八丈島には温泉施設が7箇所あり、その全てが三原山の南側にあたる坂上の3地区(樫立・中之郷・末吉)に点在しています。


 

絶景の露天風呂温泉、檜造りの心地よい温泉、秘境の佇まいの温泉、180°オーシャンビューの足湯温泉など、趣のある温泉が楽しめます。



 

末吉温泉 みはらしの湯
八丈島の温泉施設の中でも、特に人気なのが島の東部に位置する「末吉温泉 みはらしの湯」。施設が高台にあり、露天風呂からは太平洋の大海原の絶景が望めます。満天の星空を眺めながらの夜の入浴も、ここならではの醍醐味。


 

露天風呂と内風呂の2つのお風呂があり、内風呂には備え付けのボディソープとリンスインシャンプーも。泉質はナトリウムー塩化物強塩温泉で、神経痛や関節痛、筋肉痛などへの効果が期待できます。展望休憩所があり、絶景を眺めながら入浴後の休憩が可能。


 

絶景の露天風呂温泉「みはらしの湯」からは、昼間は太平洋が見渡せ、冬の時期には運良くクジラのジャンプが見られるかも。


 

「みはらしの湯」は、夜になると満天の星空を眺めながらの入浴も人気の温泉。

足湯温泉からは、秋冬になるとザトウクジラの姿が目撃されたり、素朴な檜造りの温泉が心地よかったり、八丈島に来たら個性豊かな温泉巡りもぜひお楽しみください。



裏見ヶ滝温泉
島の南東に位置する「裏見ヶ滝温泉」は、裏見ヶ滝を見下ろすロケーションに建つ無料の温泉施設。


 

↑ 掲載写真は全て、末吉温泉 みはらしの湯です。 休憩室と眺望  ↓

 


湯船は混浴の露天風呂のみで、水着の着用が必須です。石鹸やシャンプーを使うことはできません。

 

ロッカーなどはないので、貴重品は車の中にしまっておきましょう。また、脱衣所がひとつしかないため、事前に水着を着ておくなどの工夫が必要。



 

滝の流れる音を聞き、緑の香りを味わいながらの入浴は、ここならではの野性味あふれる時間。泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉で、冷え性や疲労回復、火傷、慢性皮膚病などに効果があるとされています。

 

八丈島の自動運転バス
東京都が八丈島で自動運転バス検証走行、人口減少による交通課題を解決

東京都は、八丈島において自動運転バスの検証走行を実施する。

島しょ地域における人口減少など地域特有の課題に対し、自動運転技術を活用した交通課題解決の可能性を検証する。実施期間は10月14~27日(木曜日と日曜日は運休)。

自動運転バスは、神湊(底土)港~八丈島空港~八重根港の往復ルートを走行する。主に八丈空港道路を走行し、7カ所の乗降所を設ける。

運賃は無料で、予約不要の先着順で乗車できる。また、乗客などにアンケート調査を実施する。

日本モビリティ(前橋市)製の自動運転バス車両を採用。自己位置測定などの全方位LiDAR、障害物認識などの側面LiDAR、GNSSアンテナ、車外カメラといった各種車載センサーを搭載し、自車位置推定、周囲の他車や障害物の検知を行い自律走行する。



 

樫立向里温泉
山の中にあり海などの眺望は望めないが、その分ほかの温泉施設に比べ観光客が少ないので、ゆったりとした入浴を楽しみたい人におすすめ。

 

 

大ぶりに作られた浴槽は総檜造りで、小さいながら露天風呂もある。泉質は、ナトリウム-塩化物強塩泉で茶褐色の湯は舐めると塩辛く、湯冷めしにくいのが特徴。休憩室では地元の人との語らいや情報交換ができる。

 

 

↑ 八丈島の温泉施設が7箇所は全て島の南端にある ↓

 

 

公衆浴場「ふれあいの湯」、「ふれあいの湯 だんらん」が存在する。温泉スタンドも存在する。

泉質 - ナトリウム - 塩化物泉
源泉温度 : 57.8℃


 

↑ 来訪者のサイン ↓

 

 

↑ 来訪者のサイン 何人解りますか ↓

 

 

↑ 来訪者のサイン 右上・田中要次 右下・バナナマン日村勇紀 ↓

 

 

中之郷温泉
公衆浴場「やすらぎの湯」が存在する。温泉スタンドも存在する。
高台にある町営の温泉浴場で、浴場内の窓を開ければ太平洋の海を一望できます。

泉質 - ナトリウム - 塩化物泉
源泉温度 : 61℃


 

↑ 末吉温泉 みはらしの湯 男湯 ↓

 

 

洞輪沢温泉
無料で入浴可能な共同浴場が洞輪沢漁港横に存在する。
輪沢港近くの海岸の波打際に湧く温泉。※せっけんやシャンプーなどは使えません。

泉質 - カルシウム・ナトリウム - 炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度 : 41℃


 

↑ 末吉温泉 みはらしの湯 男湯の露店風呂 ↓

 

 

汐間温泉(野湯)
洞輪沢温泉の先の海岸波打ち際に沸く野湯。干潮時に岩をよける等して入浴する。
泉質 - ナトリウム塩化物泉

 

野湯は、基本的に整備されていない大自然の中にひっそりと存在しています。

入浴施設もなければ、そこにたどり着くための道さえなかったりします。

野湯に出会いたければ、藪を掻き分け、崖をよじ登り、時には川や海を泳いで渡って向かう覚悟が必要になります。

滑落の危険、落石の恐怖、冬場は雪崩に巻き込まれる可能性もある旅です。