小岩菖蒲園
見頃には5万本の花が一面を彩る



 

昭和57年(1982年)に開園。約4900平方メートルの菖蒲田を整備し、100種5万本のハナショウブを植栽しています。

江戸川河川敷に広がる小岩菖蒲園は、地元の方から寄贈された花菖蒲をもとに、区が回遊式の庭園にしたものです。


 

園内は回遊式となっており、美しく咲き誇るハナショウブを様々な角度から鑑賞することができます。

都会のオアシスとして都内名所の一つになっています。菖蒲田周辺にはさまざまな野草がみられます。


 

ハナショウブは、アヤメ科アヤメ属の多年草で、大別すると江戸系、伊勢系、肥後系の3系統に分類される古典園芸植物。


 

花の色や絞り、覆輪などの違いからその品種は約5千種類にものぼり、葉がショウブに似ていることから「ハナショウブ」の名がついたと言われています。


 

今年、同園に咲く5万本の先陣を切って開花した花は、伊勢系で早咲きの「棚田の藤桜」。

 

菖蒲色(あやめいろ)をした外花被が三栄花のハナショウブで、背丈が約50センチ、花径が10センチほどです。


 

また、同園を管理する区環境部水とみどりの課の担当者は「順調にいけば、6月はじめ頃には見ごろを迎えそうですとの由。



 

天候にもよりますが、6月中旬頃まで楽しめると思います」と話しています。なお、同園では感染症対策として、他の来園者との間隔を2メートル以上あけるように呼び掛けています。



 

利用時間
河川敷のため特に利用時間の制限はありません。
ただし、車でお越しの場合は河川敷への入り口ゲートが閉まりますのでご注意ください。

 


 

令和4年度の小岩菖蒲園まつりは中止となります。


ゲート開放時間
4月から9月:午前8時30分から午後6時30分

10月から3月:午前8時30分から午後4時30分

年末年始の12月31日から1月3日台風・積雪など河川敷利用に問題が発生した場合は、事故防止のためゲートを閉鎖することがございます。


 

休園日
無休

利用料金
無料


 

菖蒲(読み:あやめ)
①アヤメ科の多年草。
山野に自生するほか、観賞用として、庭、池辺などに栽培される。


 

高さ30~60センチメートル。葉は剣の形で、基部は淡紅色をおび、さや状。初夏、紫や白などの花が咲く。外花被は花弁状で垂れ下がり、基部に黄と紫の虎斑(とらふ)模様がある。

内花被は細く直立する。漢名、菖蒲、渓?は誤用。古名(白菖と区別する必要があったため)はなあやめ。


 

菖蒲 (読み:しょうぶ)
② サトイモ科のショウブの古名。
初夏に、黄色の細花が密集した太い穂を出す。葉は剣の形で、香気が強いので邪気を払うとされ、5月5日の節句には、魔除けとして軒や車にさし、後世は、酒にひたしたり、湯に入れたり、種々の儀に用いられる。


 

菖蒲の枕、菖蒲の湯、菖蒲刀の類。一方、根は白く、長いものは4、5尺に及ぶので、長命を願うしるしとする。また、根合わせといって、その長さを競う遊びもある。

歌では「根」を「音」にかけ、「鳴く」「泣く」などの語を導いたり、物の文目(あやめ)に言いかけたりして詠まれることが多い。あやめぐさ。



 

2022年の梅雨入り・梅雨明けはいつ?
気象庁が発表する週間天気を見ると、梅雨入り迎えていないところでは、23日以降晴れ間がのぞくところもありところもあり、梅雨入りする可能性は低いと予想され、その次の週で30日以降で、 梅雨入りする可能性が高いと予想されています。


 

2022年は、梅雨入りを迎えたかのような天気のところも多く、現在梅雨入りを迎えたのは、沖縄地方・奄美地方で平年より早い梅雨入りを迎えました。

平年の梅雨入りは、6月上旬までに九州から関東甲信にかけて梅雨入りを迎えます。


 

気になる九州から関東甲信にかけての梅雨入りは、平年と比べて少し早いか同じくらいになるところが多くなるのかもしれません。

気象庁から発表された5月~7月の3ヶ月予報によると、偏西風が平年より北を流れる予想で、そのため日本付近には暖かい空気が流れ込み易くなり、沖縄奄美を除き気温は平年より高い予想です。


 

今年の2022年は梅雨前線が早めに日本列島に北上すると予想されされており、梅雨入りと梅雨明けが早い可能性がありそうです。

6月の西日本を中心に、降水量が多くなるおそれがあり、気象庁から早めに大雨への備えを進めるよう呼びかけています。

この時期の予想は信頼性も低く、予想しているところによってバラつきでるがでるシーズン。最新の情報を確認するのことが必要になります。


 

関東甲信    平年/6月7日ごろ    昨年/6月14日ごろ

そもそも梅雨とはどんなものなのか、少しおさらいしてみましょう。
梅雨というのは全世界で見られるものではなく、東アジア(中国の南部〜長江流域の沿海部、台湾、北海道と小笠原諸島以外の日本など)でみられる、曇りや雨が多発する特有の気象現象です。期間としては主に5月〜7月に発生します。


 

ちなみに、どうして「梅雨」と呼ばれるようになったのか。その語源に関する説は、梅の実が熟す時期だからという説や湿度が高い為カビが生えやすい時期である事から黴雨、そして梅雨と呼ばれるようになったなどと多岐にわたります。

2020年は、一部の地域で観測史上初の記録的豪雨が記録されたところもあり、天気は多くの人の生活に大きく関わってきますが、完璧に把握することは困難を極めます。


 

そもそもですが「この日から梅雨になります」とはっきり宣言するものではなくとても曖昧なものと言え、梅雨時期には予想できない大雨による災害が多く出る時期でもあり、こまめな情報収集が必要と言えるでしょう。

なんとなく「この時期だろう」というものは頭に入れておき、鞄に折り畳み傘を忍ばせておきましょう。備あれば憂いなしです。