ヨーロッパから帰国して早二ヶ月が経過しました。


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東京は相変わらずオシャレで刺激的な街。


でもヨーロッパのシンプルでのびのびとした生活も本当に好きでした。


日本に比べると圧倒的にデパートやお店少なく、ショッピングの楽しみはあまりなかったけれど、


月に一度のアンティークマルクトで自分の好みの食器や調度品を手に入れ

百年近く昔に誰かが大切に使っていたものを受け継いで、

今度は自分たちが大切に使うことによって、

丁寧な暮らしをすることを学びました。


細やかなことに心が満たされて幸せを味わうことに気付かされたドイツ生活。


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特にヨーロッパで心の豊かさの根本を表しているのが、

ドイツ語には「羨ましい」という単語が存在しないこと。

存在しないというよりも、一応それらしい表現はあるはあるけれど、

ほとんど日常生活の中では使わないそうです。


なぜなら、プライドの高いドイツ人、

人を羨むということをしないのです。


人は人、自分は自分、

と個人個人でプライドを持って生きているので、


人と比べたりすることをしないのです。



この価値観は横並びの日本社会で育った私にとって、本当に目から鱗でした。


そして、ドイツ人に限らずヨーロッパの人たちの心の豊かさの原点はこういう心の持ち方にあるのだと気付かされました。


日本人は単一民族国家で、さらに横並び社会なので、

一人一人の個性や違いを受け入れるのがどうしても苦手なのだと思います。


皆違って当たり前なのに、

学校、会社、住む地域、服装や持ち物、

またFBやInstagramなどのSNSでも

常に誰かと比べたり、誰かを羨んだり、

また自分と違った価値観の人を糾弾したり…


同じ日本人でも皆違っていて当たり前だと思いますが、幼い頃から個人個人の違いよりも協調性を重視して育っているためなのか、少しでも皆と外れた考え方や価値観が許せなくなってしまうのかもしれません。


でも自分と全く違う人たちと比べることはとてもキリがない上に、

そしてそれは自分の幸せとは関係ないことなのです。

本当に大切なのは、自分が何に幸せを感じるかどうか。

そしてその幸せの感じ方や形は人それぞれで、

誰かと比べるものでも、羨むものでもないのだと思うのです。



誰かと比べることがなく、のびのびとストレスフリーで暮らすことは、

物が少なくても幸せだということに気付かせてくれます。
 
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夏の美しいドイツの昼下がりに

ライン河沿いのオープンテラスで河をのんびりと眺めながら、

ビールを飲み、フラムクーヘン(ドイツのピザ)を食べる…


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それがどんなに幸せで贅沢なことか。

こういうところに心の豊かさはあるのかも知れません。