桟橋
ナルスアン島の代名詞とも言える桟橋と青く広がる海と空が織りなす絶景に、誰もが感嘆の声が出てしまうでしょう。
この全長240メートルにもなる桟橋は、素晴らしいセブの海をより世界中の人たちに広めたいというフィリピン人の熱い思いによってできたのだとか。
この桟橋の美しさが故に、セブ島への観光客の多くがアイランドホッピングの行き先の第一候補として、ナルスアン島を選んでいます。
係留施設の一つ。船舶が着岸するために陸域部から水上へ向けて作った橋状の係留施設である。
広義には浮桟橋やポンツーンも桟橋に含むことがある。「桟」がかつての当用漢字に入っていなかったことから、さん橋と表記される場合もある。港湾法における港湾施設の一つ。
桟橋と岸壁・物揚場との違いは構造と形状にある。構造面を見ると、岸壁・物揚場が埋め立てやコンクリートにより海底まで埋められている物を指すのに対して、桟橋は支柱の上に橋上部を設置したものをいう。
形状面を見ると、岸壁・物揚場は陸域に沿った形状をしているのに対し、桟橋は陸域から水域へ突き出るような形状をしている。
桟橋の支柱には、木製杭・鋼管杭・鉄筋コンクリート杭・筒柱・ケーソン橋脚・矢板セル橋脚などが使用される。
支柱の上には桁(トラス)が渡され、さらに桁の上には床板やコンクリート地盤などが設置される。
桟橋は軽量なため、地盤が軟弱な場合でも建設可能である。また、船舶が発着しやすいという利点も持つ。
欠点には、船舶の発着岸時の衝撃に弱いことなどが挙げられる。
アイランドホッピング
この島の定番で海の上をボートを走らせ高い空の下を駆け抜けて無人島に到着します。
ツアー会社によって、訪れる島が異なったり、スケジュールや食事の内容、値段も異なったりします。好みのツアー会社を選ぶといいでしょう。
周辺の海は透明度も高く、珊瑚の群集が鮮やかな彩りを見せ、その中でも『テーブル珊瑚』は見ものです。
海域が厳格に保護されているので海の環境が大切に守られているのも特徴とされています。
フィリピンの美しい海を堪能するなら、アイランドホッピングがおすすめです。
アイランドホッピングとは、ボートでいくつかの島々を巡るフィリピン特有のリゾートアクティビティ。
フィリピンには7,641もの島々があるのでとっても人気なアクティビティの1つです。
セブ島をはじめ、パラワン島やボラカイ島にはたくさんの小島が点在しているので、アイランドホッピングツアーが盛んに行われています。
ダイビングやサーフィン、シュノーケリングなどマリンスポーツ好きには楽しい観光となるでしょう。
ナルスアン島は右がフィリピン海、左がスールー海になっている。
海
地球上[注 3]の陸地以外の部分で、海水に満たされたところ。海洋とも言う。
主な海洋として、太平洋、大西洋、インド洋などがある。
海は地表の70.8%を占め、面積は約3億6106万km2で、陸地(約1億4889万km2)の2.42倍である。
平均的な深さは3729m。海水の総量は約13億4993万立方キロメートルにのぼる。ほとんどの海面は大気に露出しているが、極地の一部では海水は氷(海氷や棚氷)の下にある。
海は微生物から大型の魚類やクジラ、海獣まで膨大な種類・数の生物が棲息する。水循環や漁業により、人類を含めた陸上の生き物を支える役割も果たしている。
天体の表面を覆う液体の層のことを「海」と呼ぶこともある。
呼び方・分類
日本語での うみ / みずうみ という分類法
海水は、塩(ナトリウムイオンと塩化物イオン)を主成分とするミネラルなどが、おおむね濃度3%台で水に溶け込んでいる。ヒトの味覚では海水は「塩辛い」「しょっぱい」と感じられ、古来、海水を塩田などで濃縮して塩を得てきた。
このような塩の味がする水で満たされた区域を、日本では「“うみ”(海)」(英: sea)と呼び、塩味のしない真水(淡水)で満たされた区域は、面積が広くとも海と区別して“みずうみ”(<「みず・うみ」、湖)と呼ぶことは古くから行われてきた。
よって、日本海 (Japan Sea)、地中海 (Mediterranean Sea)、瀬戸内海 (Seto Inland Sea)といった各海域は、海と呼ばれている。
大きな塩湖も、古くから「海」と命名されている場合がある(例:カスピ海、死海)。探検・測量による世界地理の把握や地理学が進んだ近代以降、外海とつながっていない場合は“海”には含めず、広大な塩湖であっても“湖”に分類するようになった、ということである。
広さでの分類
英語での sea / oceanという分類法や、日本語での 海 / 洋 という分類法がある。特定のocean(洋)を指す名称としては太平洋(Pacific Ocean)、インド洋(Indian Ocean)などがある。特に広大な洋(海)は「大洋」(英: ocean)と呼んでいる。
陸地との関係での分類法
「外海」/「内海」という分類法がある。外海とは周囲を陸地などに囲まれていない海(あるいは陸地から遠く離れた海)のことである。
陸地に囲まれた海域のほうを内海と呼ぶ。外洋 / 近海という分類法もあり、海のなかでも陸地に近いあたり(領域)をおおまかに近海と分類する。
陸地に大きく入り込んだ海を湾、陸と陸に挟まれ海が狭くなった部分を海峡と呼ぶ。
水深による分類
水深による分類法として 浅海 / 深海 がある。一般に太陽光がほとんど届かない深度200m以上を深海と呼ぶ。
海の色
海の色は一般に青色と見られる。太陽からの可視光線のうち長波長(赤に近いもの)は表層2-3cmで海水によって吸収されるが、短波長(青に近いもの)は深くまで進み、水深50mでも1/5程度が届く。この青色光が水中で散乱され、水上に届いて青く見える。
これに不純物が混ざると色調に変化が起こる。植物プランクトンが豊富な高緯度から極海にかけて海はやや緑色を帯びる。
沿岸では砂泥の微粒子が河川水などから供給されたり、波や暴風雨で海底から巻き上げられたりするため、プランクトンと相まって黄緑から黄色・褐色・赤などに見える事もある。
氷河に侵食された岩の粉末が流れ込むフィヨルドなどでは、乳白色になる場合もある。
日本近海では植物プランクトンの増殖が主に春に盛んになる。これは「水の華」と呼ばれ、地域によっては「春とわり」「潮ぐされ」「草水」「厄水」「貝寄せ水」「三月にごり」などとも言い、沿岸漁業に影響を与える。