転職活動で履歴書を書いていて思い出したこと。
それは、30代前半で大学院に進学しようと思った頃の話です。
20代の頃、同僚が仕事をしながら修士課程で学んでいました。
彼女の夢は博士号を取得し、自分の研究室を持つことでした。
その後、彼女は仕事と勉強の両立が難しくなり、退職。
そんな彼女を心から応援して
その後も連絡を取り合っていたのですが
内心では、研究職なんていばらの道に進むなんて
勇気あるなぁ、人生賭けにでているなぁと、思っていました。
その後、その同僚は無事に博士号を取得。
そして大学で助手のような仕事につきながら
いくつかの仕事を掛け持ちして
研究発表をして、本も出版しました。
そんな元同僚に影響を受け
自分も修士号にチャレンジしたいと思うようになったのですが
その一方で、
この年で修士号なんてとって何になるんだろう
学費も数百万かかるし、費用の無駄
起業する勇気なんてないくせに、一体今更何を学ぶのか
と、冷めた目で自分を見ていました。
自分を皮肉めいた目で見ながら研究室訪問をしている際、
65歳を過ぎて博士課程で学んでいる方に出会いしました。
現役で京都大学で修士号を取られた方でした。
その方が大学生の頃、理系・京都大学大学院卒・女性は珍しく
男性社会の中、かなりご苦労されたという話を伺いました。
当時は小さい子どもを預けるところなんてなかったから
会社の社員寮の守衛さんに預けて、残業していたそうです。
そして、60歳を過ぎて夢だった博士号取得を目指されたそうです。
そんな話を聞きながら、私が
今更、修士号を取ったところで何の役に立つのかわからない
と、研究室訪問してるくせに、なんとも矛盾だらけなことを口にしたところ、
じゃあ、私はどうなるの?
(←わたし)
私は今だからできたのよ。
(←わたし)
自分が恥ずかしくなりました。
その後、実母の応援もありエイッ、やって進学しました。
さすがに妊婦は私一人でしたが
多くの社会人大学院生がいて
卒業後に起業する方もいて
思い切って無理して良かったと思っています。
英語学習も今だからできているのかも・・・。
今日は英検1級過去問のリスニングだけ試しに解いてみました。
出題形式自体をちゃんと把握していないので
その場で問題説明のアナウンスを聞きながら解いたのですが
25問中21点でした。
やり直し英語学習でほぼ初めて解いたわりに
まーまー、良い?のかなぁ。
今更とか、なんの意味があるんだ、なんて考えないで
今、チャレンジしたい自分の気持ちに
正直にいよう。
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どなたかのがんばりと重なると嬉しいです。