ベトナムの国花
ハスに込められた仏教の教えとは?
ベトナムの国花がハスになったのは、国の7割近くを占める仏教徒たちに愛される花だったからだと言われています。
 
↑ 写真はホーチミンのSEN SPAで ↓
 
ピンク色の大きな花びらが特徴的なハスですが、実は仏教ではとても重要な意味を持つ植物。お釈迦様の座っている台座もハスの花ですし、仏教の説話の中にもストーリーの鍵を握る存在として、多く出てきます。
 
ハスは泥水の中で育ち、泥が濃ければ濃いほど大きな花を咲かせることで知られています。また、美しい花びらはまわりの泥水に汚されることなく咲き続けます。
 
お釈迦様はそんなハスの花の姿に、泥水のようにつらく悲しいことがあるからこそ迷いや悩みが消えてしあわせを感じられるし、強く生きられるようになるのだという、人生の真理を伝えたかったのかもしれませんね。
 
 
 
 
 
 
ベトナムには美しい仏教寺院がいっぱい
このようにベトナムは古くから仏教とのかかわりが深い土地。国内には数多くの仏教寺院が建てられ、国内外からたくさんの人が訪れているそうです。
 
なかでもホーチミン市内にある永厳寺(ヴィンギエム寺)は、日本とベトナムの友好関係の象徴でもある大きな鐘楼があることでも有名。
 
この鐘楼にはベトナム語で「平和の鐘」を意味する名前がつけられているほか、本堂には黄金の仏像が安置されており、国籍や信仰にかかわらず誰でも参拝することができるのだとか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

仏教の根付く国ということもあり、ベトナム人にはおだやかで真面目な人が多いと言われ、近年では多くのベトナム人をビジネスパートナーとして採用する日本企業も増えているそうです。
 
ベトナム・ハノイの秋は、赤や黄色の草花に彩られた美しい季節です。天候も過ごしやすく、「結婚シーズン」とも言われています。ヒマワリ、百日草の花が満開になった景色はとても素敵です。
 
 
 
 
 
 
ハノイにある「クァンバーガーデン」は若者たちに人気の場所です。かつてはこの場所で、花を栽培し、市内まで運んで販売していました。

社会の発展とともに、人々のリクエストは多様化し、今は花の栽培だけでなく、花々が咲いた景色の中で、撮影サービスも盛んです。
 
「美しい花々に囲まれて、記念写真を撮りたい」。ここを訪れた多くの人々がそう思うのも理解できます。
 
お花を栽培する人は、花を販売するだけでなく、この「花のガーデン(庭園)」を綺麗に手入れしています。出典・翻訳会社アークコミュニケーションズ
 
 
 
 
 
「画像認証」を設定されている場合、コメントをスルーいたしますが悪しからずご了承ください。(画像認証は間違い易く面倒ですので)