築34年の我が家の犬走りの一部タイル張り部分が、地震などの影響でひび割れしたり浮き上がったりした部分が目立って来たので補修することにした。



 

ガリガリ君
赤城乳業が製造、販売する氷菓。

1981年に販売開始。以来、赤城乳業の看板商品となり、日本の氷菓の人気商品の一つとして有名となる。


 

↑ ガリガリ君梨 ↓

 

製造方法は「薄いアイスキャンディーの膜(シェル)を作り、その中にかき氷(コア)を入れる」という手法を採用。



 

中に入れるかき氷は同社において「ガリガリ氷」と呼称され、当初大きな粒であったが、年々技術向上によって小さな粒に変更された。


 

2002年には「安心・安全」を打ち出して増粘安定剤を天然ペクチンに変更し着色料は合成品の使用を一切止めた。
 

その方針に沿った食品添加物を使用したことにより、ソフトな食感に変移している。


 

実は、タイル目地の補修に何故ガリガリ君かと言うと、ガリガリ君の中に入っている木製アイススティックが必要なのです。

 


 

↑ 玄関側の犬走り 駐車場側の犬走り ↓

 

 

犬走り
雨から家を守るためにつくられることが多かった犬走りは、雨樋のある現代の住宅の場合は必ずしも必要なものではなく、つくらないというケースも少なくありません。

限られた予算内で家づくりをする際、予算削減の対象となってしまいがちな犬走りですが、つくることによって得られるメリットもあります。

 

 

↑ タイル目地の補修に使うマスキングテープとガリガリ君のアイススティック ↓

 


 

メリット1 
外壁に泥や雨が跳ねるのを防ぐ
雨樋があっても、雨が降ったときの泥はねがゼロになる訳ではありません。現代の住宅においても、犬走りは雨や泥から家を保護する役割を担っています。

「古い日本家屋において犬走りが果たしていた役割と同様に、現代においても、犬走りをつくることで、建物が汚れたり、濡れたりということを軽減することができます。


 

↑ 傷んだ玄関前のタイル目地と補修材 ↓

 

 

木造の家は本来とても長持ちするものですが、長持ちさせるには、“床下の湿気対策がきちんとされていること、屋根や外壁の雨仕舞がしっかりしていることと十分な耐震性能があること”という3つの条件が必須です。



↑ 補修する目地に沿ってマスキングテープ貼る ↓



 

雨水対策が家を保護する上で非常に重要になるわけですが、犬走りがあると、雨水を建物本体から遠ざけることができます。

一方、犬走りがなく建物が土で囲まれている場合は、雨の後、建物の周りの土壌がしばらくの間、水を多く保有してしまうことがあります。

そのような状態は木造の家にとってはあまり良いものではありません。

つまり、犬走りによって雨水や泥を建物から遠ざけることができるということは、家を守ることにつながります。



 

↑ シーリング材とコーキングガン(シーリング材を押しだす器具) ↓

 

 

メリット2 
歩きやすくなる
日常的に勝手口からゴミ出しをしたり、敷地の奥に自転車を止めたりするような場合は特に、犬走りを設けておくことで建物周囲を歩きやすくなるというメリットもあります。

雨が降った後、家の周りが泥だらけになっていると、家に泥や土を持ち込むことになってしまいます。

犬走りが設けてあると、歩きやすいことに加え、玄関や勝手口などに泥を持ち込んで汚さずに済みます。



 

↑ マスキングテープの内側にシーリング材を注入 ↓

 

 

メリット3 
雑草が生えにくくなる
犬走りはコンクリートや砂利などで地面を覆うため、雑草が生えにくくなります。

家の周りに雑草が生えにくくなることで、お手入れがラクになるのはもちろん、家の床下などに害虫などが入ってくることを防ぐ効果もあるようです。

虫が好む湿気を含んだ土や、住処となる雑草を家から遠ざけることで、建物の中に虫が入りにくくなるというのは嬉しいポイントです。

一方で犬走りをコンクリートで施工した場合は、ひび割れなどが生じると、そこからシロアリが建物内に侵入するケースもあるため、メンテナンスや予防は必要です。

タイルは、一般には石や粘土からなる生地を高温で焼成し、釉薬によってデザイン性や機能性を付加した外装材、舗装材、化粧材。

英語のtileには、瓦や牌の意味もある。また、比喩的に、規則的に分けられた平面状の区画や、繰り返しによって構成される図画の各要素のことなどのこともタイルと呼ぶ。


 

注入したシーリング材をアイススティックで平に均し、余分なものは取り除き足りない所へ補充する。

 

 

目地(めじ)
建築物や土木構造物において、少し間隔を空けた部材間の隙間・継ぎ目の部分。

とくに、組積みする石・煉瓦・コンクリートブロックの継ぎ目、あるいは仕上に貼るタイルの継ぎ目を指す。

目地に充填される建築材料のことを目地材・目地剤または単に目地ともいう。

 

↑ シーリング材を均し終わったら暫く時間を置きマスキングテープ剥がす ↓

 


 

本来は、組積造における石積みや煉瓦積みの部材の接合部を意味する。同様に部材を組み合わせる場合でも木や瓦等の場合は用いない。

木同士の場合基本的に隙間は無く、瓦の場合隙間が大きすぎるからだと考えられる。このように、ある範囲の寸法の隙間が生じる場合「目地」と呼ばれている。目地には何かが充填される場合と空隙のままの場合がある。

目地は凹形(逆覆輪目地)か平が多いが、「出目地(でめじ)」と呼ばれる凸形の目地(覆輪目地や山型目地)もある。目地は機能的意味合いのみでなく、意匠的にも意味を持つ。

どの位置に目地を設けるかという「目地割り(めじわり)」は重要な設計行為である。



 

↑ マスキングテープ剥がし作業は終了 ↓

 

 

外装の場合
風雨の浸入を防ぐためにも隙間があってはならない。石・煉瓦・タイルの場合はモルタルを目地とするのが普通だが、経年変形を吸収するために「シーリング」と呼ばれる弾力性のある合成樹脂を充填することが多い。

近年、外壁などを2重壁にして外側の目地を充填しないやり方もある。


3日、4日は旅行日のため掲載をお休みいたします。
旅行中コメント欄は閉じておきます。