認知機能検査
過日、認知機能検査の通知が届き、運転免許試験場5個所の中から希望する試験場を選び、インターネット(電話も可)で空きが有る日時を場合を選び、11月27日10時30分に受けられる事が分り行って参りました。



 

↑ 免許更新のための検査と講習のお知らせ ↓

 

運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上のドライバーは、認知機能検査等を受けなければならないこととされています。


 

認知機能検査等は、運転免許証の更新期間が満了する日の6月前から受けることができます。


 

↑ 江東運転免許試験場 ↓



 

認知機能検査の対象となる方には、運転免許証の更新期間が満了する日の6月前までに認知機能検査等の通知が警察から届きます。
 

 

認知機能検査とは
認知機能検査は、記憶力や判断力を測定する検査で、手がかり再生及び時間の見当識という2つの検査項目について、検査用紙に受検者が記入します。


 

又は検査に必要なソフトウェアが搭載されたタブレットに受検者がタッチペンで入力して行う試験場も有ります。

 

 

具体的には、次の2つの検査項目を受けます。
手がかり再生
記憶力を検査するもので、一定のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントを基に回答します。



 

時間の見当識
時間の感覚を検査するもので、検査時における年月日、曜日及び時間を回答します。


 

検査終了後、採点が行われ、その点数に応じて、「認知症のおそれがある方」又は「認知症のおそれがない方」のいずれかの判定が行われます。


 

検査結果は、書面(はがき等も含む)で通知されます。
私の場合(江東運転免許試験場)は、検査結果を其の場で手渡しされました。


 

また、検査の結果、「認知症のおそれがある」と判定された場合には、公安委員会(警察)から連絡があり、臨時適性検査又は診断書提出命令により医師の診断を受けることになります。

 

認知症であると診断された場合は、聴聞等の手続を経た上で免許の取消し又は効力の停止を受けることとなります。

また、75歳以上のドライバーが信号無視等の特定の交通違反をした場合には、臨時に認知機能検査が行われますが、検査の実施要領は同じです。


この臨時認知機能検査で、「認知症のおそれがある」との結果であった場合も、臨時適性検査を受け、又は医師の診断書を提出することとなり、認知症であると診断された場合には、聴聞等の手続を経た上で運転免許が取り消され、又は効力が停止されます。

さらに、臨時認知機能検査の場合、直近に受検した検査で「認知症のおそれがない」と判定された方が「認知症のおそれがある」と判定された場合等は、臨時の高齢者講習を受講していただくことになります。



 

注 
認知機能検査は、受検者の記憶力や判断力の状況を確認するための簡易な手法であり、医師の行う認知症の診断や医療検査に代わるものではありません。


 

帰路にランチを

先ずは熱燗で牛肉と豆腐を



肉豆腐
牛肉と豆腐、ねぎを煮たシンプルな料理。
 
 

ねぎは、京の伝統野菜「九条ねぎ」が使われることが多い。九条ねぎの特徴は、緑の葉を食べる葉ねぎ(青ねぎ)であること。

 


771年、伏見稲荷神社建立の際に、秦伊呂具(はたのいろぐ)が浪速から取り寄せたねぎを植えたのが発祥とされている。種は代々、農家によって受け継がれ、守られてきた。


 

このような経緯から「葉ねぎの王様」とも謳われる。一説によると、平安時代の九条付近で良質なねぎが栽培されていたことが名前の由来と伝わる。


 

柔らかな葉の内部は、ぬめりが多く、甘さと香りが強い。薬味、鍋物、すき焼き、煮物、和え物、みそ汁など幅広い用途で親しまれている。現在では通年栽培されているが、ぬめりが多く甘みが増すのは旬の冬場である。

京都の牛肉の歴史は古く、1310年に描かれた日本最古の和牛書「国牛十図」にも「丹波牛」が記されている。


 

明治時代初頭には、京都市にすき焼き屋が創業された。京都府と京都肉牛流通推進協議会は、府内で生産・飼育される牛肉の高級肉を「京都肉」と名付けて、ブランディング。


 

品種が黒毛和種であること、京都府内で最も長く飼養されていること、京都市中央卸売市場第二市場において食肉加工されること、といった定義を設け、流通される。


 

