湯けむりの谷に、
夜が灯る。

飛騨古川の朝を出て、
飛騨川に沿って南へ。

山と山の間が狭くなったところに、
下呂温泉があります。

川。
橋。
坂道。
温泉旅館。

昼間は温泉街を歩いていた人も、
夕方になると少しずつ宿へ戻っていきます。

そして、町に灯りがつく。

湯へ入る。
夕食を食べる。
もう一度、夜の湯へ。

飛騨・美濃三部作の最後は、
下呂の夜を過ごす5つの宿です。

WHEN THE HOT SPRING TOWN LIGHTS UP

温泉町は、
夜になると完成する。

昼の下呂には、見る場所があります。

足湯。
温泉寺。
飛騨川。
町歩き。

でも、温泉地で一番長く過ごしたいのは、
観光が終わったあとかもしれません。

浴衣に着替える。
湯へ入る。
食事をする。
窓の外に町の灯りを見る。

最後には、
宿から出かける理由さえなくなっていく。

今回は、その時間に泊まります。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、下呂温泉街、飛騨川、山並み、湯けむり、夜景とは異なる場合があります。

FOUR MOMENTS AFTER SUNSET

下呂の夜に泊まる、4つの時間

RIVER|飛騨川のそばで夕方を迎える

LIGHT|庭と温泉街に灯りがつく

BATH|夜になって、もう一度湯へ入る

FOREST|最後は山の静けさへ入る

01 / ENTER THE HOT SPRING TOWN

下呂温泉 水明館

まずは、
飛騨川のそばで湯の町へ入る。

飛騨川沿いに、4つの館が連なる水明館。

館内には趣の違う3つの大浴場があります。

夕方に一度。
夕食のあとに、もう一度。

温泉へ「入りに行く」のではなく、館内を歩きながらいくつもの湯を巡る。第三章を、下呂らしい大きな温泉宿から始めます。

RIVER|飛騨川沿い

4 HOUSES|4つの館で構成

3 BATHS|趣の異なる3つの大浴場

この宿の決め手|「下呂へ来た」と身体で感じるところから最終章を始められる

 

 

02 / WATCH THE GARDEN TURN TO NIGHT

下呂温泉 望川館

次は、
庭に灯りがつくまで。

創業は1818年。

飛騨川沿いに、約1,100坪の日本庭園を持つ老舗旅館です。

昼は山と川を眺める庭も、
夜になると明かりが灯ります。

川の音。庭の灯り。温泉街の明かり。そして露天風呂。今回のビジュアルにある「谷に夜が灯る」を、いちばん分かりやすく体験できる宿です。

1818|江戸時代創業

GARDEN|約1,100坪の日本庭園

NIGHT|夜には庭と温泉街の灯り

この宿の決め手|昼から夜へ変わっていく下呂を、庭と川のそばで見届けられる

 

 

03 / STEP AWAY FROM THE TOWN

下呂温泉 川上屋花水亭

今度は、
町の灯りから少し離れる。

温泉街の中心から少し離れた、飛騨川沿いの小さな宿。

竹林を抜け、渡り廊下を歩いて客室へ。

庭からは、飛騨川沿いの散策路へ出ることもできます。

賑わう温泉街から数分離れるだけで、聞こえるものが川のせせらぎへ変わる。夜を静かにするために、少しだけ町から距離を取る一泊です。

14 ROOMS|全14室の小さな宿

RIVER|飛騨川沿い

SOURCE|源泉かけ流しの露天風呂

この宿の決め手|温泉街の便利さを残しながら、夜だけ少し静かな場所へ離れられる

 

 

04 / LET DINNER SLOW THE NIGHT

下呂温泉 懐石宿 水鳳園

夜を、
食事からゆっくりにする。

下呂温泉の高台に佇む、料理を大切にする宿。

飛騨牛や下呂特産米「銀の朏」などを使った余情懐石を、個室でゆっくり味わいます。

食後は、もう一度温泉へ。

高台の露天風呂からは下呂富士と町並み。観光を詰め込むのではなく、夕食と湯だけで夜を使い切る。温泉旅行らしい贅沢です。

HEIGHT|温泉街を望む高台

KAISEKI|飛騨の旬を使う余情懐石

OPEN-AIR|下呂富士を望む露天風呂

この宿の決め手|「何をするか」を夕食と温泉だけにして、下呂の夜をゆっくり使える

 

 

05 / ABOVE THE LIGHTS, INTO THE FOREST

下呂温泉 湯之島館

最後は、
町の灯りより高い場所へ。

下呂富士と呼ばれる湯之島山の中腹。

樹齢数百年とされる杉や檜の森の中に、昭和6年創業の湯之島館があります。

本館の玄関棟や渡り廊下、木造三階建ての宿泊棟は国の登録有形文化財。

露天風呂からは山々。
その下には、下呂の温泉街。

第一章では水の町を歩き、第二章では白壁の町に朝を待った。三部作の最後は、森の中の古い宿から「灯りのついた町」を見下ろして終わります。

1931|昭和6年創業

HERITAGE|国登録有形文化財

FOREST|5万坪の森と山の中腹

この宿の決め手|三部作の最後を、温泉街の灯りと森の静けさの両方を感じる夜で閉じられる

 

 

WHERE WILL NIGHT FIND YOU?

どんな下呂の夜に、泊まる?

水明館
大きな温泉宿で、何度も湯へ。

望川館
川と庭に灯りがつくまで。

川上屋花水亭
町から少し離れ、川音の夜へ。

懐石宿 水鳳園
夕食と温泉だけで夜を過ごす。

湯之島館
最後は森から温泉街の灯りを見る。

OVER THE PASS, INTO THE NIGHT

峠を越えた旅は、
湯の中で終わります。

第一章は、美濃。

郡上八幡で、
水の音がする町に泊まりました。

第二章は、飛騨へ。

飛騨古川で、
白壁の町に朝が来るまで残りました。

そして第三章。

飛騨川を南へたどり、
下呂の谷へ。

町に夜が来る。
旅館に灯りがつく。
湯けむりが上がる。

最後にすることは、
もうどこかへ行くことではありません。

湯へ入る。

「峠を越えて、暮らしに泊まる。」
飛騨・美濃三部作を、ここで終わります。

※温泉、露天風呂、客室からの眺望、食事内容、送迎等は宿泊日・客室タイプ・プランによって異なります。夜間の温泉街散策では、天候や路面状況にもご注意ください。各施設の最新情報をご確認ください。