、お別れのハグをした。
パリかな。ネパールかな。
日食だか月食だかがインドネシアで近々きれいに見れるらしくて、そこでもいいねって
どこかで会おうねって約束した。
別れがちゃんと寂しかったのは、この旅はじめてだ。
寂しいけど、お互いが相手の中に自分を残せているのが嬉しかった。
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飛行機は、スムーズに飛び立ち、
りにインドに着いた。
イミグレーションが外人向けのところが一つしか空いていなかった。同じ飛行機では5人しかいなかったし、ハイデラバードはあまり外人は来ないのかな。
その少ない外人のうちの一人のおばあちゃんが、イミグレーションでの指紋の読み取りがなかなかできない。
ウエットティッシュで手を湿らせたり、機械を紙で拭いたり。
おばあちゃんは、ごめんね、という顔で自分のシワだらけの手のひらを見せた。
たった五人なのに、小一時間くらいたってしまった。
到着予定時刻23時15分のほぼ定刻通りに着陸したけど、イミグレと空港内の移動でなんだかんだで時間は12時過ぎ。
そう、夜のフライトだった。
今回はさすがに危ないと思って、事前に送迎付きの私にしてはかなりいい宿を予約しておいた。
迎えの車を探すけど、私の名前を掲げているインド人は見当たらない。
車で待ってるのかな(._.)
車のナンバーを聞くために宿に公衆電話から電話をかけた。
私「こんにちは。ゆかです。迎えの車のナンバーを教えてください」
宿のインド人「一時間チコクダ、ドライバー帰ッタ!タクシーデヤドニコイ。ケータイデンワシタ、オ前ハデナカッタ!」
きつーいインド人訛りの英語で彼は言い放った。
え?
一瞬頭が白くなる
私「ひ、、、飛行機の到着予定時刻が23時15分って私伝えてたでしょー?!?!?!?!((((;゚Д゚)))))))
それから一時間くらい普通かかるってわかるでしょ?!?!?!」
宿のインド人「一時間チコクダ、ドライバー帰ッタ!タクシーデヤドニコイ。ケータイデンワシタ、オ前ハデナカッタ!」
私「おんなじ事二回言わないで!!!!とにかく車を用意して!!!送迎があるからあなたのホテルを予約したってメールにも書いたでしょ!!!23時15分に車を呼んでなんて私は言ってない!!!!!」
強気な発言をするけど、内心不安でしょうがない。
インドの空港で、深夜で自分でタクシー拾って来いだって。。。??
何言ってんのこの人。。
インドのタクシーと言えば、目的地に連れて行かず、お金を要求したり、断ればそのまま置き去りにしたり、女性は暴行の被害にあったり、と夜でなくても悪いニュースはいくらでも耳にする。
絶対やだ、怖すぎる。
それなら朝まで空港で過ごした方がマシだ。
それも怖いけど。
宿のインド人「タクシーデヤドニコイ。デンワニオマエハデナカッタ」
遅い時間だからか、宿の人も口調がかなり怖い。
24時間受付ってネットに出してるくせに。。。!!!
だめだこれは。。。
空港で朝までか。。。
ものは試しで、怒りモードをやめてみる。
私「あなた以外にインドで頼れる人もいない。本当にどうしたらいいかわからない。怖くてたまらない。1人でタクシーになんて乗れない。お願いだから車を出して。お願い。」
宿のインド人「タクシーデヤドニコイ」
圧倒的に私の立場は不利なのだ。
予約時にクレジット決済もしてるから、ホテルにしてみれば私が今日は宿に来ようと来まいと死のうとどうでもいい。
恨み言が口からこぼれそうになる。
到着予定時刻を伝えた自分を責める。
おばあちゃんのしわしわの手を思い出す。
どうにかしなくちゃどうにかしなくちゃ。。
私「タクシーに乗れたとしてもやり方がわからないから、時間がかかるからね。入り口を開けておいてね」
恨み言は飲み込んで、行くか行かないかわからないけど、とりあえず可能性を残しておいた。
宿のインド人「。。。。。。。。OK」 ガチャ。
最初から最後まで不機嫌なインド人との電話が終了。
6分で40ルピー、80円くらいを係の人に渡して公衆電話を後にする。
なんか高いような気もするけど、もうどうでもいい。
絶望的な気持ちで、他に旅行者がいないか空港を探す。
もしかしたらバックパッカーがいるかもしれない。
同じタクシーでその人の宿に行けるかもしれない。
周りを見ても肌の黒いインド人ばかり。
濃い顔のインド人。
インド人は困ってる人を見ると取り囲んでおせっかいをはじめるって聞いてたけど、誰も私に話しかけてくる人はいない。
1人、初老のアメリカ人(と思われる人)男性を見つけた。
話しかけると、とても静かに穏やかに、訛りなく英語を話す人で、少しほっとした気持ちになった。
聞けば彼はインドのインターナショナルスクールの校長先生で、生徒を迎えに来たところらしい。
事情を校長先生に話す。
校長先生「お嬢さん、女性の深夜のタクシーはいけません。ホテルはどこですか?私の運転手に場所を聞いてみましょう。同じ方向なら私の車に乗りなさい。」
インド人と結託して観光客をカモにする外人もいると聞く。
この校長先生が本当にいい人かどうかわからない。
校長先生は、私が話しかける前、到着ロビー背伸びを少しして人を探してた。
カモの旅行客を探してるにしては、あまりに気持ちがこもってるように思えた。
訝しい気持ちも持ちつつ、校長先生のドライバーのところに一緒に行く。
残念ながら、逆方向。一緒にはいけないらしい。
空港で朝まで待つことを伝えると、信用できるドライバーを紹介してくれるという。
プリペイドタクシー乗り場で1人のドライバーを1人紹介された。
地図でホテルの場所を示してもらうと、友人ドライバーは場所を本当に知ってた。
ドントウォーリー
ノープロブレム
を繰り返す校長先生ドライバーと、友人ドライバー。
何かあったら私に電話をしなさいと、電話番号をくれる校長先生と校長先生ドライバー。
どうやって信用したらいいんだ。
どうやって信用できるかどうか判断したらいいんだ。
結局1人でタクシーに乗る流れになってる。
ああ、私のこの足元を固めたい性格、インドに向かないのかしら。
連れ去る気なら地図で場所を示したりしないではぐらかして車に乗せるんじゃないだろうか。
それに、車に無理やり乗せようとしてくる推しの強さがこの人たちにはない。
ケータイのGPSは働いてる。
変なところに進み出したら後ろからドライバーの首も締めれるし、車のドアは自分で開けるから逃げることもできる。危ないけど。力が足りるかわからないけど。
このまま朝まで空港にいても、悪い人に囲まれるかもしれない
朝が来て結局1人でタクシーに乗ることに変わりはない。
空港で1人で過ごすのもタクシーよりはマシだけど絶対安全なわけじゃない。
色々思いが錯綜しながらも、
私は車に乗り込んだ。
武器になりそうなものはボールペンと虫除けスプレーくらいしかなかったので、ボールペンを左手に、右手に地図アプリを起動させたスマホを持った。
そして、30分後、
タクシーは宿に着いた。
着いたーーーーーーー!!!!!!!。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
友人ドライバーは校長先生ドライバーに電話をし、到着を報告。
私にも電話を渡してくれたので、お礼を10回くらい言って電話を切った。
結果として、校長先生、校長ドライバー、友人ドライバーは、いい人だった。
ともあれ。
よかった。。。。
時刻は2時。
よかった。。。
安堵した私を
宿のインド人は「グッドモーニング」
と出迎えた。
ええ、お陰様で。
インド1日目、なんとか終了!