愛媛県に帰ってきた筆者に、母が教えてくれました。

「アクトピア大洲が1月末に閉館するらしい。」

 

アクトピア大洲は、平成7年に大洲市で開館した商業施設です。筆者は小学生の頃から高校卒業まで何度も足を運び、買い物や食事をしました。

 

アクトピア大洲

 

当時はまだ大洲ICが完成しておらず、大洲の中心はJR大洲駅周辺だったと記憶しています。周辺にはコンビニや飲食店等が並び、かなり賑わっていました。

 

しかし、大洲ICが完成すると、IC周辺が賑わい、駅周辺からIC周辺へと賑わいが移っていったことを記憶しています。

 

思い出の地の現在を記憶しようと、先日、アクトピア大洲を訪ねました。

 

高校生時代、周辺にあったコンビニやミスタードーナッツはすでになく、事業者の事務所等に変わっていました。当時は、大洲高校や大洲農業高校の生徒や中学生で賑わっていましたが、そういった様子もありません。

 

施設内に入ってみると、多くのお店がすでに閉店していました。筆者がよく利用していたアクトピアブックセンターは、令和6年7月末日で閉店していたようです。

 

筆者はここで初めて軍事雑誌の「丸」を購入しました。特集の「世界の空母」に興味を惹かれたのを記憶しています。

 

 
 

 

他にも、当時筆者が好きだったジブリ作品のDVDを購入しています。たしか、「風の谷のナウシカ」だったと思います。これがきっかけで、大学生時代に同作の原作を購入しました。

 

 

 
 

 

6階はゲームセンターになっており、当時はたくさんのゲーム機が並んでいましたが、ほとんどが4階に移り、残っているのは乗り物だけになっていました。

 

6階で稼働している店舗は「どんと」だけで、その「どんと」も1月13日で閉店だそうです。

 

立体駐車場と本棟の連絡通路には、閉店の案内が掲示されていました。

 

閉店日まで残っているお店には、もう一度訪ねてみようと思います。開店から約30年、たくさんの思い出を本当にありがとうございました。