- 紫色の場所 (角川文庫)/林 真理子
- ¥400
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写真がないってなんか侘しい・・・
さて3月になりましたが、あけましておめでとうございます!
開店休業の読書日記で申し訳ございませんm(*- -*)m
本館「毎日旅暮らし。」 はほぼ毎日更新中なので
良かったら遊びに来てやってくださいませ~。
で、こちらの「紫色の場所」。
売れっ子スタイリストが主人公。
自分だけはずっとこの幸せを・・・とまぁそんな野心やら
若くていい男が出てきちゃって、新興宗教にはまっちゃうわけです。
その経緯やなんかが主なストーリー。
は~ん、人ってこうしてはまったりするんだね、ってなんか分かります。
隙間があるんですよね。
鉄壁のはずの「無宗教なもんで」の人にも。
後はこれが書かれた頃は、新興宗教ブームだったってのもありますが。
実際潜入取材を行ったそうですよー。
ご本人曰く、しかも本当にいい男がいた、とどこかで書いていらして
また林真理子さんが好きになった覚えが(笑)
んなとこでもちゃんとチェックするあたりが・・・可愛いなぁと。
でもね、軽い気持ちからはまっていく、深みに入っていく様は
なんとも「うぅ身内だったら怖い・・・」って感じです。
信仰は自由だけど、ずれていくんですよ、なんだか。
信じていればそれでいいのに、巻き込もう巻き込もうとしていく・・・
結構するすると読めてしまう本なので、移動中なんかにいいかもです。