八丈植物公園の展示 アオウミガメ
大西洋個体群で甲長99〜111.8センチメートルとウミガメ科最大種(上陸したメスの計測値。オスは上陸しないため捕獲や計測が難しいとされる)。



 

海域別の内訳は、地中海で甲長65.4〜79.4センチメートル、北太平洋で83.2〜85.6センチメートル、インド洋で甲長87.6〜93.6センチメートル、南太平洋で88.7センチメートル、大西洋で甲長87.7〜105.3センチメートル。


 

背甲は上から見ると幅広い卵型。椎甲板は5枚。肋甲板は左右に4枚ずつ。背甲や頭部・四肢の色彩は濃緑色や黒。下縁甲板は左右に4枚ずつ。腹甲は白や黄色。

頭部は小型で、丸みを帯びる。吻端はあまり突出しない。前額板は左右に1枚ずつ。眼後板は4枚。

咬合面は鋸歯状で、植物を噛み切るのに適している。下顎を覆う鱗(下顎鱗板)は左右に1枚ずつ。前肢の爪が1本。頭部や四肢を覆う鱗は黄色く縁どられる。


 

卵は直径4.3〜5.3センチメートルの球形。孵化直後の幼体は甲長5センチメートル。孵化直後の幼体はまれに前肢の爪が2本ある個体もいる。

甲板50センチメートル以下の個体では肋甲板や椎甲板に放射状の褐色斑が入る個体が多い。

和名「アオウミガメ」や英名"Green Sea Turtle"は体脂肪が青(緑) 色であることに由来する。これは主食である海藻類の色素が脂肪に反映されることによる。

 

 

分類
太平洋の個体群(特に東太平洋)には他の個体とは異なる形態の個体が見られることがあり、これを独立種クロウミガメC. agassiziiとする説もある。


 

大型の標本が少なく輸送が難しい、標本も液浸標本ではなく剥製にされることが多く形が歪んでしまう、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)附属書Iに掲載されているため体組織も含めて加盟国間で輸送が厳しく制限されている、などの理由からウミガメ類の分類は比較検討が難しいという問題もある。


 

一方で1995年に発表された頭骨の測定値の形態比較では、クロウミガメとされるガラパゴス諸島の個体で差異があったものの、独立種として分割するほどの差異はなく、亜種とされている。


 

クロウミガメとされる、メキシコ西部の太平洋岸で採取された試料の核DNAおよびミトコンドリアDNAの分子系統解析では、種内変異にすぎないという解析結果が得られている。

国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会(SSC)のIUCN/SSC Tortoise and Freshwater Turtle Specialist Group(2017)では、クロウミガメを本種のシノニムとして扱っている。


 

↑ 八丈植物公園のキョンは8頭います ↓

 

千葉県で「キョン」が大量繁殖
農作物への被害が増え、市民からは困惑の声が上がっている。


キョンが爆発的に繁殖したきっかけは20年以上前、勝浦市のレジャー施設から脱走し、野生化したとされる。千葉県によると、2022年の推定生息数は7万1500頭で、2012年の2万7900頭の3倍となった。昨年度の農業被害は421万円にのぼる。雑食性で花や野菜を見境なく食い荒らしてしまうという。


 

1.キョンとは
キョンは小型のシカ科の仲間です。肩までの高さは40cmほどで、中型犬と同じくらいの大きさです。



 

本来は中国南部や台湾に生息し、千葉県には生息していませんでしたが、1960~80年代に、野外に定着したと考えられています。

環境省により、生態系等に被害を及ぼすおそれのある特定外来生物に指定されており、野外に定着した個体の根絶を目指した防除が必要です。



 

2.生態・生息状況
キョンが定着して以降、生息分布は拡大し、生息数は増加しており、県中南部の17市町で繁殖が確認されています。

早ければ生後半年程度で妊娠し、1頭のメスが1頭の子を産みます。

森林内や林縁部で主に木の葉やドングリ類等を採食して生活していますが、近年では住宅地付近にも出没し、花壇や家庭菜園で採食する姿が目撃されています。



 

3.被害状況
 農作物の被害金額は、イノシシ等に比べると少ないものの増加傾向にあり、野菜を中心に、水稲、豆類、イモ類、果樹、特用林産物など多岐にわたり被害が発生しています。

また、鳴き声に対する苦情や、住宅地周辺での花壇や植木等の採食被害も報告されています。

さらに、ニホンジカとキョンの分布が重なっており、餌をめぐって間接的に競争が起きている可能性があることや、ニホンジカが食べない植物も食べることが知られており、自然植生への影響が危惧されています。


 

4.対策の取組
農作物等の被害や分布拡大を防ぐため、外来生物法に基づく防除実施計画のもとに、県及び市町村で防除を実施中です。


 

 

↑ キョン見物からの帰路 ↓

 

 

↑ 説明の無い石段と椰子並木 ↓

 

 

↑ 来た道を戻る ↓

 

 

  ↓ 八丈富士

 

 

蘇鉄の花
ソテツは、恐竜時代に栄えた植物の生き残りで、イチョウやマツと同じ裸子植物
(生長して種子となる胚珠が子房に覆われず、むき出しにつく植物)に分類される、
高さは3~4m。葉は羽状複葉で、幹の最上部に輪状に伸びる。



 

雌雄異株で、雄花は幹頂につき、円柱形で鱗片がらせん状につく、雌花は多数重なってつく、
受精は精子による。精子をつくるのはコケやシダ類などの下等植物、
種子植物で精子を作るのはソテツとイチョウだけとか、「蘇鉄」という名の由来は、
枯れかかった時に鉄釘(てつくぎ)を打ち込むと蘇(よみが)えることから。



 

 

↑ 駐車場 ↓

 

 

↑ 観光バスとホテル ↓

 

 

FISHINGHOUSEI TOH(フィッシングハウス伊藤)  
快適な釣りをして頂くために大型冷蔵庫・製氷機・乾燥室・露天風呂・大浴場・サウナなど各種施設の整備を有した釣り宿です。


 

八丈オリエンタルリゾート 
1968年バブル期に建てられ、当初は「八丈ロイヤルホテル」と称していましたが、後に「プレシアリゾート八丈」、「八丈オリエンタルリゾート」と改称しました。ホテルにはディスコ・テニスコート・プールなどの超豪華な施設が備えられ、創業者朴魯貞の銅像が置いてありました。

徐々に客足が衰え2006年に閉館。