月曜日の午前。休日の筆者は、朝から整形外科でリハビリをし、そのまま本を買うために百貨店に向かいました。お目当ては「蒼き鋼のアルペジオ」27巻。連載15周年を迎える長寿SF作品の最新巻です。

 

他にも面白そうな本はないかと雑誌のホビージャンルを見ていると、「丸」2024年7月号の特集は「一式陸上攻撃機」でした。しかも元搭乗員の手記が載っているではないですか。これは買うしかない。というわけで購入決定。

 

 

 

さらに面白そうな本はないかと探してみると、「艦船模型スペシャル」No.92の特集が「日本海軍甲型駆逐艦のすべて」夕雲型編でした。夕雲型全19隻の武装変遷、行動適用徹底解説とあり、内容を覗いてみると、詳細な情報が載っているではないですか。これは買うしかない。というわけで購入決定。

 

 

「丸」には、美幌海軍航空隊の壱岐春記大尉の手記が掲載されていました。マレー沖海戦でイギリス戦艦二隻を攻撃し、世界で初めて洋上作戦行動中の戦艦を航空攻撃のみで撃沈した戦いの手記でした。この手記の中で、壱岐大尉の列機が火災を起こして撃墜されたときのことが記されていました。おそらくですが、筆者はこの手記を読んだことがあります。まだ筆者が、軍事史探究に足を踏み入れたばかりの中学生時代に、中学校の図書室に同様の内容を読んだ記憶があります。

 

他にも、ネットではなかなか見つけられない小規模な作戦行動の手記も読むことができました。非常に満足できる1冊を購入することができました。

 

「艦船模型スペシャル」では夕雲型駆逐艦の装備変遷を詳細に知ることができました。特に電探(レーダー)の装備時期や機銃の装備変遷が詳しく、当時の艦隊型駆逐艦が対空戦闘にどのように対応していくか悩んでいる様子を知ることができました。

 

こちらも非常に満足できる1冊でした。何より、考察に基づき制作された「巻雲」の模型がかっこよかったです。

筆者は中学時代に艦船模型の制作を趣味としていた時期がありました。塗装もなしの素組でしたが、艦船のかっこよさに魅せられたのを記憶しています。また、作りたくなってきました。