船に乗ると、
旅の速さが変わります。
遠ざかっていく岸を眺めたり、
海風に当たりながら、
これから泊まる島を探したり。
宿へ着く前の時間から、
少しずつ日常が遠くなっていきます。
TRAVEL BY SEA
目的地へ急ぐのではなく、
海を渡る時間も旅にする。
今回は、専用の送迎船で向かう一島一旅館から、
フェリーや高速船で訪れたい離島のホテルまで、
宿へ向かう船の時間も楽しみになる10軒を集めました。
画像はテーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の外観・景観・客室・料理・家具・施設とは異なる場合があります。
THE JOURNEY BEGINS
| 01 港へ向かう |
02 海を渡る |
03 島に泊まる |
HOW TO ENJOY
船で行く宿を楽しむために
01 甲板や窓辺から、遠ざかる陸を眺める
02 港へ着いたら、すぐ移動せず島の空気を感じる
03 予定を詰めすぎず、船の発着時刻に旅を合わせる
04 日帰り客が少なくなった夕方や朝の島を歩く
05 帰りの船で、宿で過ごした時間を振り返る
01 碧き島の宿 熊野別邸 中の島
02 Ento<隠岐諸島>
03 HOTEL AZUMA<佐渡島>
04 ベネッセハウス <直島>
05 小豆島国際ホテル <小豆島>
06 壱岐リトリート海里村上 by温故知新
07 五島列島リゾートホテル マルゲリータ <五島・中通島>
08 日間賀島 島宿うみどり
09 はいむるぶし <小浜島>
10 礼文観光ホテル 咲涼<礼文島>
01 碧き島の宿 熊野別邸 中の島
和歌山・南紀勝浦 専用送迎船
船を降りた先に、この宿だけがある。
勝浦の船着き場から、宿泊者専用の送迎船へ。
短い船旅でも、海の上を進み、島の玄関へ到着する体験には、普通のチェックインとは違う高揚感があります。
海に囲まれた温泉へ入り、波の音を聞きながら過ごす。
外へ出かける予定を増やさず、島の中だけで一日を終えたくなる一軒です。
この宿で過ごしたい時間|海に近い露天風呂で、船が通り過ぎるのを眺める
02 Ento<隠岐諸島>
島根・隠岐諸島 フェリー・高速船
遠くまで来たことを、そのまま味わう。
島根半島の沖に浮かぶ、隠岐諸島・中ノ島。
本土から海を渡り、菱浦港へ着けば、宿は港のすぐ近く。長い移動を終えたあと、さらに慌ただしく乗り継ぐ必要がありません。
窓の向こうに広がる海や、島を形づくった大地の物語に触れながら、便利さを急いで取り戻さずに過ごしたくなる場所です。
この宿で過ごしたい時間|船の到着後、荷物を置いて港の周辺を歩く
03 HOTEL AZUMA<佐渡島>
新潟・佐渡島 フェリー・ジェットフォイル
海を渡った先で、夕日を待つ。
フェリーやジェットフォイルで佐渡島へ渡り、島の西側へ。
宿の前には日本海が広がり、客室や温泉、庭から、水平線へ沈んでいく夕日の時間を楽しめます。
船の到着時刻に合わせて早めに島へ入り、午後は観光地を詰め込みすぎない。日が傾くころには宿へ戻り、その日の最後の予定を「夕日を見ること」にしたい一軒です。
この宿で過ごしたい時間|庭へ出て、日本海の向こうへ沈む光を待つ
04 ベネッセハウス <直島>
香川・直島 フェリー
船を降りたら、島全体を美術館のように歩く。
高松港や宇野港からフェリーに乗り、現代アートの島・直島へ。
ベネッセハウスは、美術館とホテルが一体になった宿泊施設です。作品を見るために訪れるだけでなく、アートや建築の中で一晩を過ごせます。
昼間に島を歩き、夕方からは宿泊者として館内へ。日帰りでは通り過ぎてしまう夜と朝まで含めて、直島を味わいたい旅に似合います。
この宿で過ごしたい時間|人の少なくなった夜の館内で、作品と向き合う
05 小豆島国際ホテル <小豆島>
香川・小豆島 フェリー
潮が引く時間を、部屋から待つ。
いくつもの港からフェリーが行き交う小豆島。
小豆島国際ホテルは、潮の満ち引きによって砂の道が現れるエンジェルロードのすぐそばにあります。
到着したら、その日の干潮時刻を確認。急いで外へ出るのではなく、海を眺めながら道が現れるのを待つ時間も、島に泊まる楽しみになりそうです。
