筆者が小学生にサッカーを教えていることは以前ブログに書いたとおりです。ほぼ毎日サッカーを観る環境にあります。愛媛県に住んでいたときから職場のサッカー部に所属していたため、とうとう我慢できなくなり筆者自身もサッカーをすることにしました。

 

メンバーを探しているチームがあったので、一度体験にお邪魔することにしました。体験が決まった筆者は、まずスパイクシューズを購入しにスポーツ用品店に行きました。筆者は、趣味のランニングで培った年齢の割に高いスタミナが武器です。自分に合ったスパイクはどんなタイプなのか、自分の好みに合うのかを調べてみたところ、所謂スピードタイプのスパイクが合っているようでした。

 

スピードタイプと呼ばれるシューズは、アッパーが一体成型で構成されていることが特徴となっていることが多いです。ランニングシューズのアッパーも一体成型のものが多いですね。ランニングシューズの形状がシューズの理想と考えている筆者は、やはり一体成型の見た目が好きです。前に所属していたサッカー部でも、adidas製のエックスというスパイクシューズを履いていました。

 

ここで疑問に思ったのが、なぜスピードタイプと呼ばれるシューズは一体成型のアッパーを用いるのかということです。一方で、ボールコントロールに優れると呼ばれるシューズは、縫い目が多かったり、凹凸が施されていたりすることが多いことも疑問に思いました。ネットで検索してもなかなか理由が分かる情報が見つかりません。

 

そこでchatGPTに尋ねてみることにしました。質問は、「サッカーのスパイクでスピードタイプと呼ばれるシューズは、縫い目のないアッパーを使っていますが、縫い目がないこととスピードを活かすことにどういう関係があるのでしょうか?」としました。これに対する回答は以下のとおりです。

 

「サッカーのスパイクで「スピードタイプ」と呼ばれるシューズが縫い目のないアッパーを採用する主な理由は、いくつかあります。

  1. 軽量化: 縫い目のないアッパーは一般的に素材が一体化しており、これにより余分な重さが削減されます。軽量なスパイクは選手にとって動きやすく、スピードを向上させることが期待されます。

  2. フィット感の向上: 縫い目のないデザインは、アッパー全体が一枚の素材で構成されているため、足により密着しやすくなります。これにより、足とシューズの密着度が向上し、選手はより良いフィット感を得ることができます。フィット感が向上すると、スピードを出すために足がより自然な動きをすることが期待されます。

  3. 快適性の向上: 縫い目がないことで、スパイク内部の摩擦が減少し、選手の足が快適に保たれます。足が快適な状態であれば、選手はより集中力を保ち、最大限のパフォーマンスを発揮しやすくなります。

縫い目のないアッパーはこれらの要因により、軽量性、フィット感、快適性などが向上し、これが結果的にスピードを活かすのに寄与します。ただし、個々の選手にとって最適なスパイクは個人差がありますので、好みやフィーリングに基づいて選択することも重要です。」

 

とのこと。この回答を聞くとコントロールタイプの特徴である縫い目や凹凸の多さはどのような理由があるのかも気になります。次に、「逆にコントロールタイプと呼ばれるシューズは、縫い目が細かかったり、アッパーに凹凸があったりしますが、これはなぜでしょうか?」と質問してみました。これに対する回答は以下のとおりでした。

 

「「コントロールタイプ」と呼ばれるサッカーのスパイクが縫い目が細かかったり、アッパーに凹凸がある理由は、ボールへのコントロールやボールとの接触を重視しているためです。以下にその主な理由をいくつか挙げてみましょう:

  1. ボールコントロールの向上: 凹凸や細かい縫い目は、ボールとの接触面積を増やすことができます。これにより、選手はボールをより確実に操作しやすくなります。特にトップスピードよりもボールの操作性を重視するポジション(ミッドフィールダーやアタッカー)の選手が好むことがあります。

  2. トラクションとグリップの向上: 凹凸や縫い目があることで、スパイクがボールやグラウンドにしっかりとしたグリップを生み出します。これにより、選手は悪天候や湿ったグラウンド上でも足元をしっかりと保ち、ボールとの正確な連携が可能になります。

  3. 安定性の向上: 縫い目や凹凸がアッパーに組み込まれることで、足とシューズの密着度が高まり、選手はより安定した動きをすることができます。これはボールを扱う際に安定性が求められる状況で特に有益です。

これらの要素は、コントロールを重視する選手がボールとの相互作用を向上させ、正確なプレーを展開するために重要です。ただし、個々のプレーヤーの好みやプレースタイルによって異なるため、最適なスパイクは個人の選好に基づいて選ぶことが重要です。」

 

とのこと。

 

スピードタイプと呼ばれるシューズは、軽量化のため縫い目や凹凸などの重量増となる要因が除かれる一体成型を用いていること、一体成型により足への密着度が高まりフィット感が向上すること、足とシューズの摩擦が減らすことで快適な履き心地を得られることにより選手のスピードを向上させるように作っているようです。

 

対してコントロールタイプと呼ばれるシューズは、縫い目や凹凸でボールとの接触面積を増やすことでボールをコントロールしやすくしていること、足とシューズの接触面積を増やすことで、シューズのグリップ性が増し悪条件のピッチでも安定させることでボールをコントロールできるように作っているようです。

 

どちらのタイプも密着度が増すとあり、本当に正しいのかと疑問に思うところですが、アッパーが一体成型でフィットするスピードタイプと凹凸や縫い目で足とシューズの接触面積が広くなり安定感が増すコントロールタイプと筆者は解釈しました。

 

筆者は過去にエックスを履いていたこともあり、エックスシリーズの最新シリーズであるエックスクレイジーファストを最初から注目していましたが、chatGPTとのやり取りで納得をもってシューズを選択することができました。

 

画像は実際に購入したエックスクレイジーファスト.3です。所謂テイクダウンモデルと呼ばれるもので、新しいカラーバリエーションが発売されたこともありかなり値引きされていました。

 

このようにスパイクシューズを購入するだけでも学ぶことが多くあります。筆者は、これからサッカーを始めようとする方が、このブログを読んで、スパイクシューズを選ぶ基準の一つにしてもらいたいと思いこのブログを記しています。「意図を持ち、他者の行動の変容を促す」これも社会教育だと筆者は考えています。