「ビワイチ」という言葉を御存じでしょうか。滋賀県の琵琶湖を一周することを「ビワイチ」と呼びます。主に自転車で琵琶湖を周ることを指しますが、自動車や鉄道で周ることも含むようです。

 

大阪から滋賀県まで遊びに行った筆者は、帰りに琵琶湖を一周してみることにしました。

 

まずは湖南市石部駅で乗車し草津駅へ。草津駅で東海道本線、北陸本線、湖西線と乗り継ぎました。所要時間は約3時間だったと思います。筆者の私物であるGoPro「Hero9 black」でところどころ車窓の風景を撮影し、まずはベストショットをアップロードしました。

 

 

 

 

鉄道「ビワイチ」の感想ですが、湖東地域は線路と琵琶湖に距離がありすぎて、ほとんど琵琶湖が見えませんでした。筆者にとっては有史以来幾多の戦場となった地域を見ることができて大満足だったのですが、琵琶湖の景色を期待すると期待外れかもしれません。

 

湖西線に乗り換えると一転して左手に湖岸の景色が見えました。琵琶湖の景色を期待している方は、湖西線に乗ってみるとよいかもしれません。

 

湖西地域は湖岸と山の距離が短く、幹線道路は一本しか整備されていないようです。父からは、「昔は大きな道路が整備されていなくて、住宅地の間を縫うように車を走らせていた」と聞かされました。

 

道路の整備技術が未熟な中世以前はさらに道路状況が悪かったのだと思います。そこに近江坂本城が置かれると湖西から京都に侵入するのは困難なことが実感できました。織田信長が重臣の明智光秀を坂本城に守らせたのも納得ですね。

 

電車旅や戦場跡地、城址を巡るのが好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。