この宿で過ごしたい時間|砂の道が現れるまで、窓辺で海を眺める
HALFWAY ACROSS THE SEA
港に着くまでの時間も、
旅の記憶になる。
船を待ったこと。
甲板で風に当たったこと。
海の上から、宿のある島を探したこと。
06 壱岐リトリート海里村上 by温故知新
長崎・壱岐島 フェリー・高速船
船を降りたあと、島の湯へ。
博多港や唐津東港から船で向かえる壱岐島。
宿があるのは、湯本湾を望む湯ノ本温泉。海を渡ってきた身体を温泉へ沈め、島の海や大地から届く食材を味わえます。
観光をたくさん詰め込むより、早めに宿へ入りたい場所。夕方の湾を眺めながら、島へ来たという実感をゆっくり身体になじませます。
この宿で過ごしたい時間|船旅のあと、海を望む温泉で身体をほどく
07 五島列島リゾートホテル マルゲリータ <五島・中通島>
長崎・中通島 フェリー・高速船
海から海へ、風が渡る高台。
長崎港や佐世保港などから船に乗り、五島列島の中通島へ。
島の高台にある小さなホテルで、海を望む大浴場や、五島の食材を取り入れたイタリアンを楽しめます。
教会や島の集落を巡ったあとは、ホテルで夕方の海を眺める。船で渡ってきた島の魚や野菜を食べながら、その日の移動まで旅の思い出に変えたくなります。
この宿で過ごしたい時間|高台から二つの海を眺め、夕食を待つ
08 日間賀島 島宿うみどり
愛知・日間賀島 高速船
高速船で渡り、海の幸を食べる。
知多半島の師崎港などから、船で渡れる日間賀島。
島宿うみどりでは、露天風呂付きの客室でくつろぎ、夕食には島の新鮮な魚介を中心とした料理を味わえます。
島へ着いたら、大きな観光地を巡る代わりに海沿いを歩く。宿へ戻ったらお風呂へ入り、夕食に並ぶ島の味を楽しみに待ちたい旅です。
この宿で過ごしたい時間|潮風を感じたあと、客室のお風呂でひと休みする
09 はいむるぶし <小浜島>
沖縄・小浜島 高速船
石垣島から、もう一度海を渡る。
飛行機で石垣島へ着いたあと、港へ移動し、高速船で小浜島へ。
小浜港から宿へ向かうと、広い敷地に客室やビーチ、プール、スパなど、島で過ごすための場所が広がっています。
一度チェックインしたら、翌日まで外へ出なくてもいい。海へ行く人、プールで過ごす人、部屋で休む人が、それぞれ好きな一日を選べる島のリゾートです。
この宿で過ごしたい時間|島を巡らず、敷地の中で一日を使い切る
10 礼文観光ホテル 咲涼<礼文島>
北海道・礼文島 フェリー
最北の島で、涼しい風に会う。
稚内からフェリーに乗り、日本最北端の離島・礼文島へ。
香深港から徒歩圏内にある宿で、海の向こうに利尻富士を望み、礼文温泉や北海道の食材を楽しめます。
花の季節には島を歩き、宿へ戻ったら温泉へ。帰りの船に乗るまで、北の島に流れる涼しい時間を、できるだけ長く残しておきたくなります。
この宿で過ごしたい時間|利尻富士を望む温泉で、島歩きの疲れを休める
CHECK 予約前に確認したいこと
● 船の運航時刻や乗り場は、季節によって変わる場合があります。
● 悪天候や海況により、欠航や遅延が発生することがあります。
● 最終便に間に合わない場合は宿へ到着できないため、余裕のある移動計画をご確認ください。
● 港から宿までの送迎は、事前予約が必要な場合があります。
● 食事なしのプランを選ぶ場合は、島内の飲食店や営業時間も事前にご確認ください。
● 客室、温泉、食事、送迎、アクティビティの内容は、宿泊プランや季節によって異なります。
BEYOND THE SHORE
岸を離れたところから、
旅が始まる。
船で行く宿は、
少しだけ時間がかかります。
時刻表を調べ、港へ向かい、
風や波の影響を気にしながら海を渡る。
けれど、そのひと手間があるからこそ、
宿へ着いたときには、遠くへ来たという実感があります。
次の旅は最短ルートではなく、
船の時間まで楽しめる宿を選んでみるのもよさそうです。
※料金、空室状況、船の運航、客室、食事、設備、送迎、サービスは変更される場合があります。最新情報は各宿の予約ページ・公式サイトでご確認ください。