此処では「手作り○○」の表示が幾つか見受けられた。
その一つに「手作りコンニャク」が有った。
 
コンニャク(蒟蒻、菎蒻)
サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品である。
 
 
古くからコンニャクを食用としてきた主な地域は、日本、中国、ミャンマー、韓国などのアジア各国であるが、和食ブームとともに低カロリーの健康食品として欧米にも広がりつつある。
特に、「しらたき」が健康的なパスタとして欧米で流行した。
 
 

コンニャクの原料となるコンニャクイモの2007年度(平成19年度)の日本での収穫量は66,900t。主産地は群馬県 (89.5%) で、第2位栃木県 (4.1%) 、第3位茨城県 (1.7%) と続いており、日本では約95%は北関東で生産されている。
 
未加工のコンニャクイモでは、劇物であるシュウ酸カルシウムの含有量が、パイナップルや山芋などとは比べ物にならないほど多い。
 
従って、下茹でしてシュウ酸カルシウムを流失させる必要がある。未加工のコンニャクイモの断面に直接触れると激しい痒みや痛みを生じる危険があり、生食は一切不可である。]
 
 
 
食品としてのコンニャク
通常、コンニャクと呼ばれる食品はコンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンという多糖を糊化し、アルカリ液(通常は水酸化カルシウム水溶液が用いられる。
 
かつては灰を水で溶いた汁を使った)を用いて凝固させたもので、ぷにぷにとした独特の食感を持つ。
 
一旦凝固させたコンニャクは水溶性を持たず、強い弾力を示す。通常、ビニール袋やプラスチック製のパック詰めで販売されているが、缶詰などで販売されているものもある。
 
独特の臭みがあり、調理に際しては一旦煮込んで灰汁抜きをするが、今日では灰汁抜きが不要な製品も多く見られる。
 
 
 
 
 
 
 
 
コンニャクのカロリーは300g(1枚)で21 キロカロリーと、非常に低い。四つ切りのコンニャクおでんに2gの練り辛子をつけて食す場合、つけた練り辛子のほうがカロリーが高い(辛子6キロカロリー、コンニャク5キロカロリー)ほどである。
 
食物繊維が豊富なこともあり、ダイエット食品(健康食品)としても人気がある。しかし、メッケル憩室保有者や胃切除を行った人は腸閉塞を起こしやすいとする報告がある。
 
日本への伝来時期には諸説あり、飛鳥時代に医薬として仏教と共に伝来した、あるいは縄文時代にサトイモと共に伝来したとも言われ、その後、推古天皇の時代に本格的に中国から輸入されたと言われる。
 
その目的は「砂払い(整腸)」の薬効であったが、鎌倉時代までに食品として確立し、精進料理に用いられるようになった。しかし庶民に広まったのは、江戸時代の元禄年間の頃である。
 
中国では、貴州省や雲南省、四川省など少数民族が多い地域でよく食され、それらの地では「魔芋」という名称のほうが一般的である。
 
日本と似たような煮物や惣菜のような調理が多いが、これらの地方の小吃では、コンニャクをステーキのように焼いた料理に、唐辛子や、薬味がたっぷり効かされている。
 
 
↑  吾妻地方では白米ご飯の他に「御粥」や「栗お強」を供する宿が多い ↓
 
 
 
 
 
↑ 親会社の浅間酒造製品を中心に種類を展示 ↓
 
 
 
↑ 部屋に戻る途中キッズコーナーも ↓
 
 
 
 
 
↑ 雨が止まぬのでチャツボミゴケ見物を諦め帰路へ ↓
 
 
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