京都の生活用水は軟水のため、ミネラル分が少なくくせがないことから、美味しい豆腐がつくられるとされる。


 

食習の機会や時季
「肉豆腐」は冬の定番料理と親しまれている。九条ねぎは、季節とともにねぎの姿かたちや味も移り変わるのが特徴で、春は柔らかな風味、夏から秋は爽やかな辛味が楽しめる。


 

旬は12月から翌年2月ごろの寒い時期。九条ねぎ特有のぬめりは霜が降りることで甘みが増す。さらに、葉の厚みも増して、食べごたえがある。



 

飲食方法
牛肉と豆腐を鍋ですき焼き風に味付けして、よく煮立ったら刻んだ九条ねぎを入れて、さらに煮立ててから食べる。割り下の味は家庭や料亭によって味付けが異なり、個性が現れる。九条ねぎは、さっと火に通すくらいが甘みが出て美味である。



鴨南蛮(かもなんばん)
日本の麺料理。鴨肉とネギが入った熱い汁を掛けた季節蕎麦。

 

鴨肉の代用として鶏肉が使用されることもあり、その場合には「鶏南蛮」や「かしわ南蛮」と呼ばれることもある。


↑ 鴨南蛮とスープ ↓



 

単に「南蛮蕎麦」・「南蛮」と呼ぶ場合もあり、この「南蛮」は「ネギ」を表している。

蕎麦屋の定番としても認められている。


 

↑ 薬味として、唐辛子やユズが使われる。 ↓

 

 

名前の由来
材料由来説
鴨とネギが具に使われることが語源であるとする説。唐辛子や南瓜などと並び、外来の食材である葱が「南蛮」と呼ばれていたからとするもの。

江戸時代に来日した南蛮人は、健康保持のために葱を好んで食べたともいわれている。


 

新しいものを意味する説
新しい料理であることが南蛮と呼ばれた由来とする説。国学者喜多村信節の「嬉遊笑覧」は、鴨南蛮について「昔より異風なるものを南蛮と云ふによれり」と述べている。



 

地名由来説
大阪の中心部では「鴨なんば」または「かもなんば」と表記されていたことがあり、「なんば」から音変化して「南蛮」の字を当てたとする説。

この説では、ネギが中国大陸から大坂に伝えられ全国に派生していった事や、現在の南海なんば駅周辺に東京ドーム10個分のネギ畑が、少なくとも明治時代には存在していたこと、大坂の一部では葱を”なんば”と呼んでいたこと等を論拠とする。



 

歴史
醤油と削り節をベースにした熱い汁で食べる「ぶっかけそば」が江戸時代中期に広まった。そこに鴨肉とネギを乗せて鴨南蛮の形にしたのは、日本橋馬喰町にあった「笹屋」とされる。

一寸五分ほどのネギを縦に割って炒め、鴨肉を加えて煮たものを乗せたこの鴨南蛮は、当時の好みに合い繁盛したという。

幕末期の風俗に詳しい「守貞謾稿」にも、「鴨肉ト葱ヲ加フ、冬ヲ専トス」として鴨南蛮の紹介がある。



 

日本でアイガモが食べられるようになったのは明治末期であり、それまで鴨南蛮はもっぱらマガモであった。

 

材料
アイガモやマガモの肉を使う。天然のマガモは手に入りにくいため、たいていのそば屋は養殖ものを使っている。だしがよく出るもも肉、柔らかい胸肉(抱き身)が使われる。

大正時代には、鴨南蛮にウサギの肉が使われたこともあった。「吾輩は猫である」第八話には「鴨南蛮の材料が烏である如く、下宿屋の牛鍋が馬肉である如く」との表現もある。



ネギは、鴨と相性のよい長ネギを用いる。汁でさっと温めて乗せることもあるが、ごま油で炒めるか焼いて乗せるのが正式とされる。長さ5センチメートル程度の筒切りにすることが多い。


 

カップ麺
2003年、エースコックの大盛カップ麺「スーパーカップ」に、即席麺として初めて鴨南蛮が登場した。
2009年には、日清食品の「どん兵衛」に、鴨だしそばが登場した。