ここ、
昔はホテルじゃなかった。

 

銀行だった建物。
学校だった場所。
酒蔵や商家として、
町の時間を見つめてきた家。

 

役目を終えたあとも、
建物に残された柱や窓、傷や気配を受け継ぎながら、
新しい宿へと生まれ変わった場所があります。

 

新しいホテルにはない、
少し不思議な落ち着き。

今回は、
昔は別の場所だった建物に泊まれる宿を集めました。

 

画像はテーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の外観・景観・客室・料理・家具・施設とは異なる場合があります。

 

 

建物の記憶に泊まるということ

古い建物を、昔の姿に戻すだけではなく、
残されたものを生かしながら、今の旅に合う場所へつくり替える。

 

廊下の幅、柱の跡、少しゆがんだ窓。
何気ない部分にも、その場所が過ごしてきた時間が残っています。

 

 

ここ、昔はホテルじゃなかった。

01|オーベルジュ豊岡1925

02|NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち

03|KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS

04|ユクサおおすみ海の学校

05|泊まれる公園 INN THE PARK 沼津

06|ホテル アンテルーム 京都

07|KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS

08|NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

09|NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町

10|佐原商家町ホテル NIPPONIA

 

 

01|オーベルジュ豊岡1925

兵庫・豊岡|銀行の面影を残す、町のオーベルジュ

 

かつて銀行として使われていた、
歴史ある建物に泊まれるオーベルジュ。

 

重厚な外観や高い天井を眺めていると、
ホテルになる前に、
ここを訪れていた人たちの姿まで想像したくなります。

 

建物を見学して終わるのではなく、
食事をして、眠り、朝を迎える。

一晩を過ごすことで、
町の歴史が少し近く感じられそうです。

 

 

 

02|NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち

奈良・ならまち|酒蔵の記憶とともに眠る

 

ならまちに残る、
かつて酒造りに使われていた建物を生かした宿。

 

古い梁や土壁、庭へと続く空間には、
ホテルとして整えられた今も、
酒蔵だった頃の落ち着きが残っています。

 

奈良の町を歩いたあと、
歴史の続きに入り込むように宿へ戻る。

新しいのに、どこか懐かしい。
そんな夜を過ごしてみたい一軒です。

 

 

 

03|KIRO 広島 by THE SHARE HOTELS

広島|医療施設から、旅人が集うホテルへ

 

かつて別の目的で使われていた建物を、
新しいホテルとして再編集した場所。

 

昔の建物の輪郭を感じさせながら、
館内には人が集まれるラウンジや、
街とつながるような空間がつくられています。

 

古いものを静かに保存するのではなく、
今の人が使い、楽しむことで受け継いでいく。

リノベーションホテルの面白さを、
軽やかに味わえそうです。

 

 

04|ユクサおおすみ海の学校

鹿児島・鹿屋|海辺の小学校に泊まる夜

 

昔、小学校だった場所に泊まる。

 

教室や廊下を歩けば、
自分が通っていた学校ではないのに、
どこか懐かしい気持ちになりそうです。

 

昼間は海の近くで過ごし、
夕方になったら校舎へ戻る。

静かになった学校で迎える夜は、
普通のホテルとは少し違う記憶として残りそう。

 

大人になってから楽しむ、
少し自由な宿泊学習です。

 

 

 

05|泊まれる公園 INN THE PARK 沼津

静岡・沼津|自然体験施設の続きを、今の旅へ

 

かつて青少年向けの自然体験施設だった場所が、
森の中で過ごせる宿泊施設へ。

 

木々の間を歩き、
芝生の上で休み、
夜になったら暗い森の気配を感じる。

 

建物の用途は変わっても、
自然の中で新しいことに出会う場所であることは、
今も変わっていないのかもしれません。

 

少しだけ童心に戻って、
大人の林間学校を楽しみたい宿です。

 

 

06|ホテル アンテルーム 京都

京都|学生寮から、アートと出会うホテルへ

 

もともと学生寮だった建物を、
ホテルとアートの場所へとつくり替えた一軒。

 

館内には作品が展示され、
泊まることと、アートを見ることの境目が、
ゆるやかにつながっています。

 

古い建物を豪華に磨き直すのではなく、
新しい表現が生まれる余白として使う。

今の京都らしい、
少し自由なホテルステイを楽しめそうです。

 

 

 

07|KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS

東京・浅草|倉庫のような空間で、アートと眠る

 

建物が持つ無機質な雰囲気を生かしながら、
アートを保管し、展示する場所と、
ホテルが一緒になった空間。

 

完成された美術館で作品を見るのとは少し違い、
制作や保管の気配まで感じられるのが面白いところ。

 

浅草の町を歩いたあと、
静かな館内で作品を眺め、
そのまま同じ建物で眠る。

アートの裏側へ、
少しだけ入り込むような宿泊になりそうです。

 

 

 

08|NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

愛媛・大洲|城下町そのものに泊まる

 

大洲の町に残る歴史的な邸宅や町家を、
客室やレストランとして活用した宿。

 

ひとつの大きなホテルの中で完結するのではなく、
町を歩きながら客室へ向かうことで、
城下町全体が宿のように感じられます。

 

昔の建物に泊まり、
朝になったら静かな町を散歩する。

観光地を訪れるだけではわからない、
暮らしに近い時間を過ごせそうです。

 

 

 

09|NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町

広島・竹原|塩づくりで栄えた町の家に泊まる

 

製塩や酒造りで栄えた竹原の町並みに残る、
歴史的な商家や町家を生かした宿。

 

格子戸や中庭、古い柱。
建物のつくりを眺めながら過ごしていると、
町が歩んできた時間まで感じられそうです。

 

昼間に町並みを歩くだけでなく、
観光客が少なくなった夜と朝も、
この町で過ごしてみる。

泊まるからこそ見える竹原に出会いたい宿です。

 

 

 

10|佐原商家町ホテル NIPPONIA

千葉・佐原|水郷の商家で、町の続きを過ごす

 

江戸の面影が残る佐原で、
歴史的な商家や町家を客室として使う宿。

 

日中の佐原を歩いたあと、
古い建物の扉を開けて、
そのまま町の中に泊まる。

 

夕暮れの水辺や、
朝の静かな通りまで楽しめるのは、
日帰りではなく泊まる旅だからこそ。

 

建物だけでなく、
町に残る時間そのものを味わいたい一軒です。

 

 

 

 

予約前に確認したいこと

歴史的な建物を活用した宿は、棟や客室によって間取り、設備、段差、防音性などが異なります。古い建物の特徴を残している場合もあるため、予約前に客室の場所や設備をご確認ください。

 

 

建物の続きを、旅する

建物には、
そこで過ごした人たちの時間が残っています。

 

仕事をしていた場所。
学んでいた場所。
ものをつくり、商いをしていた場所。

 

役割が変わり、
新しい宿になったあとも、
その記憶が完全に消えるわけではありません。

 

古い柱に触れたり、
昔の面影を残す窓から町を眺めたり、
静かな廊下を歩いたり。

 

ただ泊まるだけではなく、
建物が過ごしてきた時間の続きを、
少しだけ旅する。

 

次の旅は、
新しく建てられたホテルではなく、
新しく生まれ変わった宿を選んでみるのもよさそうです。

 

※料金、空室状況、客室、食事、設備、サービスは変更される場合があります。最新情報は各宿の予約ページ・公式サイトでご確認ください。