受託手荷物タグ

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ANAの場合
ANA(全日空)のプライオリティタグとは

その優先度について
手荷物タグについて紹介します。特別なタグがつけられる人を基準に順に見ていきましょう。

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ファーストクラス、ダイヤモンド会員
ANAの旅客の中で一番優先順位が高いのがこの2者です。

そして、これらの旅客の受託手荷物には、ファーストプライオリティタグと呼ばれるオレンジと赤のタグがつけられるのです。

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このタグがつけられた手荷物はまとめて同じコンテナに詰めて飛行機に搭載され、着陸後は一番最初にとり下ろされます。

そして、このファーストプライオリティタグが付いた荷物からどんどんターンテーブルに流れてくるのです。

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しかし、こんなタグがついた荷物なんて見たことない、という人もいるでしょう。

ファーストクラスは多くても1つの機材に5席程度、ダイヤモンド会員はばらつきはあるものの欧米線であっても多くても一便に10人程度しか搭乗していません。

また、これらの旅客はほとんどがビジネスクラス以上に搭乗しているため、降機も1番最初にします。

そのため、エコノミークラス利用者がターンテーブルに着く頃には、彼らはすでに通関を終えているでしょう。

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ですので、なかなかこのファーストプライオリティタグを見ることは少ないのです。

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↑ プライオリティタグタグ(羽田からKULに来た時の物) ↓

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ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス
上記のメンバーには、プライオリティタグというオレンジ色のタグがつけられます。

このタグがあると、ファーストプライオリティタグが付いた荷物の次に、ターンテーブルに荷物が流れてきます。

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↑ ビジネスクラス用 ↓

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これはよく勘違いをしている人が多いのですが、ANAのブロンズ会員にはプライオリティタグは添付されません。

このタグは、ANAのステータスではスーパーフライヤーズ会員以上になるので注意をしましょう。

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VIP
上記で、ANAの旅客の中で一番優先順位が高いのだダイヤモンド会員と、ファーストクラス利用者だと言いましたが、実はその上がいるのです。

それが、VIPなのです。日本の政府機関関連の人や大手企業の役員はこれに含まれ、ANAの顧客リストのVIPとして登録をされています。
VIPの手荷物には、VIPタグというものとファーストプライオリティタグの両方がつけられます。

そのため、どの荷物よりも早く一番最初にターンテーブルに流れてくるのです。VIPは基本的には、エスコート係員が常に同行します。
そのため、荷物も丁重に扱われ、ターンテーブルで荷物が流れてくるのを待つということもないのです。

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↑ 迎えの来るロビーへ下りる ↓

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